劇場公開日 2024年2月24日

「主人公が植物系クズ。時代とフィクションとドキュメンタリーをいったりきたりのメタ作品」つ。 fumiiiiiipさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5主人公が植物系クズ。時代とフィクションとドキュメンタリーをいったりきたりのメタ作品

2023年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

主人公に共感できない。自分にも世の中にも向き合えてないのに、斜めからマウントをとりたがる子という印象でした。最後まで彼に、救いも居場所も用意されていないのが印象的。

そこがとてもリアルだった。
救いも居場所も結局ない主人公が、結局自分と向き合う気になった。

人生もそんなものだよなとやけに納得しました。状況は何も変わっていないのに、ふとしたきっかけで道が開けるような、もう何もないからやるしかない。という気分のような。

大人の方が理解できる作品かもです。

シーンについては、説明がないから難解。なんで?にハマると素直に見れないです。

演出が時代が入り混じってるようだし、ドキュメンタリーとフィクションをいったりきたりしてるような印象もうけるし、メタっぽい雰囲気あり。

ドキュメンタリーパートは心に響きます。

fumiiiiiip