劇場公開日 2023年10月20日

  • 予告編を見る

カンダハル 突破せよのレビュー・感想・評価

全69件中、21~40件目を表示

3.5ヘルファイア…恐るべし‼

2023年11月11日
Androidアプリから投稿

悲しい

楽しい

興奮

イランの核施設を破壊するも、捉えられた仲間の仲間が情報を渡してしまい…イランは勿論あらゆる周辺国のヤベェ奴らから逃げることになる男の物語。

お馴染み、バトラー氏のアクション作品ですね。

題材自体はシンプルに見えるが、敵の種類が多すぎて、今は一体誰と闘っているのやら⁉状態に。

ラスボスがそいつ?だったり、最後まで共にするパートナーは彼でもなく彼でもなくその人?みたいな印象もあったが、中東の複雑なお国事情も絡まり、激しいアクションも相まってとても面白かった。

そして、ワタクシこのテの作品でいつも思うのですが、核施設って爆破しちゃってよいの?
トップガンのときも思ったが、それこそ引火じゃないけど、とんでもない悲劇とかにならんのだろうか??

コメントする 1件)
共感した! 5件)
MAR

4.0あんこのきっしり尻尾まで詰まった鯛焼きのように、本作はラストのギリギリまで、手に汗を握る逃亡劇が繰り広げられる、密度の濃いスパイアクション劇です。

2023年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ジェラルド・バトラー主演で、アメリカ国防情報局の職員ミッチェル・ラフォーチュンがアフガニスタン赴任時に体験した実話をベースに描いたアクション。
 「エンド・オブ・ステイツ」「グリーンランド 地球最期の2日間」につづき、バトラーと3度目のタッグとなるリック・ローマン・ウォーが監督を務めます。

●ストーリー
 MI6所属ながらCIAへレンタルされた工作員トム・ハリス(ジェラルド・バトラー)は、アフガニスタンの敵地深くで立ち往生していました。
 任務自体は、イラン国内に潜入し、核開発施設の破壊工作に成功。その直後にCIAの内部告発が発生し、内部の機密情報が漏洩。全世界に所属工作員の正体が明かされてしまったのです。自分の正体と任務が露呈した彼は、即刻ミッションを中止し中東からの脱出を目指していたのです。
 イランからトムが目指したのは、アフガニスタン南部のカンダハルにあるCIA基地。30時間後に離陸する英国SAS連隊の飛行機に乗らなければ、生き残るチャンスはありません。イランの精鋭集団・コッズ部隊のほか、パキスタン軍統合情報局(ISI)も絶好の「金づる」になりうるトムの捕獲に乗り出し、さらに、タリバンの息がかかったゲリラ、金次第で敵にも味方にもなるウォーロード率いるタジク人(イラン系)の軍閥など、トムの行く手にはさまざまな勢力が立ちはだかります。そして敵味方の入り乱れる壮絶な死闘へと追跡劇が繰り広げられるのでした。トムは、迫りくるエリート特殊部隊の執拗な追跡から逃げながら、アフガニスタン人の通訳(ナヴィド・ネガーバン)とともにカンダハールの脱出地点を目指します。無事カンダハルに辿り着くことができるのでしょうか?

