クライブ・オーウェン主演作を「300」原作者が監督
2007年6月22日 12:00
[映画.com ニュース] 「キング・アーサー」や「クローサー」のクライブ・オーウェンが、私立探偵のフィリップ・マーロウ役を演じる新作「Trouble is My Business」を、「シン・シティ」「300/スリーハンドレッド」などの原作者として知られるフランク・ミラーが監督することが明らかになった。
フィリップ・マーロウは、作家レイモンド・チャンドラーが生み出したハードボイルド小説の私立探偵で、チャンドラーの代表作「大いなる眠り」「さらば愛しき女よ」「ロング・グッドバイ」などに登場。「Trouble is My Business」は1939年に発表された中編小説(邦題「事件屋稼業」)で、製作を手掛けるユニバーサルとストライク・エンターテインメントは、シリーズ化を視野に入れて準備を進めているという。
今回、主演と製作総指揮を兼ねるオーウェンは、「チャンドラーの小説を映画化するにあたり、フランク・ミラーほど完璧な人物はいない」と、ミラーのノワールに対する造詣の深さが決め手になったことを明かしている。