グランツーリスモのレビュー・感想・評価
全76件中、1~20件目を表示
つまり、人間は機械を超えられるって話だと思う。 RPG以外はほぼ手...
つまり、人間は機械を超えられるって話だと思う。
RPG以外はほぼ手を出した事が無いゲーマーだったが(ゲーマーとは言えないか?)、この話が実話なら、やっぱり、人間は凄いよ。是非、車だけじゃなく、フライトシュミレーター見たいな物も開発して貰いたい。後は自分で行く世界一周の旅とかね。そんな風に機械が発展するなら、それが一番だと思う。
幼き頃の夢
というゲームを全く知らなかった。
グランツーリスモのゲーム会社のダニーが、
世界中から選んだトッププレイヤーをシムレーサーとして本物のレースに出そうと考え実際にやり遂げる話。
主人公のヤン、大学を休んですることと言えば
このシュミレーションゲームのハンドルを握る毎日。
部屋の壁には、父に写してもらった
赤い車の前で微笑む5歳の自分がいる。
この時にレーサーになる決心をしたとか。
元プロサッカー⚽️選手の父親は、息子を歯痒く思う毎日、次男に期待している。
夢を実現すべく、選考が始まり、見事、
GTアカデミーに合格。10人の一人に選ばれる。が、まだこれからだ。
元レーサーで、レーサー仲間の死で辞めた
ジャックが、指導にあたる。
ジャックは懐疑的である、
ゲーマーがレーサーになんかなれないと。
見事1位で、選ばれた。
ヨーロッパでのレースで4位以内に入り
FIAのライセンスを取り日産と契約して
資金援助してもらいレースに臨む。
調子良く走っていたが、他からの妨害を上手くかわせず、完走に終わった。体力作りも必要。
トルコでは8位に入ったものの、
スペインではリタイア。
色々噂されるのも気にせず、ドバイで4位。
やっとFIAライセンス取得。
ジャックからもべた褒めされる。
ジャック自身、レーサーになれるとは思って
いなかったからだ。
ジャックの憧れは、ル•マンだった。
東京のSONY本社へ。
オードリーも誘い二人連れ立って。
東京、私も行きたい。
ドイツでのレース、好調かと思いきや⁉️
ジャックの話、
人の生き方だな、と思った。
きっつい苦難があり、
その後どうするのか、という問いかけ。
乗り越えるか、そのまま退避するか。
もちろんヤンは決めている。
ジャックと出会えて良かったヤン。
ダニーは一歩先を進む、
シムレーサーに懐疑的な世間の反感を
跳ね返すため、
ル•マンに出場して4位以内に入り
見返すだとぅ⁉️
シムレーサー3人揃えて着々と実行。
ヤンの父も来てくれて
ハグする二人。
親としての不安な気持ちを告白する父。
フランス兵士がヘリコプターでフラッグを
運んで手渡すところ、プチ感動。
ジャックが上手くリードしてくれる‼️
24h、過酷だが、レーサー憧れのル•マン。
シュミレーションゲームの精巧さ、
ヤンの能力体力何千回ものシュミレーション、
ジャックの素晴らしい指導、
ダニーの先見の明、
ニッサンの車と整備スタッフ、
たくさんの人々によって成し得た栄光!
実話なのがスゴイ!!