●感想
 あんこのきっしり尻尾まで詰まった鯛焼きのように、本作はラストのギリギリまで、手に汗を握る逃亡劇が繰り広げられる、密度の濃いスパイアクション劇です。
 敵の攻撃は執拗で、各シーンにトムの絶体絶命となる追い詰められるシーンがありました。例えば逃亡開始直後に、敵戦闘ヘリに見つかり、乗ってきたトラックが破壊されてしまうシーン。運良くトラックから脱出したトムと通訳は、生身で戦闘ヘリと対決します。岩陰に身を寄せながら、戦闘ヘリを挑発して、至近距離に誘導するトムの戦い方は、迫力満点でした。
 以前の作戦でトムと友人関係となっていたタジク人の軍閥に身を寄せたあと、ISに見つかりトムと通訳は捕まって、ISの砦に連れていかれます。
 そのISの砦が対立するタリバンの襲撃を受けてゲートが突破され、ISの戦闘員が次々皆殺しにあってしまうのです。危機は拷問部屋に監禁されていたトムたちにも迫ってくるのでした。(このシーン、ネタバレしませんが、訳ありで助かります。)
 この砦を巡る戦闘シーンも、爆破と銃撃が半端なく、大迫力でした。
 そしてカンダハル基地のゲート直前で、エリート特殊部隊のカヒル(アリ・ファザル)に追いつかれてしまったトムたちは、そこで激しい銃撃戦をしているうちに、敵の軍用シープ50両に周りをすっかりかこまれてしまいます。一方脱出用の戦闘機は、予定の刻限が近づき。トムたちを見捨てて、飛び立つ準備を始めるのです。このラストのシーンは、喝采したくなるほどの圧巻であり、開放感に包まれました。
 一方、本作ではアフガニスタンの複雑な勢力状況を浮き彫りにします。トムとかなり親しげだったタジク人の軍閥の本心は、ただトムを通じてアメリカに稼がせて貰っただけの関係だったのです。用済みとなったいま、一見トムと友情を交わしつつも、平気でISの所在を売り飛ばしてしまうのでした。そのISの砦が襲撃されるシーンも一癖ありました。
 アフガニスタンの国内は、ベテランでも地元のゲリラ勢力でも誰を信じるべきか、あてにできない裏切りが横行する地域だったようなのです。
 もう一つアフガニスタン人の通訳が抱えた複雑な事情です。彼は家族をアメリカに亡命させた身返りに、通訳としてアメリカ軍に協力しているのです。しかし祖国の人たちは彼を裏切り者と断罪します。ISに捕まった時も、もっぱら拷問を受けたのは通訳の方でした。そして彼自身も、自らを祖国を裏切ったという自己処罰に思い悩みます。そんな通訳の気持ちを繋いでいたのは、トムとの友情でした。トムは以前家族同然に付き合っていた通訳を見殺しにしてしまったことを、深く後悔していて、今の通訳もやはり自分の家族のように大切に思っていたのです。
 脱出劇の危機の連続の間に見せるふたりの絆の強さにも、きっと感動されることでしょう。
 そして本作でも主演バトラーの存在感は凄かったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
流山の小地蔵

5.0「過酷な状況を映画で」

2023年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

今年213本目。

「SISU シス 不死身の男」と同様に過酷な状況を映画で見ると、人生変える位のパワーあると思います。くだらない復讐していると逃げ場なくなるぞ。人生ってそう言う物だと胸に刻みたい。時には人間水しか飲まないのも必要だと感じました。自分って戦争物や脱出物が本当に好きなんだと改めて実感。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ヨッシー

4.0簡単じゃない

2023年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

戦争アクションとして観るなら文句なく面白い。若干クドいものの、ジェラルド・バトラー無双でもないしドキドキハラハラする展開もある。
だがストーリーに現れているように、イラン・タリバン・アルカイダ・ISIS・アフガニスタン・パキスタンと彼の地の情勢はあまりにも複雑で、更に私利私欲まで関わってくるので、訳が分からなくなってくる(ジェラルド・バトラーを狙っているところだけは共通)。
それに観ているとやはりジェラルド・バトラーを応援しちゃうんだが、そもそもあいつらが招いた状況なのでは!?とも考える。簡単じゃないのよ…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぱんちょ

4.0戦争は終わらない

2023年11月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スパイ工作員があらゆる国、組織から追われ自国の救出部隊のもとまで逃げるストーリー。
通訳、サポート役の現地人と共に逃げるのだがアクション、戦闘シーンは迫力あり満足できるもの。
サポート役の現地人が受けてきた迫害や差別や恨みなどの中東諸国が抱える問題をバックグラウンドにあらわしているが、簡単な問題でなく平和に生きてる私達には想像すら難しく、啀み合い常に戦闘状態の国々、組織が入り乱れる様は到底日本人には理解出来ないだろう。
同じ地球にこのような国、地域でも日常があり営みがあって生まれてくる子供、戦闘やその被害を受けて命を落とす人、愛する人達を理不尽にも失い悲しみに暮れる人がいることを忘れてはいけないなと思います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
梅じんの相棒

3.0ジェラルド・バトラー

2023年11月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

正直よくわからなかったけど、ジェラルド・バトラーが主演なのでそれで良しとします。

おそらくリーアム・ニーソンの後釜は彼だと思いますね。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
エンジェル・ハート

4.5見知らぬ中東の風景

2023年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

アクションエンタメ作品の範疇であるものの、中東での風景や町、人々は極力本物に近いものを再現しようと試みていると思います。
一方で、中東リテラシーが足らないので自分の勉強不足を嘆きつつ、イミグレーションすら怖れとドキドキで無理ーと世界の遠さを感じていました。自分にとってはこれはエンタメなのかリアルなのか判断つかない中でのサバイバル体験。

