カンダハル 突破せよのレビュー・感想・評価
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地形を駆使したアクション、人間ドラマ、複雑な勢力図に見応えあり
この映画は冒頭でイラン核施設の爆破工作という只事では済まされない設定で緊迫感を醸成しつつ、そこからは一転して地道な逃走劇がスタート。アフガニスタンのカンダハルにある軍事基地まで、見渡す限りの荒野地帯を初老の通訳者とともにひたすら横断していくわけだが、そこでは冒頭の(安易とも言える)設定からは想像できないほど、様々な勢力が入り乱れ執拗に手を伸ばしてくる。敵味方を明確に区別することなんて不可能で、相手の出方を一つ読み間違えばそれは死に直結。このカオスな状態の中、フィジカルな死闘を繰り広げるのはジェラルド・バトラーの役目だが、一方、言い知れぬ悲しみを抱えた通訳者の、人間としての尊厳や譲れぬところは譲れないとする一本気な信念が物語に厚みをもたらす。砂漠に押し寄せる波のような軍事車両の動き、地形を駆使した攻防戦も他作品ではあまりお目にかかれない臨場感に富んだ仕上がり。予想以上に見応えある一作だった。
まもるべきはものは家族
ジェラルドバトラー
ロストフライトに続き二作目
銃を使いスバイもの
前半は迫力緊張感がスゴくて
引き込まれた
丸腰で戦う所が
ちょっとムリを感じたものの
作品は見ごたえはたっぷり
パトラーの人間味のある
人柄が魅力です
通訳案内人役の
ナビドネガーハンもよかった
広大な砂漠や
中東の危険地帯
中東の情勢が垣間見れ
アメリカの雰囲気とは違った
おもしろさがあった
シンプルだけど結構ドキドキ。
「身バレしたCIA工作員が、作戦を中止して、輸送基地・カンダハルへ逃げる」。
これだけなんですけどね、
主人公と一緒に逃げる通訳者。
戦力にはなってないけど、いいパートナーになってる。
「俺たちは君たち通訳者がいないと、何もできない。
なのに、半分以上は礼すらしない」
ここにリスペクト感、ヒシヒシ。
中東が舞台の作品、正直人物がよくわからない(覚えられない)。
どこと対立しているか等も。
だけど今作は、駆け引き等がないので、気にならない。
帰る場所のために、待っている人のために。
家族愛にも触れることができた、ちょっと胸熱。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「いつか(戦いは)終わるのだろうか」
ジェラルド・バトラーは、無理ゲーがお好き?
敵対的地域で秘密作戦実行中に、身バレしたら?という身の毛もよだつ設定でのお話。しかも、DIA局員が体験した実話に基づく作品というところに驚かされます。
それにしてもさ、『エンド・オブ・ホワイトハウス』以下の3部作でも見られる通り、ジェラルド・バトラーは、一見「え?これ、無理じゃね?」というシチュエーションの作品が多いですね。昔のブルース・ウィリス、今のジェラルド・バトラー。
基本的に圧倒的に不利な状況で逃げ回る話なので、出来事としては、とにかく逃げ回るのが基本。それでも、中々ハードなアクション作品という印象ですね。
目指す時間と場所へ突破せよ!
池袋で「カンダハル」を観てから「ゴジラ-1.0」の展示があるTOBUに行こうと思っていたら、JR埼京線遅延で映画に間に合わず。池袋TOBUでゴジラ展示を先に見る。あれ、展示はこれだけ?拍子抜け。
「カンダハル」の次回上映は15時45分、上映時間が合わず新宿に移動。13時30分から新宿バルト9で「カンダハル 突破せよ」を。
映画の前にバルト9のビル1階にあるゴジラショップを覗いたら、外人がスノーボールのゴジラを見ていた。
実話をベースにしたストーリー。
イランの地下核開発施設を爆破したCIA工作員ジェラルド・バトラーが情報が漏れて身元がバレ、顔と名前を知られたためカンダハルにあるCIAの基地へと脱出する。30時間後に出発する友軍機に乗るために。
イラン、パキスタンISI、アフガン、タリバン、ISISと、不勉強で誰と誰がどう対立しているのかすら良く判らんが、とにかく周囲がアメリカの敵だらけの中を必死に突破する。
イランに帰国した現地のアフガン人通訳を巻き込んでの脱出劇(この通訳絡みのドラマが中々だ)、ラストのCIAの対応が見物だった。(出来るんだったら、もっと早く助けてやれよ)
今日は私が、JRと戦い、ゴジラを抜けて時間と戦い、池袋を突破して、新宿へ脱出した。
