ラース・フォン・トリアーがスコセッシに挑戦状！　新作でタッグ

写真：CATARINA ERIC/Gamma/アフロ、写真：Newscom/アフロ

［映画.com ニュース］　オスカー監督マーティン・スコセッシと、デンマーク映画界の奇才ラース・フォン・トリアーが、一風変わったプロジェクトでタッグを組むことがわかった。

米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、トリアー監督が手がけた2003年のドキュメンタリー「ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦（The Five Obstructions）」と同様のプロジェクトになるようだ。同作は、トリアー監督が自分のヒーローと崇める同郷デンマークのヨルゲン・レス監督に、5つの無茶な難題（アニメ化する、ムンバイのスラム街で撮影するなど）を突きつけ、自身の短編「The Perfect Human」（67）をリメイクさせるというドキュメンタリー。

今回、同様の挑戦をスコセッシ監督に対して行うわけだが、現時点ではリメイク対象となる作品は判明していない。おそらくは、スコセッシ監督初期の短編「君のような素敵な娘がこんなところで何してるの？（What’s a Nice Girl Like You Doing In a Place Like This?）」（63）や「The Big Shave」（68）、または長編映画のなかのワンシーンになるのではないかと見られている。撮影は来年中を予定。