怪物の木こりのレビュー・感想・評価
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「怪物の木こり」面白かった。
サイコパスvsシリアルキラー
そうなんだけど、それだけではない。
過去と現在(いま)の事件、主人公の過去と秘密、1つに交差した時に明かされる衝撃の結末…スピーディな展開に謎解き、ミステリー好きにはたまらない。
キャスト陣が見事に嵌っていて、演技・脚本・音楽・映像どれも秀逸。
終盤の亀梨くんと主要キャストの対峙シーンは見入ってしまった。
亀梨くん顔よし、声よし、アクションがかっこいい。序盤のサイコパスっぷりにゾクゾクしながら、中盤からの表情の変化、繊細な演技に魅了されました。
ラストシーンからのエンドロールで涙
三池崇史監督が描く「サイコパスvs連続殺人鬼」なのでかなりグロい想像していたがいい意味で完全に裏切られました。亀梨和也さんの演技、特に目の演技が素晴らしかった。染谷将太さんの飄々としたサイコパスっぷりは流石。亀梨さんはじめ菜々緒さん、吉岡里帆さんなどの美しさも映画を華やかにしている。二宮彰と怪物の対決で終わるかと思いきやそこからのラストシーンは完全に予想外でした。美しいラストシーンからのエンドロールで流れるセカオワの深海魚は映画の世界観とリンクして涙が止まりませんでした。
思ってたより
ずっとイイ! 三池カントク久々にウェルメイドじゃあないですか。染谷くんはまだですが、サイコパスの連鎖は取りあえず断たれたし?
キレイなのかがさつなのか、菜々緒さん良かったし、吉岡里帆さんも必要以上に愛嬌振りまいてなかったし。亀梨くん悪役もイケるね、今度は善要素の全く無い役でも。ディーンさんにはびっくりだよ。
また見たい
サイコパス対殺人鬼のバイオレンス映画と思って観て良い意味で裏切られました。
三池ワールドの美しい映像の中で亀梨和也さんが主人公の心の変化を丁寧に繊細に描いていて必見。また対峙する菜々緒さん、サイコパス仲間である染谷将太さん、婚約者吉岡里帆さん、中村獅童さんはじめ全ての演者がバチっとハマっている快感に唸らされ人と人のつながりに萌えました。
いくつかの心を抉られる言葉が胸に残りリピート。
バイオレンスの下からあらわれる美しく切ない映画です。
怪物の木こり
ストーリーの良さ、早い展開、全キャストの演技力の良さがあり感動しました。
エンドロールではセカオワの深海魚も映画にあっておりまた観たいと思える素晴らしい作品でした。
色んな映画みてますが、邦画では久しぶりに良作だと思います。
色々考えさせられる映画なので、是非色んな方に見て欲しい映画です。
最後の最後にどういう映画かが分かって涙。余韻がヤバい
予告と全くちがって上質なミステリー映画だった。
監督があまり得意な人じゃなかったからどうかと思ったが、かなり想像を超えて良い!
どんどん惹き込まれて最後まで一気。
最後エンディングの歌詞で全てを理解するような感じなので、次の日に2回目、3回目まで観た。3回観てようやく、あ、この人こんな早く全部を気付いてる!とか、予告に出て来る所が伏線な事に気付いた。
余韻がすごくて、観てからずっと頭のどこかで考えてるし、セカオワの深海魚が流ている。
亀梨くんと染谷くんのサイコフレンズがお気に入り。亀梨くんサイコが切れがすごくて目が本物ぽくて怖い!けど目で変化が演じられる…凄かった。
たぶん週末にまた観に行きそう。今年見た中で最高。おすすめ!
スリラー/ミステリー/SFが高次元で融合
俺好みの役者が出ているわけでもないが、予告編の不気味さにちょっとだけ惹かれて観賞。
【物語】
二宮彰(亀梨和也)は表の顔は優秀な弁護士。しかし、裏の顔は目的のためには医師杉谷(染谷将太)と共に全く人の命を省みない凶行に及ぶサイコパスだった。
あるとき、世間では絵本「怪物の木こり」に登場する怪物の仮面をかぶり、おので頭を割って脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生。警視庁では重大事件として大捜査網を引く。プロファイラー・戸城嵐子(菜々緒)は犯人像をあぶり出そうと被害者の出自を含めてあらゆる情報を必死に収集していた。
そんなとき、二宮が「怪物の木こり」に襲われる。2人がと激しくもみ合っている間に別の人が通りかかったことで二宮は一命を取り留めるが、格闘している間に頭を強打し病院に搬送される。二宮は病院で目が覚めると、診断した医師から自分の知らなかったある事実を知らされる。
二宮と警察はそれぞれの思惑で「怪物の木こり」を突き止めようと彼を追う。また、戸城(菜々緒)は捜査の最中に出会った二宮にも言い知れぬ違和感を覚えていた。
【感想】
本作はサイコパス達が、好き勝手に暴れ回るスリラー&サスペンスであり、不気味かつ得体の知れない謎の‟木こりの怪物”の正体を突き止めるミステリーでもある。 さらにもう1つ、予告では知らされないSF要素があった。
この3つ(スリラー&ミステリー&SF)が結構バランス良く合わさっている。邦画ではこういうのは結構珍しい。 3つの要素を持つ作品は珍しくないかも知れないが、SF設定がちんけだったり、ミステリー的展開がお粗末だったり、大抵まともに揃わない。その点本作はどの要素もそこそこ高いレベルに行っていることに拍手を送りたい。
興行成績はともかく、作品的に成功しているのは監督、キャスティングがこの作品を制作するのにあたり適材適所だからだと思う。
三池崇史は俺的にはあまり好きな監督ではない。あまり文芸作品的な作品を撮らないし、感動した作品も記憶に無い。しかし、こういうちょっとおぞましい作品の雰囲気創出は得意だと思う。主演の亀梨もこのサイコパスにハマっていた。 脇を固める染谷将太、中村獅童、菜々緒も的確なキャスティングだ。中でも中村獅童の暴れっぷりは身震いするほど凄かった。中村獅童は気弱な男や、ニヒルな男もやれるし、今回のような社会の底辺を這っているような男も完璧にこなす。凄い役者だと改めて思った。
ということで、本作のMVPはプロデューサーと言っておきたい。
サイコパスは悪ですか?
