世界を熱狂させた、天才女性写真家のドキュメンタリー「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」予告編

2015年8月4日 08:00


「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」の一場面
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」の一場面

[映画.com ニュース]シカゴのオークションで偶然発見され、わずか380ドルで落札された大量のネガに残された写真で世界を熱狂させた、天才女性写真家の生涯と人物像を追うドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」の予告編が公開された。

ニューヨークを写したヴィヴィアン・マイヤーは、すでに故人で、職業は元ナニー(乳母)だった。生前は決して素性を明かさず、15万点以上の作品を残しながら、1枚も公表することがなかった。ネガを落札したジョン・マルーフが、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のフィールド・プロデューサー、チャーリー・シスケルと共に監督を務め、マイヤーが優れた写真を撮ることができた理由や、なぜ誰にも作品を見せなかったのかという謎を関係者のインタビューや系図学者のリサーチによって解き明かしていく。2015年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。

予告編では、マルーフ監督が落札したマイヤーの写真をブログにアップしたことで、世界中から注目され、主要メディアが絶賛したり、展覧会に人々が押し寄せる映像を紹介。そのほか、生前のマイヤーを知る人々のインタビューから、偽名を使って生きるなど、謎めいた写真家の素顔を浮かび上がらせていく。

ヴィヴィアン・マイヤーを探して」は10月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

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1999年4月20日、コロラド州リトルトンのコロンバイン高校で起きた、少年二人による銃乱射事件を機に見えたアメリカ銃社会の現状。なぜ銃を捨てる事ができないのか? そんな根本的な問いに“マイケル・ムーア”が自慢の突撃取材でタブーとされてきた銃社会アメリカの病理を暴く!

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(C)Vivian Maier_Maloof Collection

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