人気YA小説の映画化に「トワイライト」キャサリン・ハードウィック監督
2015年6月8日 17:50
[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ドッグタウン」「トワイライト 初恋」のキャサリン・ハードウィック監督が、新人作家アバ・デライラ氏のYA小説「Love Letters to the Dead(原題)」の映画化企画のメガホンを検討していることがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、FOX2000が原作の映画化権を獲得しており、「トワイライト」シリーズ、「きっと、星のせいじゃない。」「メイズ・ランナー」のテンプル・ヒル・エンタテインメントがプロデュースする。
2014年4月に出版された「Love Letters to the Dead」は、女子高生ローレルが授業の課題をきっかけに、カート・コバーン、ジャニス・ジョプリン、エイミー・ワインハウス、アメリア・イアハート、ヒース・レジャーなど、すでにこの世にいない有名人たちへ手紙を書き始める。そのなかで、学校生活や友情、愛、姉の死といった自身の悩みや体験を綴るローレルは、やがて他界した姉についての真相と向き合うことになる、というストーリーだ。
原作者のデライラ氏は、全米屈指の作家・ジャーナリストを輩出してきたことで知られる文芸講座「アイオワ・ライターズ・ワークショップ」の出身で、「ウォールフラワー」の作家スティーブン・チョボウスキー氏に薦められ、処女作「Love Letters to the Dead」を書き上げた。映画版の脚本も、デライラ氏が執筆する。