アントニオ・バンデラス&アルモドバル監督、20年ぶりタッグ
2010年5月7日 11:29
[映画.com ニュース] スペイン出身のハリウッドスター、アントニオ・バンデラスが、「アタメ」(1990)以来20年ぶりに同郷のペドロ・アルモドバル監督作に出演することになった。
バンデラスは、アルモドバル監督の「セクシリア」(82)で銀幕デビュー。その後も「マタドール 炎のレクイエム」(86)、「欲望の法則」(87)、「神経衰弱ぎりぎりの女たち」(88)といったアルモドバル組への出演を通して、スペインを代表する俳優へと成長していった。
2人が再タッグを組む新作は、「La piel que habito」。米Comingsoon.netによれば、アルモドバル監督はすでに02年に製作を発表しており、当初からバンデラスとペネロペ・クルスを主演に想定して脚本を書いていたという。脚本はその後9回のリライトを経て、最新バージョンにはクルスの役どころは残っていない。アルモドバル監督は、「叫び声やショッキングシーンのないホラー」と明かしており、主人公の美容整形外科医が娘をレイプした男に対する復讐劇を描く。