ロケ地はサウジとの事ですが、ニュースとは違うエンタメ作品で見る風景はとても意義あると思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
すむ

5.0あぁ、イラン、アフガン、パキスタン…

2023年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

紛争地区のややこしさをアメリカというかCIAの目線で描いた秀作。国家意識よりも自分たちの集団、部族の利益不利益で行動し、そこに金が絡み、プラス殺された殺したの感情が強烈に入ってしまって、全く収集が付かない神にも、人にも見放された不幸極まれない国、土地の悲惨なストーリー。アクション作品を建前に本音はイスラム地区の複雑さを利用した西側の参入が描かれている。所謂、武器商人とそこに投資する投資家たちの莫大な富を得るためのネタバレ作品でもある。生き延びたジェラール・バトラーよりも犬死にした俳優たちに鑑賞者としての目線は止まる。昨今の映画は強烈なメッセージを伝える。この作品はその最たるものだ。平和を夢物語や絵空事にしてはならない。平和にならない限り、地球という星が終わってしまう。私たちは積極的に考えをあらため、そのための行動をすべき、フェーズに入っていることをこの作品から学べる。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
shanti

3.5娯楽アクション映画です

2023年11月2日
スマートフォンから投稿

まことにややこしい中東が舞台なだけに、いろいろな勢力が組んずほぐれつする中を窮地から脱出するお話です。
しかしながら、政治や宗教などに関わる問題にはさほど深く切り込まず、あくまで娯楽アクション映画でございました。

かといって派手なドンパチは大団円までお預けみたいな感じです。そのあたりがご不満な向きもあるかもしれませんが、なにしろ主役はジェラルド・バトラーですから、なんとかなります。
男の世界をお楽しみあれ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
小太り爺さん

4.0大乱戦

2023年11月2日
Androidアプリから投稿

2023年劇場鑑賞260本目。
イランの核施設を破壊した諜報員があらゆる組織に狙われながら脱出を目指す実話ベース作品。
よく分からなくなりましたが色々な組織が彼の命を狙って追ってくるのは他の映画でもありますが、組織同士も仲が悪いので戦ってしまうところが新鮮。
一緒に逃げる通訳の人の持つドラマが良かったです。
最後はもっとその手何回も使えばいいのにとも思いましたが政治的に難しいのかな。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ガゾーサ

4.0迫力の脱出劇

2023年11月1日
iPhoneアプリから投稿

怖い

興奮

実話がベースになっているとは信じられないくらいのハードバイオレンスでした。
中東エリアの戦時感がひしひしと伝わってくる緊迫の連続で味方と敵と裏切りが入り乱れる暗澹の世界が恐ろしい展開。このエリアには絶対近づきたくないと本気で思いました。改めて戦争反対とイスラム教国の平和を祈りたくなりました。
この手の作品にピッタリのバトラーに感動です。ホントに強靭な精神と肉体の塊のような役柄がお似合いです。
是非映画館で🎦

120

コメントする (0件)
共感した! 14件)
タイガー力石

3.5人と人はなぜ争いを起こすのか

2023年11月1日
Androidアプリから投稿

イランで任務を成功させたCIAのトムが次の任務を遂行中に前の任務の情報が漏れ、トムが中東の様々な組織に追われながら、通訳のモハメドと一緒に脱出する話です。

国家組織や武装組織様々な組織が出てきますが、以下のことは変わりません。
みんながアッラーに崇拝している
家族がありながらも任務を行っている

現在の戦争は金や資源を得ても終わりではないというトムの言葉に響きました。
国のトップの指導者が自分のプライドのために、たくさんの人々が自分の国を守るために戦っています。技術の進化により、欲望も変わっています。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
やんやん

1.5目的も正義も、、、

2023年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

何のために戦うのか、逃げるのか、意味がわからない現代。
頑張るほど虚しい世界を描いていると言えばそうだが、、、

コメントする (0件)
共感した! 1件)
HAL1953

3.0お気楽には見られないドンパチ映画

2023年10月30日
iPhoneアプリから投稿

イスラム圏の勢力争いについての知識がかなり必要で、わたくしもご多聞に漏れずこれが足りないがために、地理的な問題や敵対関係がかなり分かりにくかったです。
また、タイムリミット30時間と言いながら、特に時間を気にしている様子がないのも、分かりずらさの原因かと。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
克晴

