インビテーション

劇場公開日:

インビテーション

解説

元妻からディナーに招かれた男の運命を、巧妙な伏線と予想を裏切る展開で描き、シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリに輝いたシチュエーションスリラー。ある事故が原因で心に深い傷を負い離婚したウィルとイーデン夫婦。その後、イーデンは行方がわからなくなっていた。2年後、ウィルの元に突然、イーデンからディナーの招待状が届く。現在の恋人を連れてかつての我が家を訪れると、別人のように陽気になったイーデンと新恋人デビッドが、2人を温かく迎え入れる。さらに旧友たちも集まって再会を喜びあうが、ウィルは微かな違和感を抱きはじめる。デビッドはなぜか執拗に玄関の鍵を内側から閉めようとする。どこか不穏な空気が漂う中、やがてパーティは予想を覆す展開を迎える。主人公ウィル役に「プロメテウス」のローガン・マーシャル=グリーン、元妻エデン役に「イントゥ・ザ・ウッズ」のタミー・ブランチャード。「イーオン・フラックス」の女性監督カリン・クサマがメガホンをとり、「タイタンの戦い」のフィル・ヘイ&マット・マンフレディが脚本を手がけた。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。Netflixでは「不吉な招待状」の邦題で配信。

2015年製作/100分/アメリカ
原題:The Invitation
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2017年1月28日

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(C)2015 THE INVITATION, LLC

映画レビュー

2.5インビテーション

2020年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

予想を裏切る展開だったのか?
最後のシーンの意味は?

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ABCD

4.0うまく不安にさせる

2020年7月11日
PCから投稿

日常で、こいつ変だぞ、こりゃ何かおかしいぞ、って人や事がある。
それでも、なんとなく、多数派同調性バイアスや公衆意識が、それを日常のなかに納めようとする。
だいじょうぶっていう自分もいるし、ヤバいよっていう自分もいる。
大災害なら、それが生死を左右する。らしい。

私は真っ先に死ぬタイプである。

しかし、映画を見ていると、登場人物の愚鈍さに「なんで~しないかなあ」と、半畳を入れたくなるのが人情というもの。

ただし、その仕掛けが稚拙だったり、あざといばあい、映画はくだらない。
わかりきった恐怖に共感できないからだ。
その仕掛けが、巧いなら、それは面白い。

主人公を招待したのは、いわゆるスピリチュアル系の夫婦。なんかおかしい。不安が募る。

来る途中、鹿を轢いた。楽にしてやるため、とどめの一撃を加えた。不安。

招待者および参加者とは、かつて交流があったのだが、長らく不通だった。不安。

過剰にウェルカムな態度。なぜなのか、何を考えているのか。不安。

郊外、締め切った邸宅。夜景に映える怪しげな赤い点灯。不安。

意味不明の余興。赤裸々な告白。見せられる啓発系の録画。招待者は何がしたいのか。不安。

これらの事象が、観る者に、じわりじわり迫る。とにかく、ヤバいのだが、なぜ/なにがヤバいのかわからない。それがとても、巧い。

ホラー(あるいはサスペンスやスリラー)は主人公が窮地におちいる話だが、おちいり過ぎると、見ている方は醒めてくる。
いくら何でもそんなバカじゃないでしょ──の感じや、見透かせる先の展開は、面白さを半減させるものだ。

本作のばあい、主人公の賢さが面白さにつながっている。怪しい仕掛けを察知できる主人公だからこそ、映画がくだらなさにおちいっていない。

トムハーディに激似と言われるLogan Marshall-Greenの髭面は、たしかに賢そうだ。(髭面ゆえに、なおさらトムハーディに似ていた)

プロローグの弦とカメラ。不安をかき立てる心象描写や空気感が究竟の出来映え。
とてもイーオンフラックスの監督とは思えなかった。

Karyn Kusamaはさいきんニコールキッドマンを醜女にしたDestroyer(2018)で脚光をあびた。悪くなかったが、セロンのモンスターのように女優の変貌に依存しているところがあった。個人的にはJennifers Body(2009)のほうが楽しかった。現段階のキャリア中では本作がベスト。およそ次あたりでがっつり頭角する監督だと思う。

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津次郎

2.5引っ張った割に

2019年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

結局、サイコな殺人劇が起こるのはわかりきってる。そこまで1時間以上も引っ張って退屈。オチもつまらない。

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ドラゴンミズホ

3.5サスペンス

2019年9月17日
Androidアプリから投稿

この手のサスペンスは、1人で観るよりも、誰かとああだこうだとつっこみを入れたりしながら観ると楽しいです。

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はる
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