来月公開の「ロスト・フライト」でも脱出するジェラルド・バトラーが見られる。
追記:「ロスト・フライト」を観た後で気付いたのだが、「カンダハル」の方が「ロスト・フライト」より後に撮られた作品だったのだね。
良い作品でした。
最初のシーンから集中して見られる。
緊張感の中にも笑える場面があったり泣けるほど切ない所もあり最後まで見応えがありました。
ジェラルド・バトラーの演技も良いですが、各俳優の演技や映画の脚本も良かったです。
夜のシーンが暗すぎてはっきりと見えなかったのがちょっと残念。
バトラーならでは。
2024
3本目
中東を舞台のストーリーは大体こんな感じ。
よくあるストーリー。
イラン、ISIS、アメリカの三つ巴戦闘。
戦闘シーンもいいし、ジェラルドバトラーもカッコいいのだが…他、演者達の奥行きがないのでどういった人間なのかこっちで勝手に想像するだけ。
登場シーンが多いのによくわからない人が少なくとも4人はいたかな。
個人的には面白かったが、ジェラルドバトラーでなければ2.5だろう。
平和ボケ解消のためにも観るべき作品
個人的にCIAネタ&脱出ネタが好きだからなのか、かなり好みだった。ただ後半の安っぽい決闘シーンは不要かも。シビアな内容に徹した方が良かった気がするが…
そして、エンディングにかけての『アメリカ強い国』のシーンは嫌いぢゃない。
脚本的には全編が完全なフィクションでもなさそう…凄い世界だ。
ジェラルド・バトラーらしくないかも
ジェラルド・バトラー主演のCIAモノです。
とは言うものの銃撃戦や格闘シーンが
たっぷりある映画とはちょっと違います。
そういう意味ではジェラルド・バトラーらしくない
映画になりますね。
あちらこちらから狙われて逃げる逃げる。
逃げまくるジェラルド・バトラーもいいもんですね。
2時間ハラハラドキドキが途切れない良質スパイアクション
これだけドキドキできる映画はなかなかない。複雑な対立関係を最低限のセリフで説明する手際がよい。そして、無造作に見えて計算し尽くされた編集が素晴らしい。
あと、暗視スコープを使ったヘリとの戦闘シーンがめちゃくちゃ良かった。
家に帰るぞ
顔バレで絶体絶命に陥ったスパイ工作員✕通訳!我らがジェラルド・バトラー✕リック・ローマン・ウォー=『エンド・オブ・ステイツ』『グリーンランド』の信頼に足る男臭いコンビがまたもや贈る平均的なアクションスリラー!! 四方八方追手だらけの"三つ巴"モノの中、果たして彼らは無事たどり着けるのか?現代の戦争に勝ちはない、戦いは終わらない。仲間の犠牲の上に成り立つ帰路。だから、家に帰って何のために戦うのか確認するんだ。
カリーフ、ISI
イラン、アフガニスタン、タリバン
勝手に関連作品『13時間』『エネミー・ライン』『ラン・オールナイト』『クーデター』
ロストフライトよりかなり面白い
本作での主役のジェラルド・バトラーの戦闘能力MAXで屈強なキャラは健在で見ごたえがある。やっぱりこういう役じゃないとね。
さらには現代の戦争の正義感がうまく描かれていて面白い。
思い。
ジェラルド"無双"バトラーを久々に堪能しようと鼻息荒く飛び込みましたが、ウクライナやイスラエルの件(特にイスラエル)と深くリンクしていて、アクションを超えたヒューマンドラマを体感した気分でした。要所要所での"モー"の言葉にハッとさせられます。スパイアクション映画としてはコーディネーターの彼(ローマンだっけ?)が思いの外格好良くて素敵でした。
ヘルファイア…恐るべし‼
イランの核施設を破壊するも、捉えられた仲間の仲間が情報を渡してしまい…イランは勿論あらゆる周辺国のヤベェ奴らから逃げることになる男の物語。
お馴染み、バトラー氏のアクション作品ですね。
題材自体はシンプルに見えるが、敵の種類が多すぎて、今は一体誰と闘っているのやら⁉状態に。
ラスボスがそいつ?だったり、最後まで共にするパートナーは彼でもなく彼でもなくその人?みたいな印象もあったが、中東の複雑なお国事情も絡まり、激しいアクションも相まってとても面白かった。
そして、ワタクシこのテの作品でいつも思うのですが、核施設って爆破しちゃってよいの?
トップガンのときも思ったが、それこそ引火じゃないけど、とんでもない悲劇とかにならんのだろうか??
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