スポーツ専門局ESPN誕生秘話を映画化 ジェームズ・フランコが監督か
2018年7月27日 11:00
[映画.com ニュース] 監督・主演作「The Disaster Artist」が昨年の賞レースで高く評価されたジェームズ・フランコが、米スポーツ専門局ESPNの誕生秘話を描く新作「Those Guys Have All the Fun: Inside the World of ESPN(原題)」のメガホンを検討していることがわかった。
本作は、2011年に出版されたジェームズ・アンドリュー・ミラー&トム・シェールズ共著の同名書籍を、米フォーカス・フィーチャーズが映画化する企画。原作は、1979年の創設から巨大ネットワークとなったESPNの成長の軌跡を、過去・現在のスタッフなど500人以上におよぶインタビューを交えて描いている。
米ハリウッド・レポーターによれば、フランコは監督として交渉中で、出演は考えていないようだ。フランコは、「The Disaster Artist」でゴールデングローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル)を受賞し、オスカーノミネートも確実と見られていたが、かつての共演者や演技学校の教え子からセクハラ行為を告発されて、結局ノミネートは叶わなかった。ここ数カ月、活動を自粛気味だったフランコだが、本作のメガホンをとることが決まれば、キャリア復調のチャンスとなるかもしれない。