グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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ゼロの領域
評判の高さから観にゆきました。
レースシーンは圧巻でしたが、人間関係のドラマがやや希薄に感じました。
「レースは自分との戦いだ」と言われていたけれども、個人的には『ライバルの存在』なんかもフィクションでいいので、もっと強くいれて欲しかったです。
ちょっとリアリティーが強すぎなのかなぁと思いました。
あとレーサーになりたいという夢が、何故『グランツーリスモで勝つこと』で満足するにいたったのかの動機がいまいち説明不足ではないでしょうか。レーサーに憧れていた自分とどう折り合いをつけたのか(私だけかもしれませんが…)が理解できませんでした。
お父さんが心配するのも仕方がないと思います。
主人公とコーチとのやり取りは胸熱でした。ただ「ロッキー」(古い)や「サイバーフォーミュラ」(これも古い)のような感じには至りませんでした。
なんだか文句ばかりになってしまいましたが、楽しめました。
オススメはできます。
Gを感じる
これが実話なんだと衝撃!
めっちゃ面白かった!
ゲーマーを本物のレーサーにするプロジェクトを快諾した日産凄い
久しぶりのオーランド・ブルームをスクリーンで観るため観たのだが、主役のヤンが素晴らしい演技で際立っていた✨
コーチのジャックもめちゃくちゃ良くて、ヤンとジャックの関係も良く
感動🥹
レースシーンは映画館でないとやはり迫力が半端ない👍✨🎥
エンジン音が、観客にGを与えて、車に乗っている感覚になれた笑
本当に重力感じた笑
音って凄い
目当てのオーランドは出世が目当てのあんまり良くない感じの役だったけど、それもヤンとジャックの関係をより良くした感じでとても良かった。
嫌な事が吹っ飛んだ良い映画だった☺️
スクリーンX 吹替え版にて鑑賞
スクリーンXは決して邪魔ではないけれど600円の価値があるかと言われると微妙。
グランツーリスモの超絶テクニックとか見たかったな。
最後は実話のお父さんがサッカー選手でビックリ。
kenny Gとエンヤそんなに馬鹿にされるのか。笑
こんな実話あってたまるか
泣いた回数が分からないのでちょっと数えますね。
①グランツーリスモのロゴ
②俺の息子(※違う)が予選で優勝する
③俺の息子(※)が赤線から上に上がる
④アカデミーで優勝が決まる
⑤パパ(俺)「子供みたいだ」
⑥ママ(私)「うちの子が」
⑦俺の監督がプレゼント開ける
⑧ヤンを連れ出す俺の監督
⑨過去を語る俺の監督
⑩キーを渡す俺の監督
⑪助手席に乗る監督
⑫俺らの監督「お前ならやれる」
⑬俺らのブルーム「やるか?!」
⑭俺「やろうぜ!」
⑮パパ(俺)「誇りに思ってる」
⑯俺の息子「パパは僕の誇りだ」
⑰現実のレースからゲームのレースをやってた回想へ
⑱コースを外れる
⑲3位入賞
⑳グランツーリスモのロゴ
嘘…こんなに…?
すっごい良かった。
何度もカタルシスがあり何度もクライマックスがある。
最後のレースで同期生が集まって彼を応援するのも嬉しい。
PSとNISSANを背負って走ってくれるの、なんも関係ないただ日本人ってだけの私が思うのも身勝手ですが、本当に誇らしいです。車のPSロゴを見るだけでちょろい私の涙腺はゆるゆるですよ。
彼は全ゲーマー、日本、夢を持つ人全ての代表者ですね。
全然関係ないですが、私はカーレースもグランツーリスモも詳しくないのですが、24時間レースってなに考えとるんじゃ。
事故起こるやろそりゃ。
観客にも死人が出るぞオイ。
でも見に行きたくなりました。
すごい!レーサーってかっこいい!
