ドミノのレビュー・感想・評価
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吹き替えはぜひ関西弁で
映画『ドミノ』を鑑賞。
原題は『ヒプノティック』だけど、今作に関しては邦題が秀逸。
作り手は諦めムードなのに、今更止められず、ドミノ倒しのように惰性で作り上げられた様子が見て取れます。※違います
いっそ邦題を『エキスポ』にしちゃえば、中〜後半部分の舞台装置ともドンピシャで符合するし、なんなら社会風刺作品としてしっくり来るかも!※来ません
あ、でも、『マトリックス』や『インセプション』、『TENET』を通る前の、映画擦れしてない頃の自分なら楽しめたかもしれません。基本は押さえてるので、これから映画を趣味にして行きたい方や、そんなお子さんがいるファミリーにはオススメできそうです。
ローク、お前もか
刑事のローク、誘拐された娘を本当に連れ去ったのは誰かと必死に探していた中で見つける絶対に捕まらない男。その男に周りの人間は支配されているように思えたが、実は、、、ロークお前もか、、、のどんでん返し。
刑事でもなかったわけで、特殊能力の持ち主たちで、でも彼らの収入源はどこなんだろう。
途中、「インセプション」のような映像もあったり、どんでん返しも面白い。ただ最後、あの大量の死体どう始末するんだ?そしてエンドロールでの場面、なんか続編あり?とも思える。
詰め込みすぎて何を述べたいのか色々ありすぎて混乱しそう。
今年369本目(合計1,019本目/今月(2023年11月度)1本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
かなり評価が割れそうだな…といった一作です。
タイトルこそ「ドミノ」であるものの原題タイトルは日本語訳では「催眠術」であり、またそれと全く違う話題もどんどん出てくるため、いわばマルチバース系の映画のように他分野に飛んでしまい、それに応じて多分野の知識を薄く広く求められるといった事情があるからです。
少なくとも予告編からわかる範囲では2割くらいで、残り8割はタイトルからではわからない展開に飛ぶ上に、出てくる話題もAIがどうだのハッキングがどうだのといったIT技術に関する語を求められたり、一方で「ジャンルが割と不明」なので(共通項をあえていえば「洋画」というくらいにしかない)、「どの筋で見てもある程度は楽しめるが、100%にはならない、要はどれでみても60%なり70%なりで収まってしまう」といった「良い点悪い点」がごちゃ混ぜになっているところです。
ただ、最後までみれば「あそこにヒント描写あったのね」というのは明確になるので、2回以上の視聴を想定しているのかな…とも思えます。
採点に関しては以下を考慮したものです。
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(減点0.3/多分野の知識を要求されて映画に集中できない)
多くの方が指摘されている点で、やはりこの映画はそれが免れないのではないか…と思います。ただ逆を返せば「いろいろな分野を薄く広く扱っている」というのは事実で、採点対称としてはこの程度ですが、もっと引く方もいれば減点なしの方もいるでしょうし、かなり微妙な映画ではあります(ただ、洋画でもあり完全な大ハズレでもないのも確か)。
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クドくなりがちな設定をシンプルにまとめた淡麗系
催眠術? 超能力?
謎の力を持った男と娘を誘拐された刑事のシンプルながらスリリングな追跡劇!
主人公と同じくらい観客にも先が見えない展開や、あからさまに匂わされる伏線、幻惑するような映像表現などが駆使された作品だが、
メインキャラクターの少なさと90分という短さのおかげでとてもスッキリとしたエンタメ作品に仕上がっている
アッサリだけど美味しい淡麗スープのような脚本に、敵役のウィリアム・フィクナー(個人的にはプリズンブレイクで馴染み深い!)の存在感が
黒胡椒的スパイスになった一本
Hypnotic(催眠術)
娘が行方不明になってしまった刑事。いつになっても見つからず不安を抱えながら勤務していると銀行が強盗されると通報が入る。現場に向かうとどうやら周りの人が不可解な動きを始める。そして銀行強盗が盗もうとしたのは娘の写真だった、、そこから事件に巻き込まれていく主人公は娘を探せるのか?というあらすじ。
前半は??な感じで進み後半は!!って感じでした。どんでん返しもしてくるしインセプションみたいな事もしてくる。。。
最後の最後まで読めないストーリーで面白かったです!!!あとエンドロール流れても帰らないでね
ドミノ?
