「カノ嘘」劇中バンドの「MUSH&Co.」がお台場でお披露目ライブ

［映画.com ニュース］　青木琴美氏の人気少女コミックが原作の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」に登場する3人組バンド「MUSH&Co.（マッシュ・アンド・コー）」が8月26日、東京・お台場で開催中のお台場合衆国のマイナビステージ（フジテレビ本社屋1階広場）でお披露目ライブを行った。5000人が参加したオーディションで選ばれ、ヒロインでボーカルの小枝理子役を務める大原櫻子が、700人の観客を前にその歌声を初めて披露した。

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」は、音楽業界を舞台に孤高のサウンドクリエイター・小笠原秋（佐藤健）と、その才能を見出されてデビューする女子高生・小枝理子の恋愛模様を描く青春ストーリーで、「MUSH＆Co.」は同作中に登場するバンド。理子の歌声に天性の才能を見出した音楽プロデューサーの高樹（反町隆史）がデビューさせ、ボーカル兼ギターの理子と、高校の同級生でギターの君嶋祐一（吉沢亮）、ドラムの山崎蒼太（森永悠希）で構成される3人組だ。

スクリーンを飛び出し初ステージにのぞんだ3人はこの日、劇中で「MUSH&Co.」メジャーデビューのきっかけとなる楽曲「うたうたいのうた」と、大原の伸びのある歌唱力が発揮されるデビュー曲「明日も」を披露。持ち歌がまだ2曲のため当初はそこで終了予定だったが、アンコールに応えて急きょ再登場。劇中バンド「CRUDE PLAY」の楽曲「卒業」を大原がアカペラで披露し、観客を魅了した。

猛特訓を重ねて劇中でも実際に演奏を披露している3人だが、一般観客の前で演奏するのは初めてで、終演後、大原は「心臓バクバクで緊張しましたが、お客さんが温かく迎えてくださって楽しくできました」と安どの表情。リーダー役を務める吉沢は「3人でLINEを使用して今日のために話し合い、コミュニケーションを取って仲の良さが出るライブができればと思って練習してきました」、森永も「朝から待ってくれている方を見て、すごくうれしいし、ありがたかったです！」とそれぞれ感無量の様子でコメントした。

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」は12月14日全国公開。