マックィーンの脱獄映画「パピヨン」リメイク版主演にチャーリー・ハナム?
2016年5月31日 23:45
[映画.com ニュース] スティーブ・マックィーンとダスティン・ホフマンの2大スターが共演した、1973年の脱獄映画の傑作「パピヨン」のリメイク企画が進行中だが、「パシフィック・リム」「サン・オブ・アナーキー」のチャーリー・ハナムが、マックィーンが演じたパピヨン役で出演交渉中だと米Deadlineが報じた。
「パピヨン」は、実在の脱獄囚アンリ・シャリエールの実録小説をフランクリン・J・シャフナー監督が映画化。胸に蝶(パピヨン)の刺青をした男(マックィーン)が身に覚えのない殺人罪で終身刑を言い渡され、南米の仏領ギアナの刑務所に収容される。パピヨンは何度も脱獄を繰り返しては失敗し、ついに偽札作りの天才で囚人仲間のドガ(ホフマン)とともに脱獄不可能の孤島に送り込まれる。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」等を手がけた製作会社Red Graniteが製作する本作は、今秋のクランクインに向けて準備が進められている。リメイク版の脚本は「プリズナーズ」のアーロン・グジコウスキが担当し、監督にはデンマークの俊英ミケル・ノアが起用されている。
ハナムは、アーサー王役で主演したガイ・リッチー監督作「ナイツ・オブ・ザ・ラウンドテーブル キング・アーサー(原題)」の撮影を終えたばかり。同作は2017年の公開が予定されている。