フジ亀山社長、映画「カノ嘘」に大きな期待

2013年12月11日 22:15

［映画.com ニュース］　フジテレビの亀山千広社長は、このほど行われた11月度「定例社長会見」で、12月14日公開予定の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」について、「（内容は）ティーンを中心ターゲットにしたラブストーリーで、個人的にはかなり楽しみにしている」、また「連続ドラマの展開などもあるのではないかと実はひそかに思っている」と語り、期待が大きいことを明かした。

同作は、累計発行部数300万部を突破している大ヒットコミックの映画化。ストーリー中には、佐藤健が演じる主人公の天才サウンドクリエイター・小笠原秋のほか、超人気バンド「CRUDE PLAY（クリュードプレイ）」と、圧倒的な歌唱力で約5000人の中から抜てきされた期待の新星・大原櫻子が演じるヒロイン・小枝理子のバンド「MUSH＆Co.(マッシュアンドコー)」、という2つのバンドが登場する。「CRUDE PLAY」は、リーダー役の三浦翔平をはじめ、窪田正孝、水田航生、浅香航大が演じ、「MUSH＆Co.」は新人・大原櫻子に加え、吉沢亮と森永悠希が扮しており、若手人気俳優が多数出演することでも話題となっている。

またこの劇中のバンド2つはともに、劇中のバンド名義でCDを発売しており、着うた配信も含めて話題沸騰中。さらに同作の音楽監督は、元「東京事変」ベーシストで音楽プロデューサーの亀田誠治が務めており、また監督は、シンガーソングライターのYUIが主演で女優デビューを飾り、本人が歌った劇中楽曲も大ヒットした映画「タイヨウのうた」などを手掛けてきた小泉徳宏監督が担当していることも期待が高まる要素となっている。

映画公開へ向けたプロモーションも既に重要な時期となっており、直近では渋谷ジャックのイベントや、ライブイベント、フジテレビ番組への様々な形での露出なども実施済み。追い込みの強力プロモーションも行われる予定で、映画のヒットへ向けた期待感も高まっている。（文化通信）