小さい頃から車は大好きで、以前は日産の直6ターボ車をマニュアルで運転、夜な夜なプシューッていわせてました。そんなんだから当然グランツーリスモも第1作目からリアルタイムでプレイ、途中ハードがPS2になって対応できるGT4までは、まさに相当やり込んだゲーム(ドライブシミュレーターでした笑)です。当然ながらやり込めばやり込むほど上手くなってくる訳で、当時自分でも「得意なコースなら、もし実車で走ってもそこそこタイム出せるんじゃね?」などと夢見たものです。
そのグラツーが実写で映画化、しかも実話ベースで評価も高い。観ない訳にはいきません。(と言いつつアマプラでの鑑賞になっちゃいましたが…。)
前評判が高過ぎてハードルを上げていた感があり、正直言って出来過ぎた話だなと思いましたが、よく考えれば実話な訳だし、あとで知ったのにはご本人がスタントとしてドライビングされていることも手伝い夢は叶うと再確認できたこと、また当時他のレースゲームには無いそのリアルさへの驚きを思い出させてくれたこと、レースシーンのド迫力の映像・音響、たまらん部分が多いです。
また単なるサクセスストーリーでなく、父親との軋轢を超えて理解し合えた親子愛、「お前を支えることができなかった。守ることしか考えていなかった。」の言葉、自分が子供だった時に父親を鬱陶しいと思った経験、また子供を持ったことでその気持ちがわかるようになったことも思い出させてくれました。
PS2(3以降は持っていません…。)を引っ張り出して久々に全開でプレイしたくなるそんな映画です。
面白いけど…
ゲーマーがプロレーサーになる、という切り口は秀逸。
ただ、展開自体はとてもベタ。
挑戦、成長、挫折、成功というある意味予想通りの展開。
エンジン音がかなりうるさいため、何度もボリュームの上げ下げが必要で面倒だった。
映画館で見るべきだったのかもしれない。
最初は
どうせゲーム感の強い映画だと思って観たが、全然ゲームじゃなくて楽しめた。
ただ、アカデミーを作ったマニーがちょっと残念…口ではドライバーの可能性を信じてると言う割には、信用してない場面が多かった。
逆に当初反対してたダニーは最高だった。
ル・マンで同期のライバル達とチームを組んで走るストーリーも良かった。
映画のような本当の…
まさか実在するのと、ゲーマーがレーサーになった話。まずレーサーにしようとした発想が凄い。ゲームはあくまでもゲームだし、危険がともなう実際のレースと違うだろうと誰もが思うはず。映画は師弟愛、父子愛、ライバルとの確執、不慮の死亡事故、恋人の存在が深みを与え、ラストの感動へ導く。PlayStationが生んだレーサー、恐るべし。
ゲームの話かと
ネット記事でグランツーリスモ実写映画化と言うのを見て「はぁ?」と思っていたが、実際にグランツーリスモでレーサーを育てるGTアカデミーがあって、それの話だと言う。まぁ、当然に脚色はされている(映画だと最新のPS5のGT7だったり、時代的にはこの二三年程度だけど、実際にはPS3時代の事らしい)。
でも、思ったよりは面白かった。まぁ、いかにもハリウッド映画的要素だらけだし、グランツーリスモ的な映像表現を入れたりするのは、映画としては興醒めする部分もあるけど、まぁゲームが題材だから致し方ない。
GTアカデミーなんて日本で話題になってないよなぁ?と言うか、この時代の日産にこんな余力有ったのか?と言うのが一番の感想w
衝撃!!
無知なので実話と知らずに観戦😂
てっきりゲームの中の話を映画化したんかと。
何でこんな評価高いかなぁ?って思いながら観たけど。
衝撃的すぎるでしょ、こんなん実話とか!
ってかニッサンがこんなすごい挑戦してたなんて全然知らんかったし。日本でニュース流れてた?ってなる。
ゲーマーを一流レーサーに育ててあげそこで表彰台に立たせるなんてほんますごすぎるよー。
そんでレースシーンも手汗かくぐらい興奮する!!
事実は小説よりも奇なり!!
ほんでピットクルーのおっさん実際のおっさん似すぎ😂
挑戦を走り抜けろ
基は日本生まれのTVゲーム。いつもの事ながら全く知らず。
シミュレーション並みにレースを超リアルに体感出来るゲームなんだとか。レースそのものや車のみならず、性能やサーキットまで。
そんな超リアルゲームを、見る我々が本当にレースで走っているかのように体感と臨場感たっぷりに映画化…ではあるのだが、ただそれだけじゃないのが本作のミソ。
ゲームから生まれた“実話”の映画化。
レーシングゲーム『グランツーリスモ』の天才プレイヤーが、本当のレーシングドライバーに。
ゲーム上の設定のそういう話…?
じゃない。本当なのだ。本当にゲームプレイヤーがレーシングドライバーに…!
驚き。実話とはにわかに信じ難い。
誰もが思う。だって、ねぇ…。
実際とゲームは違う。
だけど、それを実現させた人物がいた。本当の話があった。
ただのゲームの映画化やレーシング映画じゃない。胸熱いサクセス・ストーリー!