行動しなければ思う分には自由。
とかそういう話ではなかったが、ラストの流れは想像通り着地してしまった‥‥
つまらないわけではないが、ストーリーの手口こそショッキングだが具体的なシーンもないし、マイルドめで意外な展開もなかったかな。
もし本当にあの絵本があるのであれば、怪物はサイコパスの事ではなく、マイノリティ的な存在を否定して、自分の思想やルールを強要して徒党を組む、声のデカいリーダー気取りの皆の周りにもいる「アイツ」らを反面教師にする内容と自分なら捉えるかな
怪物の木こり このミステリー映画は凄いで賞 間違いなし
サイコパス対猟奇的殺人鬼 血生臭いバイオレンス映画を想像していたら、終始ハラハラゾクゾクさせられるストーリー展開の中に、まさか胸打つヒューマンドラマが描かれているとは。愛する人に殺されるなんてロマンチックじゃないか…主人公二宮のセリフが繋ぐラストシーン。その言葉の真意に気付いたとき心が、体が震えた。エンディングに、天才的かと思うセカイノオワリの深海魚が流れ出し、歌詞に音楽に、もう涙腺琴線大崩壊した。回を重ねて観るごとに、怪物が木こりになっていく様、心情の変容に気付かされ、感動でさらに胸が震える。是非、劇場で体感してほしい傑作。
想像していたものとは全く違っていた(いい意味で)。 物語の展開、キ...
想像していたものとは全く違っていた(いい意味で)。
物語の展開、キャスト全員の演技、まさかのラスト、全てに文句なし。
全員が上手い演者さんという奇跡に感謝。特に変化していく様を目だけで表現していた亀梨さんの演技は鳥肌モノ。個人的には染谷さんになんともいえない恐怖を感じた。丁寧に作られた作品。是非沢山の人に見て欲しい。
意外な展開が面白かった。サイコパス=精神異常犯罪者という描き方で大丈夫?
意外な展開が面白かったです。
サイコパス=精神異常犯罪者という描き方ですが、良かったのでしょうか?
最初か最後にテロップで、サイコパスとは精神的な状態?病名?のことで、本作はフィクションであり、いかなる偏見を冗長するものではありません。とか、注意書きがなくても大丈夫かと心配になりました。
パンフレットに、監修の中野信子さんのコメントが欲しかったです。
それはさておき、「サイコパス」であっても過剰な、おかしい演技をしない、普通の人間であるという方針は正しいと思いますが、本当にちょっと変なだけで、とんでもなく冷酷で非情な殺人犯という異常性が感じられない。
それはそれで物足りないと感じました。
そして、最後の展開も落としどころが途中から読めてしまう。
さらに大事なカットが予告編にあってネタバレしてる!
ほんとに勘弁してほしい。
結局いい人にしたいのかっていうのも残念…。
ちなみに不愛想で超美形プロファイラーでが、所轄の一刑事を相棒に、ずけずけと現場の中心に踏み込んでいくという昔の刑事ドラマのような展開は、正常な「沙粧妙子」のようで大好物です。
猫はどうなる?
中盤までは面白いが終盤なんだか怪しい展開、おいおい結局お涙ちょうだいか?
で、あのラスト、そうだろこうならなくっちゃ。
しかし、あのサイコ弁護士の本業の仕事ぶりが見たかった。
そして残った染谷将太と猫が気になる。
おぞましく異様なサスペンス
平気で人を殺すサイコパスの弁護士と、被害者の頭を割って脳を取り出す連続殺人鬼に、美人プロファイラー刑事がからむプロット。異様な事件の真相が、次第に明らかになっていく展開はかなり面白かった。
ただし、犯人判明後、ダラダラと台詞で説明する部分は興ざめ。見る前から覚悟していた通り、後味はよくない。
中途半端でスリル不足
原作小説を映画化したミステリースリラー。怪物の仮面を被った犯人を謎解きしていくストーリーですがズリル不足で残虐性も無く全体的に中途半端な印象で面白みに欠ける。
2023-195
また観たい!
最初からストーリー引き込まれテンポ良くドキドキハラハラ、そしてラストは切なく涙があふれてきて奥深く考えさせられる素敵な作品でした。特に亀梨くんは役にピッタリで表情、目の演技が素晴らしかったです。
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