アジア太平洋映画賞発表 作品賞に「万引き家族」
2018年11月30日 13:32
[映画.com ニュース] 第12回アジア・パシフィック・スクリーン・アワードの授賞式が11月29日(現地時間)、豪ブリスベンで開催され、是枝裕和監督の「万引き家族」が作品賞に輝いた。
「万引き家族」は監督賞、脚本賞含む3部門にノミネートされていたが、作品賞の栄冠を勝ち取った。カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞した同作は、アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品に選ばれており、ノミネートが期待されている。
2007年に設立されたアジア・パシフィック・スクリーン・アワードは、ロシアや中東を含むアジア全域やオセアニアなど70の国と地域を対象とし、広範囲にわたるアジア太平洋地域の優れた作品を表彰する映画賞。
主な受賞結果は以下の通り。
▽作品賞
「万引き家族」(日本)
▽審査員賞
「バーニング 劇場版」(韓国)
▽監督賞
ナディーン・ラバキー「Capernaum」(レバノン)
▽男優賞
ナワーズッディーン・シッディーキー「Manto」(インド)
▽女優賞
チャオ・タオ「アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト」(中国・フランス)
▽アニメーション賞
「Rezo」(ロシア)
▽ドキュメンタリー賞
「Gurrumul」(オーストラリア)
▽脚本賞
ダン・クレインマン、サメフ・ゾアビ「テルアビブ・オン・ファイア」(イスラエル、ベルギー、フランス、ルクセンブルク)