とりあえず観終わってから宅配ピザ食べました🍕俳優陣好きだしロバート・ロドリゲスだしで結構ワクワクしてましたが、色んな映画のパーツパーツが合わさり既視感満載(それはそれで良い)に展開していくのだが、既視感を超えては来なかった様で。あんな映画やこんな映画(映画名が既にネタバレなので割愛)を観た事ない方には楽しんで頂けそうなSF映画でございました。
久しぶりのロドリゲスはSF(?)だった…
『ドミノ』といえば、2005年のトニー・スコットの傑作がある。実在する主人公の名前がドミノ。キーラ・ナイトレイがたまらなく色っぽかった。
もう一つ、知る人のみぞ知るブライアン・デ・パルマの2019年作品『ドミノ-復讐の咆哮-』は、刑事とテロリストの戦いがドミノ倒しの如く連鎖していくアクションスリラー…のはずが、極めて残念な結果となった一作。デ・パルマはこれ以降新作がない。
さて、本作のドミノは謎の機関の謎の計画を表すが、原題は「Hypnotic(ヒプノティック=催眠術)」だった…。
瞬時に催眠術をかけて人を思い通に操ることができる男と、眼の前で誘拐された娘を探し続けている刑事が、追いつ追われつのアクションを繰り返しながら娘の行方と謎の機関の陰謀に立ち向かう、謎解き冒険バラエティ・サスペンス。
絶対に捕まらない男(ウィリアム・フィクトナー)の能力は人の脳をハッキングすると称される催眠術。
同じような能力を発揮する女占い師(アリシー・ブラガ)と共に催眠術師率いる赤ジャケ軍団との攻防戦を繰り広げる主人公の刑事(ベン・アフレック)なのだが、早々に『インセプション』みたいな目眩まし映像が現れ、物語は混沌へと突き進む。
観客の意表を突く工夫は、確かに驚きがあって面白い。
たが、そればかりに特化すると、それはミステリーの謎掛けとは言い難いものになってしまう。
必ず騙される…とか。
絶対に先が読めない…とか。
謎を強調するPRは、ともすれば観客がクイズ感覚を抱いてしまう危険性がある。
たとえば、観客が勘で推測した犯人が結果として合っていたら「騙されなかった」とか「読めた」とかと思ってしまい、単に一番犯人らしからぬ登場人物に目星をつけて“当てた”だけなのに推理したと勘違いさせる、極めて陳腐な現象を招くことがある。
我が女房殿など、テレビの2時間サスペンスの冒頭の15分を見て、配役で犯人に見当をつける。その後は家事をやりながらチラ見程度で流し、終わりの15分に再びテレビの前に戻って、答え合わせ。「ほら、やっぱりこの人が犯人だった」と、実に満足そうなのだ。
そう、それが楽しいならそれで良いのだが…。
どうすれば最大のどんでん返になるかと考えれば、“娘を誘拐された主人公が、実は誘拐犯だった…”と、誰でも思いつく。それをして“ほ〜らね“と優越感に浸る者は映画を過小評価する懸念があるから、宣伝は要注意なのだ。
ヒッチコックの『めまい』(’58)、『間違えられた男』(’58)に触発されて構想したとロドリゲスは語っているが、主人公目線を利用したトリックは『アンノウン』(’11)や『推定無罪』(’90)などにも用いられていて、これに超現実世界の味つけが加わって、『トータル・リコール』(’90)や『エンゼル・ハート』(’87)なども連想させる。
砂塵舞うテキサスでのバイクやガンのアクションはロドリゲスの見せ所で、トントンと進む小気味良いテンポが飽きさせない。
ショットガンを構えた老夫婦の登場に至っては、待ってましたと手を打ちたくなる。
だが、攻守逆転がまた逆転する大どんでん返しのために持ち込んだ虚構の世界感は、真相を明かす段になって台詞で説明せざるを得なかったのが残念。
絶対に捕まらない男どころか、絶対に死なない人間(?)みたいなのまで登場させて、バーリ・トゥードはとうとう収拾困難に陥った感がある。
ベン・アフレックが脚本に関与していれば、もう少しどうにかなったかも…
hypnoticのサイキックバトル
とりあえず冒頭5秒間は間違いなく騙される。騙されたまま話は進み途中で大どんでん返しの種明かしがありそこから先はきっとこんな感じで進むんだろうなと思う通りの展開なんだが、その"こんな感じ"がどんな感じで進んでいくのかを楽しむのががこの映画の見どころ。
原題はHypnoticだが催眠術というよりはサイキックバトル。そもそも人を催眠で操れると言うのは究極のサイキックパワーであろう。
インセプションよりはわかりやすいけれどそもそもこれは謎解きをする映画ではない。今観客が見せられている映像がリアルなのか虚構なのか、その世界がどちらが作り上げている虚構なのか、虚構世界の中でどちらがどこまで覚醒しているのか。そしてラストはやっぱりこうなるよねという感じで終わるんだけど。
これ、続編があるなら作りようによってはものすごく面白い映画になるかもしれない。次の主役は間違いなくあの女の子。ロドリゲス監督、是非想像を超える次の展開を見せてください。
楽しませてもらえました!
