【全米映画ランキング】豪華アクションスター競演の「エクスペンダブルズ2」が首位デビュー

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［映画.com ニュース］　今年のサマーシーズンもいよいよ大詰めを迎えた全米ボックスオフィス。4本の新作が公開された先週末は、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスらベテランアクションスターが勢揃いしたオールスターアクション大作「エクスペンダブルズ2」が、約2870万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は、賞味期限ギリギリの消耗品スターたちが最強の傭兵部隊に扮し、悪漢相手に大暴れする姿を描いた群像アクション映画の続編。今回は敵役としてジャン＝クロード・バン・ダム、消耗品軍団の助っ人としてチャック・ノリスが新たに参戦するほか、シュワルツェネッガー、ウィリスの出演シーンも倍増。さらに豪華なオールスター映画となった。オープニング興収は前作の約3480万ドルを下回ってしまったが、レビューは前作よりも肯定的な声が集まっており、まずまずのスタートを切ったといえるだろう。その他のキャストは、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、リアム・ヘムズワース。監督はスタローンから、「コン・エアー」「トゥームレイダー」のサイモン・ウェストへバトンタッチされた。

約1700万ドルの興収で2位となったのは前週首位の「ボーン・レガシー」。累計は約6900万ドルで、最終興収は1億2000万ドルあたりになりそう。そして初登場で3位にランクインしたのがストップモーションアニメ「ParaNorman」。幽霊と話すことの出来るいじめられっ子の少年ノーマンが悪霊に支配された街を救うために立ち上がる。「コララインとボタンの魔女 3D」の製作チームによる作品とあって、レビューは上々。息の長い興行になる可能性も。

その他、1960年代を舞台にした黒人3姉妹のボーカルグループの成長を描いた故ホイットニー・ヒューストンさんの遺作映画「スパークル（原題）」が5位に、ジェニファー・ガーナー主演のファミリー向けファンタジー「オッド・ライフ・オブ・ティモシー・グリーン（原題）」が7位に、それぞれ初登場でランクインした。

今週末は、公開が延期されていたジョセフ・ゴードン＝レビット主演、名脚本家デビッド・コープ監督による自転車アクション「Premium Rush」に、クリステン・ベル、ダックス・シェパード、ブラッドリー・クーパー共演のアクション・コメディ「Hit and Run」が公開となる。