ジョージ・クルーニーがソニー移籍。20年間提携のワーナーを離れる

2009年7月3日 12:00


移籍金はもらえるの?
移籍金はもらえるの?

[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニーが7月1日、長年業務提携を結んでいたワーナー・ブラザースを離れ、ソニー・ピクチャーズと新たに2年間の契約を結んだ。彼の製作会社スモークハウス・ピクチャーズもソニーへの移籍が決定した。

クルーニーはワーナーで、ブラッド・ピットマット・デイモンと共演した「オーシャンズ11」シリーズなどのヒット作を残しており、94年に放送開始されたワーナー制作の人気医療TVドラマ「ER/緊急救命室」で一躍スターダムに上り詰めている。

クルーニーは「ワーナー・ブラザースは働くのに素晴らしい場所であり、約20年間のつきあいでファミリーの一部のようにも感じていた。今回の移籍にあたり、私は素晴らしい会社やそこの多くの親友たちと離れることになる。一方、将来的に、私はソニー・ピクチャーズで働けることにとても興奮しているし、私たち全員がスモークハウスにとっても(移籍が)ふさわしいことだと思っている。グラント・ヘスロフと私は、ソニーの業績を上げるようなさまざまな映画を発表していきたい」と声明を発表した。

スモークハウスは、「グッドナイト&グッドラック」の脚本家・製作者・俳優のグラント・ヘスロフをパートナーとし、06年にワーナーで設立したプロダクションだ。今後のスモークハウスの作品は以下の通り。

▼「The Challenge」 脚本アーロン・ソーキン、サリム・ハムダン被告(オサマ・ビンラディン元運転手)の米連邦裁の裁判をドラマ化
▼「Our Brand is Crisis」 アメリカ人政治顧問が南米ボリビアの大統領選で戦う風刺コメディ
▼「Farragut North」 米大統領選挙のアイオワ予備選を描くボー・ウィリモンの舞台の映画化
▼「Escape From Tehran」 1979年イランでの米大使館人質事件で、CIAが人質救出のフェイク映画を作ろうとする真実の物語
▼「The Tourist」 脚本家アンソニー・ペッカム(「シャーロック・ホームズ」「インビクタス」)のスパイスリラー
▼「The Innocent Man」 ジョン・グリシャムのノンフィクション小説「無実」の映画化

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