舞台版「ロード・オブ・ザ・リング」開幕。マスコミは賛否両論!
2007年6月22日 12:00
[映画.com ニュース] 舞台版「ロード・オブ・ザ・リング」が6月19日、ロンドンのウエスト・エンドにある劇場“ロイヤル・ドルーリー・レイン”でついに開幕した。
原作の「指輪物語」はJ・R・R・トールキンによる世界的ベストセラーであり、ピーター・ジャクソン監督が手掛けた映画版3部作の完結編「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」は作品賞、監督賞などアカデミー賞11部門を獲得している。
製作費2500万ドル(約31億円)を投じた今回の舞台版には、総勢70名を超える俳優、歌手、ミュージシャンたちが登場。ミュージカルや演劇というよりは、テーマパークのような賑やかなショーとなっている。マスコミの反応は、「魅力とウイットと驚くほどの活気に溢れている」(英タイムズ紙)、「3時間15分のショーを見終えたとき、大いに感激した」(英ガーディアン紙)と好意的な批評がある一方で、「途方もない大失敗作」(英デイリー・テレグラフ紙)、「まとまりに欠けた、見せかけだけの派手なショー」(英イブニング・スタンダード紙)と手厳しい批評もあり、賛否両論といったところだ。