川口春奈主演でホラー漫画「絶叫学級」を実写映画化!
2013年2月1日 08:00
[映画.com ニュース] 女優の川口春奈主演で、いしかわえみ氏の人気ホラー漫画「絶叫学級」が、実写映画化されることがわかった。川口をはじめ広瀬アリス、松岡茉優、波瑠、山本美月ら若手女優が結集し、「最後は人間が1番怖い物語」を描く。
原作は、少女漫画誌「りぼん」(集英社刊)で2008年から連載されているいしかわ氏のオムニバス作品。現在、単行本12巻までで累計発行部数120万部を突破している。テレビ東京系のバラエティ番組「おはスタ」をはじめ、アイドルグループ「AKB48」のメンバーである石田晴香、河西智美らが参加した「VOMIC」でアニメ化された。
今作は、原作の第3巻「黄泉の真実」と第8巻「人間ランク」を軸に物語を構成。佐藤徹也監督がメガホンをとり、「明日の記憶」(06)で第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した、三浦有為子が脚本を手がける。
加奈が通う私立中学校には、女の子の幽霊・黄泉に願いごとをすると、大切なものを失う代わりに願いがかなうという都市伝説が伝えられていた。ある日、加奈は読者モデルを引き受けたことから、学校の人気者リオに目をつけられ、黄泉に願いごとをしてしまう。翌日、加奈はリオたちに仲間入りしているが、代償として友人の絵莉花がいじめの対象となっていた。
川口演じる加奈は、クラスのアイドルだった小学生時代から一転、何ごとも平均的で目立たなくなった普通の女の子という役どころだ。人間の心に潜む闇と向き合う役に挑み、「ホラー要素ももちろんありますが、ファンタジーでもあり、もしかしたら幽霊よりも怖い人間の心が見られる作品だと思います。ただ怖いだけじゃなく、人として感じることがつまっているので、ぜひ感じとってもらえたらうれしい」とアピール。ドラマ、映画と引っ張りだこだが「この作品に出合えたことで、自分も成長できたらなと思っています」と意欲をのぞかせている。
「絶叫学級」は、今夏に公開。