村歌舞伎の開催を生き生きと描く「大鹿村騒動記」予告編公開

2011年6月7日 10:35


「大鹿村騒動記」は、鑑賞料金1000円
「大鹿村騒動記」は、鑑賞料金1000円

[映画.com ニュース] 長野県・大鹿村に300年以上前から伝承される村歌舞伎“大鹿歌舞伎”と、そこにかかわる人々の悲喜こもごもを描いた、阪本順治監督の最新作「大鹿村騒動記」の予告編が公開された。

シカ料理専門店を営む風祭善(原田芳雄)の前に、18年前に駆け落ちをして村を離れた妻・貴子(大楠道代)と幼なじみの能村治(岸部一徳)が帰ってくる。貴子は病気で記憶を失っており、善はそんな貴子を治ともども店に住まわせるが、村民たちを巻き込む思わぬ騒動が繰り広げられる……。地元の村民を含む850人のエキストラも撮影に参加した。

予告編では、大鹿歌舞伎の開催を軸に、リニア誘致や、台風被害など村民がさまざまな出来事に翻弄(ほんろう)される様子が、コミカルかつテンポよく紹介され、村に帰ってきた貴子も舞台で演じるようになる姿が描かれている。

大鹿村騒動記」は、鑑賞料金1000円での興行が決定しており、7月16日から全国で公開。

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