凶暴化した猫、豹変した娘…S・キング原作の“禁忌”ホラー「ペット・セメタリー」予告公開

2019年11月29日 17:00


スティーブン・キング“最大の問題作”
スティーブン・キング“最大の問題作”

[映画.com ニュース] スティーブン・キングの小説を新たな設定で再映画化した「ペット・セメタリー」の本予告が公開された。

原作小説は、キング自身の原体験からインスパイアされ、1989年に執筆されたが、内容の恐ろしさに出版をしばらく見送ったという“最大の問題作”として知られている。89年には、メアリー・ランバート監督によって「ペット・セメタリー(1989)」として映画化され、92年に続編「ペット・セメタリー2」が製作された。

本予告は、家族たちと田舎に引っ越してきた少女エリーが、謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”に踏み入る不穏な場面から始まる。父のルイスは「死は自然なことだ」とエリーに語りかけるが、その後エリーは交通事故で亡くなってしまう。

ペット・セメタリーのはるか奥の森に“死者が蘇る土地”があることを知ったルイスは、隣人ジャドの忠告をよそに、エリーを蘇らせるため禁断の行動に打って出る。蘇った娘を受け入れられない母レイチェルの恐怖の表情、凶暴化した飼い猫、豹変して襲いかかるエリーなど、恐怖シーンの数々が収められている。

主人公ルイスを演じるのは、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラーク。「エイリアン コヴェナント」のエイミー・サイメッツがレイチェル役、「インターステラー」のジョン・リスゴーがジャド役として共演し、エリー役を務める子役のジェテ・ローレンスが怪演を見せる。「セーラ 少女のめざめ」を手掛けたケビン・コルシュデニス・ウィドマイヤーがメガホンをとった。

娘を亡くした父親の悲しみを体現したクラークは、今まで関わってきた映画の中で本作が最も心をかき乱された1本であると明かし、「真の恐怖は何かということを教えてくれる」と話している。

ペット・セメタリー」は、2020年1月17日から全国公開。

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