広瀬アリスが東京タワーファッション!?　山寺宏一のツッコミに笑顔

［映画.com ニュース］　人気ゲーム「モンスターストライク」を原作としたCGアニメーション映画「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」の公開直前イベントが10月3日、東京・港区の東京タワーで行われ、声優を務めた窪田正孝、広瀬アリス、山寺宏一が登壇した。

世界累計利用者数が4500万人を突破している人気ゲームを、完全オリジナルストーリーで映画化。物語の舞台は、謎の力によって東京の中心部が浮き上がり、空中都市「旧東京」と地上に残った「新東京」に分断された世界。高校生のカナタと謎の少女ソラが、人類への復讐を誓い空中都市を地に落とそうと目論むセンジュと戦う姿を描いた。窪田が主人公カナタ、広瀬がヒロインのソラ、山寺が2人の敵となるセンジュの声を務めている。

この日は、劇中で最終決戦の地となる東京タワーに結集した3人。窪田は「昼間の東京タワーを下から見るのは興奮します！　建物大好きなんで。橋とかタワーとかでっかいものが好きですね。よく鉄骨やったなあとか」と大興奮の様子。また白いブラウスに赤いワンピース姿の広瀬に、山寺が「今日は東京タワーファッションですか？」とツッコミを入れると、広瀬は「白と赤でイメージを合わせてみました」とほほ笑んだ。

東京タワーの思い出を聞かれた窪田は、「まだ東京に出てきていない頃に、夜中に男友だち3、4人で赤くそびえ立つ東京タワーにたどり着きました。その時は見るだけで、記念撮影して帰りました」と懐かしそうにポツリ。山寺は「前は東京タワーの見えるマンションに住んでいました。1回目の離婚の後だったんで……、東京タワーが俺を慰めてくれました。そこで最終決戦ができて嬉しく思います！」となぜか力強く語り、2人を笑わせていた。

お気に入りのシーンについては、「渋谷とか恵比寿ガーデンプレイスとか、本当の街並みが描かれていて、リアルに感じました。もしかして（キャラクターたちが）いるんじゃないかって。後は地下鉄のシーンが好きですね」と振り返った窪田。広瀬も「アニメーションで見ると、また違った景色に見えますね。工事している場所とかもリアルで」と賛同した。

声優に挑戦した窪田と広瀬に対し、山寺は「芝居に真摯に向き合っていて、勉強になる表現が多かったです。アニメが初めてとは思えない」と絶賛。平凡な少年・カナタが徐々に覚醒する成長物語でもある本作では、絶叫シーンが多かったそうで、窪田は「アリスさんから運動しているみたいって言われた。体使わないと（演技が）できないくせがあるので……、マイクひとつにぶつけるのは難しかったですけど、やりがいがありました」と熱く語った。また、窪田は「山寺さんと声という武器でまじり合えました。詳しく言えないんですけど、山寺さんとの2人のシーンが最高でした」と明かし、広瀬も「山寺さんの声は小さい頃から聞いていたので、同じ作品に出られたことが素直に嬉しかったです」と感動した様子。山寺は「今日は僕を励ます会なの（笑）？」と、終始照れ笑いを浮かべていた。

「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」は、10月5日から全国で公開。