スコセッシ&ディカプリオ、ギャンブル映画「熱い賭け」リメイク
2011年8月29日 11:38
[映画.com ニュース] ジェームズ・カーン主演の1974年の映画「熱い賭け ザ・ギャンブラー」が、監督マーティン・スコセッシ、主演レオナルド・ディカプリオ、脚本ウィリアム・モナハンの「ディパーテッド」トリオでリメイクされる可能性が出てきた。
「熱い賭け ザ・ギャンブラー」は、ギャンブルに憑かれた大学教授(カーン)が、周囲を裏切り自滅していく姿を描く。オリジナル版では、イギリスで活躍したチェコ出身のカレル・ライス監督がメガホンをとった。
米Deadlineによれば、米パラマウント・ピクチャーズがリメイク版を製作。まだ企画の初期段階だが、本作が実現すれば、スコセッシ監督とディカプリオは5度目のタッグを組むことになる。なお、以前同コンビで製作されると報じられたジョーダン・ベルフォートの回顧録「ウォール街狂乱日記/狼と呼ばれた私のヤバすぎる人生(原題:The Wolf of Wall Street)」の映画化企画は、現在中断しているようだ。
ディカプリオは目下、クリント・イーストウッド監督の伝記映画「J・エドガー(原題)」のJ・エドガー・フーバー役、バズ・ラーマン監督版「グレート・ギャツビー」のジェイ・ギャツビー役、クエンティン・タランティーノ監督の新作ウェスタン「ジャンゴ・アンチェインド(原題)」の悪役など、新作が目白押しの状態だ。