ジョニー・デップ大ピンチ?「パイレーツ4」からバービンスキー監督が離脱

2009年4月9日 12:00


監督交代で不安な船出
監督交代で不安な船出

[映画.com ニュース] 米バラエティ誌によると、ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」を6年に渡り手がけてきたゴア・バービンスキー監督が、2012年公開予定の第4弾の監督を辞退することを、ディズニー・スタジオとプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーに宣言した。

「パイレーツ・オブ・カリビアン4」はすでにデップ主演で製作が決定しているが、まだ撮影のメドは立っておらず、今回のバービンスキー監督の降板がスケジュールにどの程度影響するかは明らかになっていない。

本作の代わりに、バービンスキー監督は新作「バイオショック(Bioshock)」に注力したい様子。これはベストセラーとなった同名アクションゲームをユニバーサル・ピクチャーズが映画化するもので、「ラスト・サムライ」「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」のジョン・ローガンが脚本を務める。

「『パイレーツ』を映画化できたことは素晴らしい経験だった。私はジェリーとジョニー、そして製作スタッフたちにとても感謝している」と語ったバービンスキー監督は、「将来、またみんなで仕事ができるのを楽しみにしている」とコメント。

ちなみに、これにてバービンスキー監督とデップの縁が切れるわけではなく、同監督が手がけるパラマウント・ピクチャーズのCGアニメ「ランゴ(Rango)」で、デップは主人公の声を演じる。こちらは2011年3月全米公開予定。

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