グッドナイト&グッドラック

劇場公開日:

解説

1950年代初頭、ソ連との冷戦が激化するアメリカ。マッカーシー上院議員らによる共産主義者を排斥する“赤狩り”が実施される中、TVの人気ニュースキャスター、エド・マローと番組スタッフたちは、自由を守るために権力に立ち向かう。全編モノクロ撮影。ジョージ・クルーニーの「コンフェッション」に続く監督第2作は、受賞は逃したもののアカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞を含む6部門にノミネート。

2005年製作/93分/アメリカ
原題:Good Night, and Good Luck.
配給:東北新社
劇場公開日:2006年4月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第63回 ゴールデングローブ賞(2006年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) デビッド・ストラザーン
最優秀監督賞 ジョージ・クルーニー
最優秀脚本賞 ジョージ・クルーニー グラント・ヘスロフ

第62回 ベネチア国際映画祭(2005年)

受賞

金のオゼッラ賞(最優秀脚本賞) ジョージ・クルーニー グラント・ヘスロフ
ボルピ杯(最優秀男優賞) デビッド・ストラザーン
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映画レビュー

3.5大衆を敵にする覚悟

2023年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マッカーシーイズムのプレッシャー晒されながら、真実を報道する姿勢を貫くジャーナリストを描く物語。

実話を基にした物語ですね。
「マジェスティック」でも描かれていましたが、マッカーシーイズムがアメリカにもたらした影響は、想像以上に大きいのでしょうね。それは日本にもレッド・パージが吹き荒れた事でも分かるのですが。

絶対的な権力を持つ政治家、それ以上に大きな影響力を持つ大衆。その影響に負けずに真実を報道する姿勢を貫く主人公達に魅力を感じます。
ドキュメンタリータッチで、当時のアメリカの異状さを、今に生きる日本人の私には感じにくいのがやや残念に感じる作品でした。

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よし

4.0いわゆるシブい

2022年6月24日
PCから投稿

世界一共産主義が大嫌いなアメリカ人とは違って、赤狩りって日本人にはどうもピンときませんが、題名の決めゼリフも含めて、バツグンにカッコ良くて渋い映画でした。
アメリカでは超有名な話なので、知ってる前提ですから予習してから見たほうがいいですね。
描写は淡々としている反面、なんとしても訴えたいクルーニー選手の熱意が伝わってきます。

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越後屋

3.0ジャーナリスト魂

2021年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

3.5「ジャーナリスト」なかっこいい男たち(女性もいた)の映画

2021年2月26日
PCから投稿

が、これを見て思った。

近年ますます、テレビはジャーナリズム向きではなくなってきたなぁ、と。
エンターテインメントとしては欠かせないメディアだけど、ジャーナリズム色はどんどん薄くなってるように思う。

日本で考えても、視聴率1%=視聴者100万人。
とんでもなく影響力の強いメディアであるがゆえに、強い主張・批判は避けられるのか。

にしても、「タバコ」のイメージの強い映画である。
時代感を醸し出す演出としてはとても有効だが、今、生放送中、キャスターがタバコ片手にしゃべってたら大顰蹙だな……ってことばっかり考えてしまった。

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UNEmi
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