素直に楽しめた!
◯ーラン氏へのひにく?愛情?
まさかあのように展開するとは想像しておらず
久しぶりに観てよかった感に浸れました!
RRプロダクションにはもっともっと活躍して欲しいですね。
アフレックさん、あの静かな感じが好きですわ。
やや物足りない
ここのところ「ジョン・ウイック コンセクエンス」とか「キラーズ・オブ・フラワームーン」とか長尺な映画を観てきたため生理的には94分という尺は有り難い。でもキュッとまとまっておらず尺の割にはダラダラした印象を受けた。
ひとつには主役のローグが家族を取り戻す話なのか、人の頭を乗っ取り別の記憶を与え現実とは異なる知覚経験をさせる特殊能力を徹底して描くのか、クリストファー・ノーランばりのVFXを見せるのか、ポイントがバラバラで散漫な感じがあること。シークエンス毎に出てくるキーマン、例えばリバーとかエレミアとかの人物像が薄く印象が残らないことにも原因はある。もちろんウイリアム・フィクトナー演ずるデルレーンは魅力的に魔術師っぽいのだが組織がなんだか違う。なんか国立衛生研究所みたい。そんなところに魔術師はいないでしょ。浮きまくっている。もっと呪術的に禍々しく組織像を設計しないと。
そう、この映画の敵役組織は一体何を企んでいるのか、人体実験がしたいのか、ドミノとは結局はどういったオペレーションなのか。韓国映画を散々観てきた自分にとってはこの映画内組織の目的性の薄さと組織運営能力の低さ、目的貫徹力のなさはちょっとがっかりです。
で、敵役がだめなら映画自体の魅力も当然下がります。ベン・アフレックの無駄遣いかな。
二転三転する展開に騙される!
なかなかインパクトのある予告で期待していた本作。それなのに公開初日のレビュー評価はまさかの3.3!期待と不安の入り混じった状態で、公開2日目の朝イチで鑑賞してきました。
ストーリーは、公園で遊んでいた娘を自らの不注意で行方不明にしてしまい、カウンセリングを受けながら仕事を続けていた刑事ロークが、あるタレコミをきっかけに娘の行方の手がかりを握ると思われる男を追う中で、背後にある真相が明らかになっていくというもの。
いやあ、なかなかおもしろかったです。二転三転する展開にまんまと騙されました。謎の男やその背後にある組織の全容が見えたかに思えたところから、娘の行方不明の真相が明らかになり、さらにそこからの逆転劇と、なかなかの爽快感を味わえます。しかも、エンドロール中にまで重要なシーンが描かれます。まあ、続編ねらいのあざとさを感じて、これはちょっと蛇足だったように思います。
それにしても脳をハッキングという設定がすごいです。その理論的な部分にはいっさい触れていませんが、何が本当で何が嘘なのか、訳がわからなくなりそうなギリギリのところでおもしろさを演出していると思います。とはいえ、よく理解できない部分もあり、雰囲気で押し切られた印象です。ただ、そこにこだわりすぎると楽しめないかもしれません。
主演はベン・アフレックで、曖昧な記憶の中で娘の行方を追うロークを好演しています。脇を固めるのは、アリシー・ブラガ、J・D・パルド、ハラ・フィンリー、ウィリアム・フィクトナーら。中でも、ウィリアム・フィクトナーの得体の知れない怪しさが秀逸です。
展開が早いあっという間のサスペンス
ヒッチコックやデ・パルマにインスパイアされた小気味いいサスペンススリラー。
主人公であるダニー・ローク(健康回復?のベン・アフレック)は刑事だが、娘が誘拐され行方不明となったのは自分の責任であると悩んでいる。
そんな時、銀行襲撃の連絡を受け相棒と共に現場に急行する。
しかしそこで待ち受けていたのは不可解な出来事の連続。
見覚えのある謎の男や暗号。
主人公たちは犯人の手がかりを得るために事件の通報者である占い師の元へ出向くがさらに不可解な出来事が続いていき、ストーリーは思わぬ方向へと進んでいく。
上映時間は94分とあっという間のコンパクトな作品です。そのため主人公の内面等は深く掘り下げられない淡白な出来(この監督の特徴でもあるが)
ひねりはあるがえ?ってゆう感じでした。監督の手腕としてサスペンススリラー向きではない。短い時間で描き切ったので仕方ない。
「テネット」や「インセプション」のようなややこしい話ではありません。
でも、すぐに公開終わると思うので好きな方はお早めに、、
ネタバレせずにレビュー書くのは難しい作品だと思う
評価はわかれる作品でしょう。
予告ではミステリーのような感じもするし、ヒューマンドラマっぽい感じもある。
物語は、公園でほんの僅かに目を離した瞬間に愛娘が忽然と消え、その消失感にさいなまれながら、愛娘を探しつつ、連れ去った犯人と見られる男性を追う刑事が主人公。
序章からかなり後半まではその流れで展開する。
しかし、終盤で大どんでん返し。
個人的な感想としては「そうくるかぁ~」と言う感じで、見終わった後に、ストーリーを振り替えってもう一度楽しめる感じはします。
が…、前半部分からどっぷりと、想定したストーリーで見てしまうと取り残されるかもしれない。
続編がありそうなエンディングなのが気になる。
がんばれベン・アフ!