4.080点

2023年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

基準点 20点満点

面白いか凄いか?
凄い映画

1.派手な絵だったか?(俳優の顔、絵)
20点
サウジアラビアでの撮影。これが1番デカい。CGにしてもあれはでかい画面で観ればより楽しめるはず。

2.ドラマ性はあるか?(主人公の成長、過去、悲しみなど)
16点
もう少しジェラルド・バトラーの家族を見せるとなお、もっと感動したかも。最後にやっと娘が出るくらいで、映画中には奥様の声しか出てこない。。

3.アトラクションの連続だったか?(見ててドキドキしたか?)
18点
何度も何度も敵が追いかけてくる。安心かと思いきや敵が攻めてくる。これぞアトラクション。

4.芸術性はあったか?(ドラマとは違う)
12点 当たり前だが主人公がピンチの時助けが来る。最後の場面も結局それで倒すのかい。早くそれで倒せよと思う。

5.どれだけ期待を裏切ったか?予想と違ったか?
14点 期待以上でした!やはりジェラルド・バトラーの髭が大きいほど面白い映画になる説はありそうである。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あっぷる

3.0熱い友情物語

2023年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

バトラーさんは何やってもバトラーさんだったw
そんなバトラーさんを堪能出来ました。

・作戦中止からの脱出地点のカンダハルを目指すまでの展開が緊張感あり過ぎ。
・バトラーさん演じるトムとほんとは奥さんの妹を探すために密入国というか密帰国していた通訳さんとの友情を基本ラインに、トムを巡る友情関係に胸が熱くなる。で、現実の自分に嫌悪感w
・戦闘シーン、銃撃や爆撃、爆破は迫力十分。なお、迫撃と爆撃の区別がつきます。そのため、爆撃の迫力はドン引きするほどでした。
・パキスタンのエージェント役、かっこいいです。敵役ですがもう一人の主役として観てもいいかも。

緊張と友情。かなあ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
zem_movie_review

5.0最初から心臓が飛び出しそうな緊張感。

2023年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

普通に暮らしていても命の危険があるようなところで、よく工作員なんてできるなぁ。もう最初のシーンから心臓が止まりそう。

アラブの人たちにも(アラブって一括りにしてるところがダメなんだろうな)愛する家族がいて、帰るべき家庭がある、当たり前のことだけど今まであまり描かれていなかったことがしっかりと描かれている。
と思ってたら、最後の追っ手やっつけるところなんて人間て思ってないな。そもそも核施設の爆破だってそこで働いている人もみんなぶっとばしてる訳だから。
これが現在も起こっていることというのが辛い。

私たちはいかに幸せな国で幸せな時代に暮らしていられるのか、先の大戦で復讐の連鎖を断ち切るべく戦いの矛を収めてくれた先人たち、犠牲になった方々の御霊に感謝を忘れてはならない。

コメントする 1件)
共感した! 20件)
大吉

3.0圧倒的に答えのない戦い

2023年10月28日
iPhoneアプリから投稿

もうなんか答えが無い、ただただ中世

コメントする (0件)
共感した! 1件)
なかわんくま

5.0アフガニスタンの現実・スパイの現実

2023年10月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ミッション・インポッシブルみたいに、トム・クルーズは出てこないし、かっこいい武器も出てこない。
当然、美女も出てこない。埃と砂と乾燥が続く。
遺跡のカーチェイスもなく、海辺の風景もない。
しかし、これがスパイの事実なのだとわかる。

また、日本の報道ではわからないアフガニスタンの現状がわかった気がする。当然映画なので演出されているとは思うが、観ている人にわかりやすく伝えていると思う。
アフガニスタンが一つにまとまらない理由、戦争が続く理由、根本的解決策がみつからない理由がわかり、心に刺さる。

コメントする 3件)
共感した! 8件)
morihide

4.0脱出劇

2023年10月27日
Androidアプリから投稿

中東を舞台にした、実体験をベースにした脱出劇。
手に汗握る程の、ハラハラドキドキ感が長続きはしないが、満足できる位に盛り込んでいる。暗視スコープ装置での戦闘シーンなど銃撃戦も盛り沢山。
戦争映画や特殊部隊ネイビーシールズなどを沢山観ている人にはちょっと物足りないかも。
実体験ベースでアクション重視の映画ではないので、そこは納得するし、観てよかった

コメントする (0件)
共感した! 2件)
まる