「トロン:レガシー」続編企画が消滅
2015年6月1日 13:20
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが、ジョセフ・コジンスキー監督作「トロン:レガシー」(2010)の続編「トロン3(Tron 3)」の製作中止を決断したと、米ハリウッド・レポーターが報じた。
ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリビア・ワイルドが主演した「トロン:レガシー」は、デジタル・コンピュータ・グラフィックスを世界で初めて導入した「トロン」(82)を3Dでリブート。青年サムが、20年前に失踪した父から届いたメッセージに従い、あらゆる不完全性を排除した理想世界“トロン”で未知の敵と戦いながら父の秘密に迫る姿を描いた。
「トロン3」にはコジンスキー監督に加え、ヘドランドとワイルドが復帰し、4月には製作が正式に決定したとも報じられたが、実際にはまだゴーサインが出ていなかったようだ。「トロン:レガシー」は、約4億ドルの世界興収を稼いでいたが、製作費も3億5000万ドルほどかかったとされている。