見事それを実現させたのは、ヤン・マーデンボロー。
今はプロのレーシングドライバーとして華々しい記録がWikipediaに載ってるが、当初はゲームの『グランツーリスモ』に毎日のめり込む青年。ゲーマー。私はあまりこの言葉が好きじゃない。差別的に感じて…。
そんなある日、人生を変える知らせが。
『グランツーリスモ』を製作したゲーム会社“SCE”と大手自動車メーカー“日産”の主催で、ゲームプレイヤーをレーシングドライバーに育成するプログラム“GTアカデミー”の存在を知る。
その訓練を受けられるのは、ゲームの成績優秀者10名のみ。
世界中の参加者の中から、ヤンは見事10名の中に残った。
『グランツーリスモ』に熱中するヤンは、子供の頃からカーレーサーになるのが夢であった。その第一歩。
“GTアカデミー”の立ち上げ人は、日産のマーケティング担当のダニー。日本に赴いて直談判。
『グランツーリスモ』はただのゲームではなく、リアル・シミュレーション。そのスキルと訓練を積めば、本物のレーサーになれる。
マーケティング担当としての考えもあったろうが、熱弁振るい、途方もない事を立ち上げた彼もまた、夢追い人。
そして遂にスタートしたGTアカデミー訓練。
ここからが大変なのだ。
ヤン始め候補生10名は、ゲームでレーサー並みにコースやレースを走っている。ある程度のスキルや知識はある。
でもやはりそれは、ゲームの中の話。実際は違う。
身体に掛かるG、ハンドルの重さ、体力作り…。今注目されているeスポーツもアスリート並みに身体を鍛えるという。
何より危険とアクシデント。ゲームでは失敗したらリセットすればいいが、実際は…。最悪、死を意味する。これからは、ゲームじゃないんだ。
彼らを鍛えるチーフ・エンジニア、つまり“鬼教官”に選ばれたのは、元レーサーのジャック。
端から見下し、貶し。『セッション』並みに言葉と教えで、しごく、しごく。ゲーマーのガキどもが、本物のレースを舐めるんじゃねぇ!
10人があっという間に半分に。ヤンはまだ残っている。
だが、ここぞという時にビビり、インタビューの受け答えもヘタなヤンを、ジャックもダニーも期待していなかった。
ある時の訓練レースで、ブレーキを踏んだ踏んでいないでジャックと対立。どうせまたビビったんだろう? いや、ブレーキが効かなかったんだ。
ヤンが正しかった。
ここから周囲の目が変わり、ヤンもじわじわ才を伸ばし、遂には有能ライバルとのレースで競い勝つ。
優勝を果たし、本物のレーサーになれる権利を手に入れた。
だが、大変なのはまだまだこれからだった。
本物のレーサーと交じって、本物のレーシングカーに乗って、本物のレースをする。
このイレギュラーに対する周囲の偏見、嫌悪、敵意剥き出し。周りは皆、敵。チームの技術メンバーでさえ邪険に。
徐々に才能を認めてくれたジャックやダニーはいるが、ヤンたった一人で挑むようなもの。
まずはライセンス獲得の為、幾つかの国際レースに出場し、4位までに入る。
初レース。走りは上々でいきなり4位入賞出来ると思われたが、他ドライバーの汚い手によって最下位に。
周囲はせせら笑う。それ見ろ。
その後のレースも振るわぬ順位が続くが、徐々に向上していき、遂に4位入賞! ライセンスを獲得した。
日産との正式契約の為、ヤンは日本へ。
ヤンにとって日本=東京は、いつか一番行きたかった地。聖地。日本人として何だか嬉しい。
そこで彼は、『グランツーリスモ』の生みの親、ゲームクリエイターの山内一典氏とも対面する。(演じたのは平岳大だが、ご本人も寿司職人役でカメオ出演。またヤン本人もカースタントに参加)
念願の東京観光。一人ではなく、片思いのオードリーを招待して。
夢だったカーレーサーのライセンスを獲得し、憧れの地で、想いを抱く人と。
映画を見続けていると、薄々察する。この後“何か”が待ち受けていると…。
あるレースで、事故…。
非常に難しいコースで、向かい風も受け、ヤンでなくとも誰だってどうする事も出来なかった。
ヤンはすぐさま病院に運ばれ、命に別状はなかったが、あの事故で観客が死んだ。
皆が慰める。君が悪いんじゃない。どうしようもない事故だったんだ。
が、ヤンは自分を責める。自分が殺した。自分のせい。カーレーサーになろうとしたのが間違い。父の言う通りにしておけば…。
法的罪は免れた。事故だと認定された。
