劇場公開日 2024年2月9日

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「良くも悪くも日本的」身代わり忠臣蔵 Kenny KAOさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0良くも悪くも日本的

2024年2月26日
PCから投稿

制作にテレビ局が絡んでいて、若手女優やイケメン俳優に三枚目(ムロツヨシ・佐藤二朗・阿部サダヲ・加藤諒・竹中直人あたりから選択)、そこに場を引き締める大物ベテラン俳優と芸人やタレントを一振りというテンプレート。おそらく出演者はテレビ番組のゲストとして駆り出されていたのだろう。

今回は美男美女ではなく、三枚目のムロツヨシが主人公だ。
主人公が理不尽な権力構造の中を現代的価値観で行動していく。公的なルールと私的な感情を天秤にかけ、悩みぬいた主人公は最終的に一挙両得のどんでん返しで観客を驚かす。テンプレート。
笑いあり・涙あり・宣伝用のややセクシーシーンありの昔ながらの日本のエンタメ映画といった感じ。

あとは打ち取った首を寺まで運ぶシーン。討ち入りでクライマックスだったのに、そのあとにメタくて長くてつまらないあれが入ったせいで作品の質が下がった。

昨今、原作改変が問題になっており、ムロツヨシもその余波で主演ドラマがお蔵入りになったそうだ。俳優の苦労がしのばれるが、それはそうと日本テレビではラグビーが好きで好きでたまらないおじさんが権力を握っているようだ。

Kenny KAO