震災で変貌した故郷を撮影する写真家のドキュメンタリー「未来をなぞる」予告編

2015年5月21日 06:00


「未来をなぞる 写真家・畠山直哉」ポスター画像
「未来をなぞる 写真家・畠山直哉」ポスター画像

[映画.com ニュース]震災で岩手県・陸前高田市の実家とともに母を亡くし、その後故郷の変貌する風景を撮影するようになった写真家を追うドキュメンタリー「未来をなぞる 写真家・畠山直哉」の予告編が公開された。

畠山直哉は、「都市と自然」をテーマに、様々なコンセプトの作品を発表し、世界でもっとも注目されている日本人写真家のひとり。2011年の東日本大震災で、畠山は故郷・陸前高田の実家が流され、母を失った。 1人の人間として、またアーティストとしてこの体験をどう受け止めたのか、畠山の創作の現場に迫るドキュメンタリー。

予告編では、畠山の震災前の作品と共に、変わり果てた故郷を歩き、生前の母を語る場面を紹介。その後、震災後の故郷を撮影した写真を発表する模様、フォトジャーナリズムの写真について持論を述べる姿が映し出される。

未来をなぞる 写真家・畠山直哉」は7月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。現在、同作配給宣伝費をクラウドファンディングのモーションギャラリー(https://motion-gallery.net/projects/naoya-hatakeyama)で募っている。

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