「グリーン・デスティニー」続編にチャン・ツィイーが出演交渉中

写真：Rex Features/アフロ

［映画.com ニュース］　アカデミー賞で外国語映画賞を含む4部門を受賞した、アン・リー監督の世界的ヒット作「グリーン・デスティニー」（2000）の続編に、前作で貴族の娘イェンを演じたチャン・ツィイーが出演交渉中であることがわかった。

続編はリー監督に代わり、前作でアクション監督を務めたユエン・ウーピンがメガホンをとる。キャストはドニー・イェンがサイレント・ウルフ役、前作に出演したミシェル・ヨーがユー・シューリン役を再び演じる。米エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、ツィイーが交渉中のイェンは回想シーンに登場する予定だという。

「グリーン・デスティニー」は、5巻からなるワン・ドウルーの武侠小説「鶴鉄五部曲」の第4巻「臥虎蔵龍（英題：Crouching Tiger, Hidden Dragon）」が原作。今回の続編は、それに続く第5巻で完結編「鉄騎銀瓶（英題：Silver Vase, Iron Knight）」を映画化するもので、ヨー扮するユー・シューリンが物語の中心となる。脚本を「ドラゴン・キングダム」のジョン・フスコが手がけた。

米ワインスタイン・カンパニーの製作で、2014年3月のクランクインが予定されている。