シュヴァリエ

解説

18世紀フランスに実在したバイオリン奏者・作曲家で、マリー・アントワネットの宮廷を揺るがしたジョゼフ・ブローニュ・シュバリエ・ド・サン=ジョルジュの波乱万丈の人生を映画化した伝記ドラマ。

マリー・アントワネットが生きたフランスの宮廷で、作曲家、バイオリニスト、そして剣士としての才能ももちあわせ、その多才ぶりで一世を風びしたジョゼフ・ブローニュ・シュバリエ・ド・サン=ジョルジュ。アフリカ人奴隷とフランス人農園主の間に私生子として生まれながらも、たぐいまれな才能で奇跡的に社交界の頂点へと上り詰めたジョゼフだったが、その栄光もつかの間、不幸な恋に身を焦がし、マリー・アントワネットの不興を買ったことから、次第に宮廷での地位を失っていく。

「WAVES ウェイブス」「エルビス」のケビン・ハリソン・Jr.がタイトルロールを演じ、マリー・アントワネット役を「ボヘミアン・ラプソディ」のルーシー・ボーイントンが務めた。

2022年製作/109分/アメリカ
原題:Chevalier

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(C)2023 20th Century Studios.

映画レビュー

3.5A Pioneer You Didn't Know About

2023年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Chevalier presents an interesting episode in history. A black man subsisting among the French aristocratic elite with his supreme musical chops in the 1700's. The actual story is more fascinating than the film's stylistic choices at times, but it's a uniquely modern perspective on the rock and roll drama of the classical period. The revolutionary punk conclusion may bring tears to your eyes.

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Dan Knighton

3.5フランス革命時で舞台や衣装は豪華ですが、ストーリーの深さはありませ...

2023年11月8日
PCから投稿

フランス革命時で舞台や衣装は豪華ですが、ストーリーの深さはありません
意外とあっさり終わるところも含めて、ライトで見やすい映画でした
主役の人が良い演技してましたね
B級感を意識させずここまで見やすい映画は結構貴重だと思います

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柚子一味

3.5特筆に値する実話と主演

2023年6月17日
Androidアプリから投稿

真のフランス人からただの黒人へ、そして…。偉大な先駆者"黒いモーツァルト"を演じるケルヴィン・ハリソン・ジュニア、既に貫禄すらあって流石の存在感と熱演。『シラノ』の頃から本作への出演は決まっていたのだろうか?彼の凄さを感じたいなら『モンスター』『ルース・エドガー』辺りはオススメ。
共演には、個人的に推したいサマラ・ウィーヴィング。その夫役は主人公と敵対する側ばかりのイメージで敵役・悪者が板につきすぎなマートン・チョーカシュ。そしてミニー・ドライヴァー。そして、ルーシー・ボーイントン演じるマリー・アントワネット王妃との友人関係。
君は危険な遊びをしている。今となっては結構よく見る人妻と才能ある若者の禁断の恋みたいな図式も、当時の実話となると…。なぜ自分の子といられない?最悪なのは選べないと思うこと。選ぶ自由は奪えない、内側にあるものだから。友人の存在。平等を。貴女を守るためだったの、いつ無人島で会える?反骨のドレッドヘアでコンサートを!自由を!! 終盤はちょっと痺れた。

勝手に関連作品『アマデウス』『エデンより彼方に』『ムーラン・ルージュ』『グレイテスト・ショーマン』『レ・ミゼラブル』『マリー・アントワネット』『PASSING』

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とぽとぽ
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