傷だらけのゲームレーサー。
◯作品全体
『グランツーリスモ』ファンである主人公・ヤンの自室から始まる本作。父からのサッカーの誘いを断って自室でゲームを楽しむ作品の導入や「ダメだったらリセットすればいい」というセリフによって、本物のレーサーとは遠いところにいるヤンを映し出す。将来を心配する父に対しレーサーになる夢を話すヤンはどう見ても現実的ではないが、ヤンの並外れたドライブスキルをリアルでもバーチャルでもダイナミックなカメラワークで演出していたのがまず良かった。
ただ、これでそのままプロレーサーになってしまったら他のレーサーたちと同じ。何千回もサーキットのコーナーを経験してきたヤンに足りないのは実体験だ。それはレースの実体験だけじゃなく車同士の接触やクラッシュの危険性だったり、時には観客をも巻き込んでしまうレーサーの責任感も含んでいて、そうした実体験がヤンの身体も心も傷つける。
インタビューの練習でも優しさとか弱さを滲ませていたヤンはそうした実体験に押しつぶされそうになるが、ソルターの檄とソルター自身の過去に触れることで再び前へ進む。この展開はグッときた。傷だらけのまま立ち直れず終わったしまったソルターだからこそ、ヤンに再びハンドルを握らせることができる。物語の展開としては「この作品独自」ではないけど、サーキットの事故現場から再びアクセルを踏む、という演出はレーサーを主人公にした本作ならでは。
ル・マンのレースでアクセルを踏み込めなくなったヤンに対して怒りを与えてアクセルを踏ませる展開は、作品を見ていた時には少し物足りなさを感じたけど、ヤンがシムレーサーとして馬鹿にされてきた経緯であったり、レーサーとしての道を歩むまでやるせない時間を経験してきたことを考えると、確かにここで爆発させるのは憤りなのかもしれない、と感じた。
心と身体で味わった傷がゲーム上の数値ではなく、実体験としての経験値を語る。負の感情さえも力に変えて一つ上の順位を目指し続けるヤンは、まさしく傷だらけのゲームレーサーだった。
◯カメラワークとか
・ゲーム画面からリアルのレースへディゾルブするカットとか車が分解されてゲームをプレイするヤンになるカットとか、双方がリンクするような演出が面白かった。
・レースシーンのカメラワークは駆け引きしてるところで空撮カットが入ったりして少し物足りなかった。車もヤンも熱量があがる演出として、トルクが動いたりエンジン音が上がるのはすごくよかったんだけど、冷静すぎる画面が多かった気がする。
◯その他
・実際にあることだろうし実際にいるんだろうけど、スポーツを題材にした作品に出てくるダーティな相手役は正直魅力的じゃないなあ。話が展開させやすいからだろうけど、アカデミーのライバル・マティみたいな敵対するけど勝負はガチンコ…みたいなキャラの方が見ていて気持ち良い。
大興奮
何者にもなれていないがゲームだけは大好きで大得意な青年が、ゲームの世界から飛び出してレースの世界へ飛び立つ。父との葛藤、同胞葛藤、ライバルとの争い(金持ちvs庶民、または、ナードvsリア充)、恋愛までありで「ジャンプかよ」と思うが、実話に基づいているというから恐れ入る。
このようにストーリーは盤石、ありがちっちゃあありがちなのだが、なにせスリリングかつカタルシス満点のレース場面が大興奮なのである。
最後に出てきたリアル・ヤンの、アーチー・マデクウィ以上にナイーブそうな佇まいが印象的だった。
ソフト開発者がすごいのか、それを使いこなした人がすごいのか
日本人によって開発されたレース用ゲームソフト「グランツーリスモ」。レースカーの詳細な設定、レース場の細部まで調査して製作されたソフトで誰もが本格的なレーサー気分を実感できる内容。そしてそれを使いこなす主人公ヤンは将来プロレーサーを目指していた。この本格レーシングソフトを使いこなせればプロレーサーになれるという発想からレーシングドライバー養成プログラム「GTアカデミー」が設立され、トップゲーマーが徴集されます。荒唐無稽な展開でありながらも、実話という本作品。車社会とは言え、世の中の流れは省エネでエコが主流。爆音をたてて、猛スピードで走り回ることは時代遅れとなっています。車の魅力には移動できる道具だけではないということを投げかけているようにも思います。アカデミーでの教育を受けてレーサーとなり、プロレーサーとなる主人公。単純なサクセスストーリーとはなっていません。ゲーマー上がりのレーサーという嫌がらせ、事故による挫折等を経て、ル・マン24時間耐久レースへの挑戦そしてその結果と激熱展開でした。ラストにはあらためてソフト開発時のこだわりが映し出されています。凄いソフトだと思いました。
中々感動した!実話ベ-スはやはり良いと思う。
たかがゲ-ム
されどゲ-ム である。それを感じ感動した。
結局 凄い努力によって 幸運を手にしたってしたって話。
誰かに認めて貰うには 1番になるしかないない・・・
ラストの ル・マン24時間レ-スにて
ゲ-ムシュミレ-ション出身チ-ムが優勝する、このことが
不可能を可能に変えた瞬間だと感じた。
決してゲ-マ-主体ではなく、プロのレ-シングドライバとして
その成るためのきっかけが ゲ-ムであったダケのことである。
ヤン・マーデンボローの活躍にエ-ルを贈りたい!!
