エル・ファニングほか演技派3女優が勢ぞろい 「アバウト・レイ」予告編&ポスター公開!
2017年11月16日 09:00
[映画.com ニュース] 「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)の製作陣が再結集し、ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドンが顔をそろえた「アバウト・レイ 16歳の決断」の予告編とポスターが、公開された。
トランスジェンダーの主人公レイ(ファニング)と母マギー(ワッツ)、祖母ドリー(サランドン)の人間模様を描く本作。心も体も男性として生きることを望むレイだったが、ホルモン治療を行うためには両親から同意書にサインをもらう必要があると知る。レイの説得を受け、マギーは別れた夫に会いに行くことを決意。レズビアンのドリーも巻き込み、3者が傷つけあいながらも互いと向き合い、やがて家族として再生していくさまが描かれる。
予告編では、「ネオン・デーモン」「夜に生きる」「20センチュリー・ウーマン」と出演作が立て続けに公開される若手実力派ファニングが、毎日トレーニングに励み、「普通の学校生活にチャレンジしたい」「自分に正直に生きたいんだ」と訴えるレイを熱演している。さらに、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」での好演が記憶に新しいワッツ、オスカー女優サランドンが戸惑いながらもレイを見守る家族をユーモアを交えて演じている。美しいセリフの数々もちりばめられ、マギーの「レイの出産は唯一の正しい決断だった」「自慢の息子よ」、ドリーの「人生を楽しめば?」といったものが並ぶ。さらに、「タイム」誌の「最も影響力のあるティーンエイジャー」に3年連続で選出された19歳のシンガー、ショーン・メンデスが手がけた主題歌「Life of the Party」が温かく物語を包み込んでいる。
ポスターでは、黄色をバックにスケボーやヘッドホン、ニット帽などレイのアイテムがイラストで描かれ、主要キャラクター3人が打ち合わせを行っている姿が切り取られている。
「アバウト・レイ 16歳の決断」は、18年2月3日から全国公開。