有村架純「ビリギャル」一同から寄せ書き贈られ感激「とても幸せな気持ち」

2015年5月1日 15:50


「ビリギャル」公開初日を喜ぶキャスト陣
「ビリギャル」公開初日を喜ぶキャスト陣

[映画.com ニュース]女優の有村架純が主演した「映画 ビリギャル」が5月1日、全国287スクリーンで封切られ、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた舞台挨拶に、有村をはじめ共演の伊藤淳史吉田羊田中哲司野村周平安田顕松井愛莉土井裕泰監督が出席した。

真冬の撮影にも関わらず、金髪でミニスカートのギャル女子高生・工藤さやか役に扮し、“座長”として現場をけん引してきた有村。この日はその奮闘を称え、キャスト陣からの寄せ書きがサプライズプレゼントされた。一同がねぎらいのコメントを読み上げると、有村は感激の面持ちを浮かべていた。

さやかの恩師・坪田先生役の伊藤は、「いつも笑顔でいてくれたので、僕も頑張ることができました。架純ちゃんは、僕にとっての坪田先生です。どうもありがとう」と謝意。一方、どんな時もさやかを信じ抜く母・あーちゃんを演じた吉田は、「大きな不安要素が私にはありました。それは、女優・有村架純とちゃんと母娘になれるかということ」と吐露した。しかしその不安は、撮影初日に有村からかけられた「羊さんといると、なんか落ち着く」という言葉で晴れたといい、「ビリギャルの愛、もとい、架純ちゃんの愛が、全国津々浦々、1人でも多くの人に伝わりますように。愛する娘さやかへ。あーちゃんより」と語りかけた。

これを受け有村は、鼻をすすりながら「すごいうれしいですね。みんなから愛されていることを、さらに実感できてとても幸せな気持ちです」と感無量の様子。そして「こんなに素敵なスタッフさんやキャストさんに囲まれて、毎日の撮影がとても楽しかったです」と話し、「その気持ちがしっかりさやかに乗っかって、画面上に現れていたと思います。充実して取り組めた作品でした。自分の中でも大きな一歩を踏めた、そんな作品だと思っています」と胸を張った。

映画は、塾講師とギャル高校生の実話をもとにしたベストセラーを、「涙そうそう」「ハナミズキ」の土井監督が実写化。学年ビリで偏差値30の女子高生・さやかが、塾講師・坪田と運命的な出会いを果たし、偏差値70の慶應大学現役合格を目指す姿を、ユーモアと涙を交えて描いた。

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