マーベリック並みと言う話を聞いて観に行きました!
レースシーンはゲームじみた所もあるが、メカの動くシーンを挟み、細かいカット割りでカッコいい!
ただ、ワンシーンが意外と短かく、直ぐに色々と起こるので、じっくりと車が走るシーンが堪能出来ないかな? トレーニングの場面はあるが、苦も無く早くなってしまう主人公だか、若いための葛藤や家族との行き違いなどが絡んでくるのでそれほど気にならない。
(最初から主人公が天才なのでしょうがない?)
日本の描き方が自然で良かった!
時間も気にならず楽しめました。 鑑賞して良かったです!
でも、マーベリック並みと言うのはどうかな?
戦闘機が飛ぶシーンをガッツリ観せた上、あの完璧な脚本! 申し訳ないが、完成度は段違かと…
バーチャルがリアルへ、夢が現実へ。
ド直球のスポコンもの。才能ある主人公が選出されたアカデミーでライバルたちと互いに競い合い、その中で友情を育みながら、レーサーとなり幾多の試練を乗り越えて成功を手にするというお約束の内容。
また、うだつの上がらないゲームオタクがリベンジとばかりに成功してゆく様は最近ヒット作がなかったニール・プロムガンプ監督の姿とも重なる。
ゲームによって本物のレーサーにスカウトされるという発想は昔「スターファイター」という映画でもあったネタ。田舎町のゲーセンに置いてあったシューティングゲームで記録を出した主人公が銀河帝国と戦う戦士としてスカウトされるという。
ただ、本作は実話ベースなだけにディティールも凝っていて全然リアリティーがあった。父と子のエピソードにも泣かされた。
長年ゲーマーとしてレーサーへのあこがれを抱いていたヤン。しかしいくらゲームで記録を出そうがそれは所詮ゲーム、家族や周りからは冷たい目で見られていた。両親からは大学復学を勧められるもその気はない。そんな時、日産社内で企画が立ち上がったことから彼は真のレースドライバーへのチャンスをものにする。
誰よりも長い走行時間をこなしてきた彼はライバルたちを蹴散らしてライセンスも取得し、リアルレーシングの世界に身を投じてゆく。
しかしすべてが順調に思われた時、ドイツのいわくつきコースで不運にも事故に見舞われる。彼自身のけがは大したことはなかったが、観客が事故に巻き込まれて死亡してしまうのだ。
たとえ不可抗力による事故だったにせよ自分が人を死なせてしまった現実。ゲームの世界では決してありえないその現実に大きなショックを受けるヤン。もはや復帰は絶望的とも思われた。
コーチであるソルターもかつて才能を嘱望されながら事故で夢をあきらめた過去があった。事故によって背負った十字架はレーサーとして復帰しようが諦めようが死ぬまで背負い続けなければならない。
夢をあきらめて十字架を背負い続けるか、夢を実現させて十字架を背負い続けるかの選択を迫られるヤンは後者を選ぶ。この時初めて彼はゲームの世界からリアルレーシングの世界に足を踏み入れる覚悟を決めたのかもしれない。ともすれば命が失われる「リアルな現実」に。
見事にルマンでの表彰台に登った日産チーム。この偉業はヤンの才能だけでなくこのシュミレーションを開発した山内氏、そしてダニーのアイディア、ヤンたちをサポートしたソルターはじめとするクルーたちによって成し遂げられたもの。
ゲームなんてと、なかなか馬鹿にはできない。いくらリアルではないとはいえ、レーサーとして要求される反射神経、動体視力などはそれで養うことができる。後はGに耐えうる肉体づくり、持久力を養っていけばいい。まさにモータースポーツのすそ野を広げようという山内氏の思いが実現した、男たちの熱い情熱が実を結んだ物語だった。
ちなみにダニー役の俳優、オーランド・ブルームに似てるけどこんなに老けてないだろと思ってたら本人だった。吹き替え版で観たから最後まで気づかなかった。あの美男子が…。
これ本当に実話!?
