タランティーノ監督の「イングローリアス・バスターズ」撮影開始

2008年10月16日 12:00


来年のカンヌまで間に合うか?
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[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督・脚本最新作「イングローリアス・バスターズ」の撮影が先週末、ドイツでスタートした。

アンサンブルキャストとなる同作は、第2次大戦中・ドイツ軍占領下のフランスが舞台。ナチのハンス・ランダ大佐(クリストフ・ワルツ)に家族を皆殺しにされたショシャンナ・ドレイファス(メラニー・ロラン)は命からがらパリへ飛び、偽名を使って映画館の仕事に就く。一方、米軍のアルド・レイン中佐(ブラッド・ピット)は、敵軍要人暗殺を目的とした「バスターズ」と呼ばれるユダヤ人特殊部隊を結成。レイン率いる部隊は、ドイツ人女優でおとりスパイのブリジット・フォン・ハマーズマルク(ダイアン・クルーガー)と結託し、ドイツ第三帝国のリーダーたちの暗殺計画を企てる。その計画決行の場所は、ショシャンナが働く映画館だった。

スタッフも固まり、撮影監督はロバート・リチャードソン、編集はサリー・メンケ、美術監督はデビッド・ワスコが務めているようだ。ドイツのベルリンや、フランスのパリなどで撮影される同作は09年全米公開予定。

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