日系人監督カリン・クサマの新作クライムスリラーにニコール・キッドマン
2017年8月28日 17:00
[映画.com ニュース] 「ガールファイト」「イーオン・フラックス」「ジェニファーズ・ボディ」などで知られる日系人監督カリン・クサマの新作「Destroyer(原題)」に、ニコール・キッドマンが主演交渉中であることがわかった。
本作は、2015年のクサマ監督作「インビテーション」の脚本家コンビ、フィル・ヘイ&マット・マンフレディが執筆したようだ。プロットは不明だが、英エンパイアによれば、ロサンゼルスを舞台にした女性を主人公に描く異色クライムスリラーで、クサマ監督はキッドマンにラブコールを送っているという。
キッドマンは、米HBOのドラマ「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」で、共演するリース・ウィザースプーンとともにエミー賞主演女優賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)にノミネートされている。また、先ごろ開催されたカンヌ国際映画祭では、「ロブスター」の新鋭ヨルゴス・ランティモス監督と組んだ「The Killing of A Sacred Deer(原題)」、ソフィア・コッポラ監督「The Beguiled(原題)」、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督「How to Talk to Girls at Parties(原題)」の出演作3本がそれぞれ話題を集め、キャリア絶好調だ。