予告面白そうで見に行ったけれど、想像以上!!!実話って聞いたからそんな期待していなかったが最高だった!
まず、映像というか演出も綺麗だしゲームとリンクしてるところは熱い!映像も車視点の時の臨場感や観客目線、、、見せ方も良きでした!
ストーリー展開も、フィクションじゃないかってくらい起承転結あるし感動のストーリー。家族から認められず、自分ひとりで頑張る。夢を掴む可能性が、見えそのために努力する、、、。はじめ上手くいかず、トラウマレベルの事故に挫折もあるが仲間と指導者達と協力し最後には憧れの地で歴史に名を刻む。
最高かよ、熱すぎる展開だわ!
1つ1つ全てのシーンが、必要不可欠で、内容もくどいなぁって所も特になかった。
久々に熱い映画に会えた。ありがとう。
最後に、レーサー?詳しくないけどやっぱ怖いわ、、、
コレ見て尚更、死と隣り合わせの競技なんやって実感。
熱盛!やっちゃえNISSAN!
王道なストリートやけどむっちゃ激アツ!!今年の良い映画TOP5に入ると思う!
でも、やっぱり2020日本公開の「フォードvsフェラーリ」の方がオモロいなぁ。「グランツーリスモ」と「AIR エア」を足したのが「フォードvsフェラーリ」って感じ。
ゲーマーからプロのレーサーになった人がおるってゆうのが普通に凄い!しかも、ル・マン24時間レースで3位取ってるのもスゲ〜。カーレース系の映画のラストでル・マン出てくること多いけどやっぱりル・マンって熱いなぁ。
¥☆%4〆♪◻︎(言葉にならない)
にわかに信じ難い…これが実話なの!?
養成期間がどれくらいあったかまでは描かれないが、エンディングの本人を見るに若く見える。いや、幼いと言ってもいい。F1レーサーになるまでに1年。その1年の間に6戦こなして4位に食い込む。
…嘘だろ?
家庭用ゲーム機で遊んでた子供が、頭のネジが何本もぶっ飛んだ狂人達を抜き去って4位??
それだけでも凄い事だと思う。
作中では前哨戦みたいな扱いだったけど、彼のコレまでを考えると、どれほどの才能と可能性が眠っているのか予想もつかない。
凄い時代になったもんだ…いや、GTってゲームの革新的かつ画期的な使い方を見出したって事なのか?1番最初に声を挙げたやつが1番イカれてる。GTってゲームに新たな可能性を見出した。いや"本来の"なのかもしれないが。
当初、チームエンジニアは言う。
「バカげてる。お前達に可能性がないって事を証明する為に、俺はここに居る」
当然のリアクションだ。彼にもプライドがある。
家でレースの真似事をしてた奴らが通用する程、甘い世界じゃない、と。
だが、彼は生き残った。
自分の可能性を証明し続けた。
このチームエンジニアが素晴らしく…台詞がいちいち味わい深い。
デビュー戦なんかには
「朗報だ。誰もお前に期待しちゃいない。気楽にやれ」とか言うし「メカニックは全員、お前の事が嫌いだ」とか平気で言う。
だが、その目に嘲りや蔑みはない。
むしろ「気負うな」と伝えているようだった。
白熱するレースの描写は素晴らしいし、スピード感を損なわない台詞のカットインは見事だ。俳優陣も抜群の臨場感を与えてくれる。
レース描写だけでも超一線級だと思える。
とあるレースで「前の車と6妙差」って台詞がある。
カメラはコースの真ん中に据えられ、右側を1台目がかっ飛んでく。見た事もない速さで小さくなっていく車体。爆音が遠ざかっていく…チッチッチッ…俺の中で秒針が動いたような気がした。もうすでに車体は見えず、エキゾーストノイズの残響だけが微かに尾を引いて聴こえる。その刹那に左側をかっ飛んでいく2台目。空気を切り裂くってのはこういう事かと直感で理解する。
