キーラ・ナイトレイが「パイレーツ4」「マイ・フェア・レディ」を語る

2009年3月18日 12:00


ヘプバーンを超えるか?
ヘプバーンを超えるか?

[映画.com ニュース] 女優キーラ・ナイトレイが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」第4作と「マイ・フェア・レディ」のリメイク企画について、米Moviefoneのインタビューに答えた。

「パイレーツ4」について、ナイトレイは「(パイレーツ3部作は)とても素晴らしい体験だったし、私の人生の中でも桁外れに大きい仕事だった。けど、もう一度演じることはないと思う。すべてやり遂げたと思うから」とエリザベス・スワン役からの“卒業”を明言。「だけど、次の作品を見るのはとても楽しみ。ジョニー・デップのキャラクター(ジャック・スパロウ)は最高だものね。きっと素晴らしい出来になると思う」とエールを送った。

一方で、オードリー・ヘプバーン主演のミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」をコロンビア・ピクチャーズがリメイクする企画が明らかになったのは、昨年6月のこと。その時点でナイトレイは、オードリーが演じたヒロインのイライザ・ドゥーリトル役に決定したと発表されたが、その後正式に契約を交わしたわけではなく、現在は製作スタジオ(コロンビア)からのゴーサインを今か今かと待っている状態だという。

ナイトレイは「私がオーディションを受けたのは2年前。あの映画にふさわしい製作チームが組まれるかが問題だけど、興味深い内容の映画が作られそうだし、可能な限りいい映画にしようと努力しているみたい。いい噂話しか聞かないわね。彼らと実現できたら本望だわ」と、2年間待った現在の心境を語っている。

同作は、ジョージ・バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」が原作で、ひどいコックニー訛りを話すロンドンの下町の花売り娘イライザが、言語学者ヒギンズ教授に見初められ、彼の指導のもと、正しい発音とレディとしてのマナーを身に付けていくというシンデレラストーリー。映画のオリジナル版は、ジュリー・アンドリュースレックス・ハリソン主演で50年代にロングランしたブロードウェイ・ミュージカルを、名匠ジョージ・キューカー監督がヘプバーン&ハリソンを主演に映画化した、1964年度アカデミー作品賞に輝く不朽のミュージカル映画だ。

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