スクール・オブ・ロック

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

落ちこぼれミュージシャンが名門小学校の臨時教師になりすまし、ロックを通じて子どもたちと交流する姿を描いたコメディ。ロックを愛するギタリストのデューイは、自分勝手な振る舞いのせいでバンドを追放されてしまう。その一方で、同居している親友ネッドのアパートからも家賃滞納で追い出されそうになる。そんな矢先、ネッドに名門私立小学校の臨時教師の仕事が舞い込んだことを知った彼は、ネッドになりすまして教師として働くことに。やがて子どもたちに音楽の才能を発見したデューイは、彼らと組んでバンドコンテストに出場しようと考え、ロックの授業を開始するが……。実際にミュージシャンとしても活動する俳優ジャック・ブラックが、主人公デューイをハイテンションで熱演。「恋人までの距離(ディスタンス)」のリチャード・リンクレイターが監督を務め、主人公の親友ネッド役で出演するマイク・ホワイトが脚本を担当。

2003年製作/108分/アメリカ
原題:School of Rock
配給:UIP映画
劇場公開日:2004年4月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第61回 ゴールデングローブ賞(2004年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジャック・ブラック
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映画評論

映画レビュー

4.0最高に面白い

2024年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

リンクレイター監督、ジャックブラック主演の作品。
何でもジャックブラックが続編にやる気満々らしい記事を見たので、久しぶりの鑑賞です。
引き際を間違ったバンドマンが作り出す、ハートフルなサクセスストーリー。いや、青春映画でしょうねこれは。
あまりにもステレオタイプなロック像ではあるのですが、これが最高に面白いんですよ。
手にギター!心にロック!エンドロールがまた最高なんですよね。
本当、続編を心から希望します。
改めてすごく楽しい作品でした。

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白波

1.0この校長どこかで・・・あ!アダムスファミリー2の殺人ベビーシッター...

2024年1月31日
PCから投稿

この校長どこかで・・・あ!アダムスファミリー2の殺人ベビーシッター!(笑)。変わらないわぁ~♪良いキャラしてる。

【コイツが理想の先生?疑問】
確かに、生徒たちの知らないワクワクするようなコンテンツを教えてくれて、一緒にバンドまで組んでくれる先生がいたら素敵ですよ。
でも、主人公のデューイ先生がリードヴォーカルはダメでしょ。生徒に渡してあげて欲しい。

結局最後まで、生徒をダシに自分の夢を叶えたいだけの自己満オヤジにしか見えず、なんか私は冷めた。

私、男の子っぽいやんちゃな人を、かわいく思えないタチなのかな(^^;)。

生徒たちもあまり自主性が無いというか、与えられた楽器や役割をただ楽し気にまっとうしているだけに見えてしまった。
彼らの変化から、ロックンロールを感じない。
とくにマネージャー役のサマー。
デューイをつるし上げ、バンドの授業を廃止しようとする両親たちに、何も言わないのは何故?
「彼の教職偽装は罪、でも、私たちが成し遂げようとしているバンドは素晴らしいものよ。そのためにデューイ先生が必要なの。お父さんたちもライブ観に来て!」
と機転働かせてひと演説ぶてば、バンドを守るマネージャーとしての面を見せられたのに。
賢そうな彼女なら、そのくらいできたはず。

とってつけたような後日談でも、人物たちの魅力の無さはぬぐい切れず。
居候先のカップルはナマナマしくて良かった。

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雨丘もびり

4.0ファンキー

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.0みんなラモーンズ好きすぎ

2023年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

デューイ役、ジャック・ブラックの演技、と言うか、これまんま素のジャック・ブラックでしょ!コメディアンでミュージシャンな彼の為にある脚本だが、思った以上に子ども達一人一人のキャラクターが光っていた。

最初は自分の事しか見えていないデューイが、彼ら・彼女らの個性に少しずつ向き合っていく。
コメディなのであまり深く描かれないのが惜しい気すらしてくる。
まずは楽器の才能がある子たちに注目する訳だが、結構目ざとくクラス全員を見ているし、何か悩んでるな?と気づけば力づけたりもする。

「歌いたい」と言ったのに、やっぱり「歌えない」と尻込みするトミカのシーンは素晴らしい。
「歌いたい」と「歌えない」のバランスをほんのちょっとだけポジティブな方向に押す。

一体いつからデューイは彼らを大切に感じ始めたのか。生徒にロックを教えて、バンド・バトルに出ようとひらめいた時、デューイは身勝手な勘違いロッカーだった。まだ。
いつの間にか、生徒たちの「純真さに触れて童心に帰った」のか、もっと純粋に「コイツらと音楽をやりたい!」と思うようになった。

生徒たちに教えて、ロック道に導いているはずだったデューイは、むしろ生徒たちに人生を導かれていた。

最高のステージは世界を変える。
思った以上にポジティブでワクワクする、楽しい映画だった。

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つとみ
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