おそらくコレがレーサーの感じる「6秒」なのだと思う。映像表現なので、実際は4秒くらいのカットだったのかもしれないが、途轍もなく長い。
先行した車を抜き去る可能性など微塵も転がってないような時間が経過する。
俺の中で「GT」と言えば、真っ先に思い出すカットになった。
新人らしからぬ…いや、ゲーマーだった事が信じられず、まるでレースの申し子のような、コースに愛されてるとも思える彼は事故を起こす。
その事故に巻き込まれ観客が死亡する。
想定外の経緯でレーサーとなった彼の真贋は問われプロジェクトは潰れそうになる。
事故ったコースに彼を連れ出すチーフエンジニア。
彼も過去に事故を起こし引退したと打ち明ける。
彼は「俺はそこで自分の才能を確かめるチャンスを失った。諦めたんだ」と吐露する。
お前は諦めるなと、キーを渡すチーフ。
このリハビリとも思える時間が泣けてくる。
「ゆっくり走れ」
ゆっくり走ってる間にどんな会話をしたのだろう?
「いいぞ、スピードを上げろ」
彼の情熱とか本質を再認識させるような温かく静かな時間だった。
作中では復帰戦がル・マンのように描かれてた。
そう、かの有名な24h耐久レースだ。
…コレ、ホントなの??
レースがどんなスケジュールで行われてるのか知らないけれど、何となく思うのは1年の間に全てのレースが行われてるって事だ。
いや、ちょっと想像もつかない。
2年と経たない間に、フリーターがル・マンを走るなんて、そんな奇跡のような事があるのか?
レース前に訪れる父親との再会にも涙する。
父と彼は幾度となく衝突する。
そりゃそうだ。大学にも行かずゲームばかりしてる息子の将来を心配しない親がどこにいる。
彼はようやく父の理解を得る。
息子の前で、泣き顔を見せまいと意地張って堪えようとする父の泣き顔が印象的だった。
ル・マンが始まる。
主人公が好んでプレイしていたコースだ。数えきれないくらい、何千回とプレイしたらしい。
チーフエンジニアが彼を認め始めたのも、その何千回に及ぶ経験の発露だ。
ようやく加速のGにも慣れた頃にブレーキの違和感を訴える。一笑にふされるのだが、実際ブレーキはトラブルを抱えてたようだ。
でも、ちょっと待て。
GTってソフトは、そんなものまで再現するプログラムを組んでたって事か??
開発者達の尋常じゃない拘りを感じるエピソードでもあった。エゲツない。
比較的上位をキープするチーム。それだけでも偉業だとは思う…煤に汚れていく車体が時間経過を現す。
レース終盤、ピットでの痛恨のミス。大幅に順位が下がる。13位とかだったかな。
諦めない主人公。超人的な集中力を発揮しだす。彼はZONEの住人なのだ。
「自分のルートで走る」と彼は宣言する。
勿論、止められるのだがチーフエンジニアは「ぶちかませ」と答える。
みるみる順位を上げていく。ピットは熱狂の渦だ。
ここに来てコースレコードを叩き出す!
嘘だろ!?
ル・マンのコースレコード??
世界最速の男…いや、歴代最速って事だろ??
車の性能が違うから歴代最速は語弊があるか。でも、優秀するより難しい事のような気がする。
なんていうか…1番にゴールしたのはA、でも1番速かったのはBって図式が生まれる。
0.01秒の差を競うレースで「最速」の称号ってのは、これ以上ないくらいの栄誉だと思えてしまう。
…実話なんだとしたら開いた口が塞がらない。
実際、俺の口は塞がってなかった。
最終コーナー、競り合うのは初戦から因縁のあるレーサーだ。競り勝ち3位入賞を果たす。
…表彰台じゃん。シャンペシャワーじゃん!
なんて綺麗な伏線回収!1位じゃないところがむしろリアル!!と、書いてはいるが、リアルなの!?とも思っちゃうほどにミラクル!
