R・リンクレイター監督×ジャック・ブラック主演「バーニー」予告編公開

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［映画.com ニュース］　リチャード・リンクレイター監督、ジャック・ブラック主演の犯罪ドラマ「バーニー　みんなが愛した殺人者」の予告編が、このほど公開された。ブラック、シャーリー・マクレーン、マシュー・マコノヒーら実力派の演技と、一般人へのインタビューを巧みに織り交ぜ、本作の魅力が凝縮された仕上がりとなっている。

大ヒットコメディ「スクール・オブ・ロック」（2003）のリンクレイター監督とブラックが約9年ぶりにコンビを組み、1996年に米テキサスの田舎町カーセージで実際に起こった殺人事件を映画化。登場人物のモデルを知る住人へのインタビュー映像を交えたユニークな構成で、町の人気者が厄介者として煙たがられていた老婦人を殺害したてん末を描く。

予告編では、ブラック演じる心優しい葬儀屋のバーニーとマクレーン演じる偏屈で大金持ちのマージョリーの人柄が、住人たち証言によって浮き彫りに。そして、バーニーがマージョリーを殺してしまっても、住人たちはバーニーを擁護する。温厚な性格のバーニーがなぜ凶行に及んだのか、殺人を犯してもなお信頼され続けるのはなぜなのか、本編への期待が高まる。

アメリカでは昨年公開され、米映画批評サイトRotten Tomatoesなどで高い評価を獲得。主人公バーニーを熱演したブラックは、第70回ゴールデン・グローブ賞最優秀男優賞（コメディ／ミュージカル部門）にノミネートされ、地方検事ダニーに扮したマコノヒーは、ニューヨーク批評家協会賞、全米映画批評家協会賞で助演男優賞を受賞した。

テキサスの田舎町で葬儀屋を経営するバーニーは、人望厚く誰からも慕われており、偏屈な金持ちの未亡人マージョリーとも親しくなる。しかし、バーニーはふとしたことでマージョリーを殺害してしまい、事件後も彼女が生きているかのように偽装する。

「バーニー　みんなが愛した殺人者」は、7月13日からヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテで公開。