「エクリプス」ミッドナイト上映が歴代1位の興行記録樹立

［映画.com ニュース］　人気バンパイア映画シリーズ第3弾「トワイライト・サーガ　エクリプス」が6月29日深夜、全米4416館で公開。ミッドナイト上映として歴代1位となる3000万ドル以上の興行収入を記録した。

これまでトップに立っていたのは、シリーズ前作「ニュームーン　トワイライト・サーガ」が記録した2630万ドル、2位は「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の2220万ドルだった。

この結果を受け、オープニング週末の興行記録がどのような展開をみせるかに注目が集まる。昨年11月に公開された「ニュームーン」は、北米週末興行歴代3位となる1億4280万ドルを記録。初日の金曜日には歴代1位の7270万ドルを稼ぎ出している。また08年11月に公開されたシリーズ第1弾「トワイライト　初恋」の北米オープニング週末興収は、6960万ドルだった。

7月4日が独立記念日の祝日のため翌5日が振替休日となり、さらに同作のターゲットである若年層が夏休みに入っていることからも、同作の北米オープニング週末興行は1億5000万ドルを突破すると見る向きが多い。今週末に全米公開となる強力なライバル作品は、M・ナイト・シャマラン監督の3D映画「エアベンダー」のみ。また米各メディアの映画評でも「エクリプス」は、「シリーズ最高の出来映え」「アクションが多く興行向き」との声が多く挙がっている。

日本では11月に全国で公開。