フラッグが振られた時にチーフエンジニアが「やりやがった」と呟き、ヨロヨロと倒れる。
腰を抜かすってこういう事か!
彼のそのリアクションで、ル・マンで3位って事実がどれほどの偉業だったのかと気付かされる。
やっぱり、この俳優さんは素晴らしい!!
彼はいまだ現役で本作のスタンドインもやったのだとか。不世出の天才じゃないか…。
それを発掘した「GT」って凄ぇな。
今でもこのシステムはあるのだろうか?
あっても無くても「グランツーリスモ」ってソフトはゲーム業界だけに留まらず、どんな進化を遂げているのであろうか?
ゲーム開発者でさえ予想だにしなかった未来。
優れたシュミレーターとしての「GT」それだけでも漫画のような話なのだが、そこに加え主人公の成長や栄光、恋愛もそうだし、家族との邂逅や、ライバルとの衝突、チームエンジニアとのバディ感とか、何よりレースの臨場感!
めちゃくちゃ面白かった!
ゲームが元の話と侮るなかれ、バディ物としても超一級の作品だった。
そして、ふと思う。
巷ではFPSの大会などが頻繁に行われてる。
あの銃を構えて、戦場を戦い抜くゲームだ。
このGTの観点から言うと、アレって…優れた傭兵を養成するゲームなのかなって考えたりする。
…いや、さすがに無理があるかw
クルマ好きにはたまらん!
熱く観させてもらった!
夢物語だなぁと思いつつ、がっつり応援してしまう!
観て損なし!
主観ですがそっかぁぁと思ったところ。
ありがちな日本の企業の描き方…涙
彼女はもう少し可愛い子でも…涙
クルマで映画館行ったので帰りはいつもよりアクセルを
踏み過ぎたかもww
ゲームうまいやつがレースやったらうまかっていうただそれだけなのに
展開早すぎて詰め込みすぎじゃないかと思いながら見てましたが、終わってみたらこれで良かったのかもしれません。
レース外のパートをだらだらと流されるよりはいいのでしょう。
それよりもレースの迫力感やスピード感が素晴らしかったです。というか何が面白いのかと聞かれてもそれしかない。深く考える映画ではありませんね。
全てのゲーマーに観てほしい!
ゲーム好きなら是非みんな観てほしい!
結論から言うとめちゃくちゃ面白かった。
終始映画の世界に入り込んで寝る暇もない。
今まで数々のゲームをこなしてきたが、グランツーリスモはプレイステーションのゲームとして名前は耳にしたことがあるがプレイしたことはない。(任天堂ばかりに目が行きすぎたか)
あんなにも完成度の高いシュミレーションゲームだったとは。。
さすがJAPANクオリティのゲーム。映画の中でも日本のクリエイターや東京が何度も出てきたが、日本人として誇りに思う。
そしてグランツーリスモ、やりたくなりました。
この映画はとにかく内容が面白すぎる。
なんてったって、これが実話だからさらに面白い。
というか、10年以上前の実話だがその時の自分一体何をやっていた?
