DAIGO、3D「ウルトラマンサーガ」で映画初主演

［映画.com ニュース］　タレントのDAIGOが、ウルトラマンシリーズの劇場版最新作「ウルトラマンサーガ」（おかひでき監督）で、映画初主演を果たすことがわかった。ウルトラセブンの息子、ウルトラマンゼロに変身する青年タイガ・ノゾム役で、防衛チーム「スーパーGUTS」に所属する天才的なパイロット技術をもつルーキー隊員という設定だ。

主人公のタイガ・ノゾムは、危機に陥った子どもを守るために瀕死の重傷を負ってしまうが、その勇気に共感したウルトラマンゼロが一体化し、新たなヒーローが誕生する。しかし、今回の主人公はこれまでと毛色が異なる。ノゾムは、ウルトラマンゼロに変身する能力を持ちながら、変身することを徹底的に拒むというストーリー展開。歴代シリーズ初の「ウルトラマンになりたがらない主人公」が、少年や少女の思いに触れるうち、徐々に変化していく姿も今作の見どころのひとつだ。

DAIGOは、「今まで生きてきたなかでヒーローになるのは初めてで、しかも日本が誇る世界のウルトラマンシリーズに出演できるということで、とても光栄です」と興奮気味。特撮ヒーローに初挑戦するだけでなく、新たな決めポーズ「フィニッシュ！」も登場するそうで、「タイガ・ノゾムがウルトラマンゼロに変身することになる過程での心境の変化を、自分なりに表現できたらいいなと思いながら演じました」とコメントを寄せた。

今作は、謎の侵略者・バット星人によって占領された地球を舞台に、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスが、人間と力を合わせて希望と平和を取り戻す物語。3大ウルトラヒーローが地球上に結集するのは、今回が初めてとなる。

DAIGOとともに地球を守るために奮闘するのは、ダイナに変身するアスカ・シン役のつるの剛士と、コスモスに変身する春野ムサシ役の杉浦太陽。ともに意欲満々で、「今回、またアスカとして他のウルトラシリーズのみんなと一緒に戦うことができ本当にうれしい」（つるの）、「テレビシリーズを通して強さ、優しさ、勇気をコスモスに教えられたので、再び演じられて本当にうれしいです」（杉浦）と話している。

「ウルトラマンサーガ」は、2Dと3Dで2012年3月24日から全国で公開。