が、何もお咎めナシにはならない。多くのレーサーやカーレース自体から批判の的。
スポンサー離れ。日産もGTアカデミーの存続に疑問を…。
真剣勝負の世界では仕方のない事かもしれないが、イレギュラーがした事に対しての一際不条理なバッシングに感じた。プロのカーレーサーだったら勿論一部批判もあるだろうが、ここまで言われるだろうか…? 勘違いしちゃいけない。ヤンもライセンスを獲得したプロのレーサーなのだ。
現状を覆す方法は、たった一つ。実績を出す事。挑むレースは…
“栄光のル・マン”。
カーレースに疎い私も知っている24時間耐久レース。
が、ヤンは…。
そんな彼を支えたのは…。
ゲーマーからプロのカーレーサーへ。
一人の若者の成長物語。
序盤、唯一の取り柄はゲームの腕前のみくらい。そんな彼が自信を付け、期待のルーキー、レーサーとしての顔に。
実話基だから殊更胸がすく。
アーチー・マデクウィがフレッシュに好演。
『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』はもう20年前。イケメンで人気爆発したオーランド・ブルームもいい感じで歳を重ねた。
でも抜群の存在感を魅せるのは、デヴィッド・ハーパー。
彼演じるジャックは、当初はGTアカデミー批判側。ダニーから依頼されたからただやってるだけのようなもの。ヤンたちの事も侮辱する。が、ヤンが才能を開花させ、認めていくようになる。いつしかそれは、自身が諦めた夢をヤンに託すようになる。ヤンをしごき、鼓舞し、支え…。事故の後塞ぎ込むヤンに自身の過去を語り、再びヤンを奮わせる。ヤンもある時、自分を鍛え導いてくれたジャックに恩返しのプレゼント。ジ~ンとしたなぁ…。
ヤンのサクセス・ストーリーも熱いが、二人の師弟関係も熱い。
さらに本作は、家族のドラマでもある。
常々、ヤンの胸にあるもの。
家族。特に、父の存在。
父は元サッカー選手。ヤンの弟は父の跡を継ぎサッカーの道に入り、父も期待しているが、ヤンは…。
身体を動かすサッカーとは程遠い、家の中に籠ってゲーマー。
父は落胆しただろう。でも、父の期待とは違う“自分のライン”で父の期待に応えたい。
が、父は理解してくれない。万国共通。ゲームばかりやってるな。現実を生きろ。
父と息子の確執、わだかまり。
やがてそれが…。いちいち語らずとも、分かっていても、胸打つ。ジャイモン・フンスーも好助演。
ゲームであろうとカーレーサーだろうとサッカー選手だろうと、何だっていい。何かに挑戦する姿を、認めて貰いたかっただけなのだ。
実際にeスポーツ選手になりたい子供に対し、否定的な親は多い。親の気持ちも分からんではないし、そうそう簡単になれるもんじゃない。プロ野球選手を夢見るのと同じ。
だが、挑む事に意味がある。それを否定しちゃいけない。世の中は変わっていく。それを認め、受け入れる、これからへ一石投じるものでもあった。
ゲームを映画化するなら、その設定や世界観通りやるのが普通。
しかし監督は、あの斬新な『第9地区』を撮ったニール・ブロムカンプ。
この人ならではの変化球。であると同時に、斬新な『第9地区』や意欲的な『エリジウム』『チャッピー』を手掛けてきた彼にとって、ある意味“変化球”の王道的な快作。
印象的な画作りも。『グランツーリスモ』プレー中は周囲が本物のレースのように。実際のレース中は『グランツーリスモ』プレーのように。ゲームと実際のレースの一体感をユニークに表す。
そして本作はれっきとしたカーレース映画でもある。そのスピード感、迫力、臨場感は言うまでもない。
劇場で観たかったなぁ…。上映しなかった地元の映画館を恨む。
その体感をたっぷり魅せてくれたクライマックスのル・マン。
ドラマチックな展開も加わり、熱さ迸る。
このレースで実績を残さねば、GTアカデミーは…。
訓練時ライバルだった候補生も仲間に加わり、バックアップ。
いざ走ると、ヤンの脳裏にあの悪夢が甦る。見る見る失速…。
それを覚醒させるジャック。覚醒したヤン。
追い上げていく。
表彰台に上がれるのは、3位まで。
その3位に、殊更忌み嫌ってくるライバルレーサーがいる。
その差を縮めるヤン。拮抗するほど。
勝負の最終ラップ。結果は…
実話が基だが、かなり脚色もあるらしい。(まあ確かにあの事故は…)
それでも、この興奮!感動!