予告編で、あんまり面白くはなさそうだな〜と思ったんだが、ベン・アフレックを応援する為に劇場で鑑賞。
いや普通に楽しめたけどね。
なんでベンさんを応援するのかというと、彼のバットマンをもう1度観たいからだ。
自分は歴代バットマンの中でベン・アフレック版のバットマンが多分1番好きだ。クリスチャン・ベール版よりもだ。(ロバート・パティンソン?誰それ)
降板理由はどうも自業自得らしいが、自分は何故か評価が低い「バットマンvsスーパーマン」ですっかり惚れてしまった。(スーパーマンと戦う為に筋トレするんだよ!惚れるだろ?)
それまでは口を半開きにした演技が馬鹿っぽくて全然好きじゃなかった。いやでも「デアデビル」は好きだな。スーパーヒーローが合う役者なのだろうか。
そんなベンさんが主演のこの映画は前述の通り普通だ。
この作品世界なら主人公はもっと狂おしい程の苦悩を抱えていそうだが、ホントに割と普通にしている。
脚本も悪くはないんだが、これベンさんじゃなくてもいいよね。
その脚本を書いたのが監督でもあるロバート・ロドリゲス。
何でも20年前から企画した脚本らしいが、20年前ならいざ知らず、多くの方が指摘されてる様に「攻殻機動隊」(TVシリーズ含む)、「インセプション」、宮部みゆきの「クロスファイア」や筒井康隆の「七瀬ふたたび」もそうかな。
とにかく観ていて元ネタ作品がやたらと頭にチラつく。
この監督特有の毒っけもまるで無く、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」や「プラネット・テラー」がMy favoriteな自分としては、これホントにロバート・ロドリゲス監督作品か?と思ったくらいに、
ふつー
この監督にこういうの求めてないんだよー。
肩の力を抜いて「マチェーテ3」でも撮ってみませんか?「シン・シティ3」でもいいけど。そういや「アリータ」の続編どうなった?
とまぁこの監督でなくてもこの主演でなくても問題無い、どんでん返しが売りの割にちょっと没個性な映画。
ここで記述した作品どれも観たことが無いのなら、
オススメ。
そんなヤツ稲科
まさかのチンプンカンプン超能力映画
初めて映画紹介に騙されました。
通常のクライムサスペンスと思いきや、ワケのわからない超能力映画です。
ジャンルで言えば少なくともサスペンスやアクションではない。まあSFでしょうね。
どこが事実でどこが妄想なのか、何が何だかサッパリわからない。
90分で終わってくれたのが唯一の救い。
PTAとかCノーランなんかが好きな人にはいいんでしょうが、レビューを読む限りこの手の作品が多いらしいので堂々ブラックリスト入りです。
令和版シックスセンスか?
最愛の娘が突然姿を消す、すっかり騙されまま引き込まれてゆく映画で仮想空間でのスリリングな展開は面白かった。
不可解な人物の登場や味方通しの撃ち合い、現実とは思えない空間にベン・アフレックの見事な演技は良かった。
真逆まさかの展開は薄っすらと現実を窺わされる。
何かに乗っ取られた人間はまるでウィルスに汚染され支配されてるのには驚いた。
物語の入りがこの映画のキーポイントで有り観る者を最後まで仮想空間の中で楽しませてくれた。
導かれたラストは予想通りでしたが良かったです。
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