GTアカデミーとかジムゲーマーを本物のレーサーにさせるとか、こんな面白いニュースなぜ知らずにスルーして生きていた?と自分に問いたい。
たぶんこの映画、オーランドブルームの存在感が強い。彼がいるだけで目立って面白くなってる。
やはりオーラが違うな。彼はイギリス訛り(カンタベリー?)の英語がなんといってもカッコいい。
オーランドがいなかったら無名ばかりでちょっと存在感ゼロの内容が面白いだけの映画だったかもしれない。
途中、主人公のヤンが事故を起こすのだが、その前に意中の女性とクラブでいちゃついてたから、(女にうつつを抜かしてたからだろ、だらしない!練習しろ!)とは思った。
こういう話で恋愛に持ち込むのは勘弁してほしい。
そういうシーンもいらん。男らしくレースだけしてろ。
父親が今までゲームばかりする息子にやれやれしてただけで「何も支えてやれなかった」「お前は夢を叶えた。誇りに思う。」と、涙するシーンがあるのだが、
「プレイステーションというのはよく分からないんだが…」というセリフにはクスッとした。
親からするとやはりそうなのかもしれん(笑)
主人公がちょっと正気があるようでなさげな青年で、本物のヤンの方がなんかカッコよくて魅力的だから、本人はスタント出演だけじゃなく本人役で出ても良かったのでは?とは思った。
演技力はさすがにないかもしれんが。そっちの方が面白そう。
とにかくここ最近観た映画の中でダントツ面白かったのは間違いない。
ただ、映画の帰り道に運転する人へ一言。
テンション上がって、自分もレーサーになった気分でブーーン!!とやりたくなるがそこは抑えて、公道は安全運転で走りましょう。
スポーツエンタメ映画の定番展開ながら、興奮と感動は本物
実話ベースの話だ、という予備知識はある。
なので、映画の「ゴール」は「(一定の)成功」であることは間違いない。
レーサーとしてのスタート、勝利、そして挫折、そこからの復活、というメインストーリーと併せて、
父親との関係回復、というサブストーリーも描く。
要は「定番展開」ということ。
でも、こーゆー展開になると分かっていても感動しちゃうんだよね。
特に、ラストの表彰台のあたり、
映画「ヒート」のエンディング曲が流れるあたりが最高潮。
(てっきり、本作の音楽担当はヒートと同様、エリオット・ゴールデンサルかと思ったが違うんだな)
(ヒートの曲を使うなんて、安直だな、と思わなくもないが、大好きな曲なので、文句は言わない)
(あと、脚本の苦しさも上手くゴマかせなかったのかなあ、とは思う。アカデミー卒業レースでは「トップのみ合格」だったのに、ラストではル・マン耐久レース直前に「2位3位のヒトもレースやってました」って単に「やってた」じゃなく、ライセンスとって、ル・マンに出せるぐらいの実績って、「トップのみ」という話はの何だったの?って思ったりする。まあ、実際のところは、チームで2〜3人のレーサーを抱え、同時に走らせるので、GTも同様に複数人合格させて、主人公と同様にレーサー活動させてたんだろう。まあ、そういう脚本の苦しさは「勢い」で乗り切ったワケだが。)
決して、賞レースに絡む作品ではないが、エンタメとして誰しも、いつの時代でも楽しめ、「夢を諦めない」という(ありがちな)テーマを描いた作品として、普遍的価値のある映画になったと思う。
興味なくても号泣
ピカデリーのクーポン持ってる、何観ようかな…のテンションで、たまたま時間が合って評価も高かったので鑑賞に至っただけです。
車もゲームも興味なし。F-1は一時期見てたけどグランツーリスモってなに?ていうレベル。この映画の存在は当日知りました。
なにこれ?
とんでもない傑作なんですが!!!!
とてつもない角度からのサクセスストーリー、師弟愛、家族愛、ずっと号泣してました。
Dolbyで見たので音響やビジョンも最高で世界に没頭できたのも良し。
東京の夜景が好きな私にはうれしいカットも(ヌーブに久兵衛はいらなかったと思うけど😅)。
最後のシーン、ゲームを作るための撮影シーンなどはグランツーリスモ好きにはたまらなそうですね。
残り☆0.5はもう少し日産本体との絡みのシーンがあったらなと思った次第。
本当にエンターテイメントっていいですね。
考えるな!反応しろ! 〜 その夢を叶えたい
幼い頃からレーサーに憧れていた青年ヤン・マーデンボローをアーチー・マデクウィが魅力的に演じる。次回作が楽しみな俳優さんの1人に。
GTアカデミーを立ち上げた日産マーケティング担当役員ダニー・ムーアをオーランド・ブルームが、彼にスカウトされ、GTアカデミーの指導者となるジャック・ソルターをデヴィッド・ハーバーが熱演。
過酷で壮絶なカーレースシーン、コックピットに座るレーシングドライバーの心理描写に思わず両足先に力が。( 気分はカーレーサー 🏎️ )
息子を信じ見守る父( ジャイモン・フンスー )と母( ジェリ・ハリウェル・ホーマー )の姿、息子ヤンと交わす愛情に満ちた言葉に涙腺が緩んだ。
ー 無でありながら全てがある
ー ヤン!お前なら出来る!
映画館での鑑賞 ( IMAX 字幕 )
全76件中、21~40件目を表示