ディザスター・アーティスト

解説

“史上最大の駄作”としてカルト的人気を集めた2003年製作の映画「ザ・ルーム」の製作過程を、「127時間」などの俳優ジェームズ・フランコの監督・主演で映画化。1998年、サンフランシスコ。俳優を目指す19歳のグレッグ・セステロは、演劇クラスでトミー・ウィソーという風変わりな男と出会い、その型破りな言動に興味を抱く。同じ夢を目指す仲間として意気投合した2人は、俳優としての道を切り開くべく一緒にロサンゼルスへ引っ越すことに。しかし現実は厳しく、2人とも成功とは程遠いまま月日だけが過ぎていく。しびれを切らした2人は、自分たちで映画を制作することを思いつき、実行に移すが……。トミーとグレッグをジェームズ・フランコと実弟デイブ・フランコが演じるほか、セス・ローゲン、ザック・エフロン、シャロン・ストーンらが共演。

2017年製作/104分/アメリカ
原題:The Disaster Artist

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第75回 ゴールデングローブ賞(2018年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジェームズ・フランコ

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
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映画レビュー

3.5こういう勝ち方もある

2022年5月21日
スマートフォンから投稿

クライマックスの映画上映シーンがオチで、それまでの過程は長いフリだったのか!しっかり笑わせてもらいました。

元ネタの作品は、はっきり言って笑わせてるというより笑われているのだが、考えてみたら評判(悪評?)が評判を呼び海まで超えてその存在を知らしめたんだからすごい。

期待感を散々煽られたあげく思ったほど面白くない大作映画もある一方で、駄作とわかっていてもつい観たくなる駄作って、それこそ狙って作れるものではないからやっぱりすごい。

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雪

4.5「史上最低の駄作」を題材とした、抱腹絶倒のコメディ映画

2020年6月23日
iPhoneアプリから投稿

2003年に公開され、「史上最低の駄作」と酷評された『ザ・ルーム』を題材とした、切れ味バツグンのコメディ映画!
いやー、最高に楽しかった!

同作にて製作・監督・主演を務めたトミー・ウィゾーと、
準主役を務めた彼の友人、グレッグ・セステロの姿を描きます。

名作『ホーム・アローン』の存在すら知らないなど、
知識は素人以下であるものの、
映画製作への情熱だけは人一倍持っているトミーを演じるのは、
サム・ライミ版『スパイダーマン』などのジェームズ・フランコ。

型破りな人物像と、何故か応援したくなってしまう愛らしさを兼ね備えた彼の演技は、
まさにキャリアベストでした。

また、俳優としての自分に自信を持てなかったグレッグが、
トミーとの友情を糧に成功を追い求める姿にはストレートに感動させられる、
ブロマンスとしても秀逸な作品だと感じました。

そんな青春映画の一面も持った本作は、
トミーが繰り広げるドタバタに大いに笑ったのち、
次第に帯び始める不和の予感に悲哀を感じ、
彼らが迎える「青春の終わり」には両者ともに同情してしまうという、
非常に多面的な魅力にあふれていました。

グレッグ以外にまともな友人もおらず、人にバカにされる生き方しかできなかったトミーが、
笑うしかないほど酷い現実を受け入れ、それでも前を向いて歩いていくラストは必見。

どれだけ文句を言われようと、映画に情熱を傾け続けたからこそ、
彼の作品はカルト的人気を博したのだと納得させられるばかりでした。

ジェームズ・フランコは批評家に絶賛され、ゴールデングローブ賞まで獲得しましたが、
その翌日に5人の女性から過去のセクハラを告発された影響で、
日本では劇場未公開となってしまった今作。

ジェームズの行いは決して許されるものではないですが、
映画愛を高らかに謳ったこの作品、彼の背景を十分に理解した上で楽しんでいただくのがオススメです!

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せき

4.5なぜか泣ける

2020年4月29日
iPhoneアプリから投稿

未公開映画にたまにこういった傑作がある。

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90's

0.5まさにディザスターだ。しかし金持ちは羨ましい。

2020年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

まさにディザスターだ。しかし金持ちは羨ましい。

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Mr. Planty

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