1位優勝ではなく、3位というのが何だかリアルでもある。
順位は関係ない。途方もない夢を、実現させた。
ヤン自身の夢、ジャックの夢、ダニーの夢、父の夢、皆の夢…。
いやもはや実現させたのだから、単なる夢ではない。
こういう挑戦がある。
それに挑む事、諦めない事、追う事。
前代未聞、前人未到はいつだって叩かれる。
ならば、やり遂げろ。
自分のラインで。
苦難のレースを走り抜けろ。
その先に、新たな自分と世界がある。
情熱を傾ける
レースのシュミレーションを作ったものたちの情熱を元にゲームに落とし込んだ「グランツーリスモ」に情熱を傾けな若者の挑戦する姿が心を熱くさせる。
ゲームに没頭しレーサーを夢見た少年少女たちの夢と挫折を夢物語ではなく事実に落とし込み、しっかりと地に足のついた物語として描くことで観てる私の心を鷲掴みにした。
あっというまの130分
ルマンでのお父さん登場で泣けた…
鬼教官だったジャックが、
ヤンを支え続ける姿にも泣ける…
【この映画が好きな人におすすめ(かも)】
・フォードVSフェラーリ
・トップガン マーヴェリック
面白い!興奮!
当方は車もレースもゲームも全く興味無し、普段は軽を乗り回し、ずっとゴールド免許、車はただの足としか思ってないアラフィフ。映画も正直全く期待していませんでした。が、人に勧められて映画館にて鑑賞。無茶苦茶楽しかったです。ストーリーは単純でベタな少年漫画のノリですが、実話を元にしているというのが熱いし、何よりマシンのカッコ良さを存分に感じることが出来ます。ワクワクドキドキ、息するのを忘れました。最初はおっとりした男の子という感じでしたが、段々と顔つきがレーサーらしくなっていく様子、クライマックスでは「集中させてくれ、じいさん」なんて。私はマーベリックより楽しめました。細かいことを言えば突っ込みたい所は色々ありますが、それでも非常に楽しい作品でした。こんな世界もあるんだなと思いました。
GTRを運転してみたくなり、庶民でもレンタカーで借りられないかなと調べたところ、1時間5,000円というのがありました。こりゃ是非体験したい。もちろん安全運転で。主婦ですので、スーパーにGTRで買い出しに行こうかしら。お大根などぶら下げて颯爽と乗り込んで…
保険も含めて一万円くらいかなぁ。乗馬体験と同じくらいですね。
自動車産業は今なかなか厳しいです。各メーカーの販売台数の落ち込みだけ見ても、日本の稼ぎ頭なだけに不安になりますが、車の魅力を存分に伝える力がある作品だと思いました。車に魅せられてしまう人の気持ちが、ほんの少しだけ分かるような気がしました。
ちなみに車大好きな息子は、よほどウットリ見つめていたのでしょう。中学生の時にコンビニにGTRを停めていたお兄さんから声をかけて頂き、車の写真を快く撮らせてもらった経験があります。帰宅後嬉しそうに私に写真を見せてくれたことを懐かしく思い出しました。
王道の強さ
事情の配置が、少年漫画によくある設定だったね。
主人公の父親は弟ばかりを可愛がり、ゲームばかりやる主人公のことを理解できない。そのことに母親は胸を痛めてる。その中で主人公は「それでも俺はゲームをやるんだ」と夢をつかんでくよね。
そして最後は「父が自分を理解しないように見えたのは、父が自分を愛した故だった」と理解して和解すんのね、テンプレ展開。
養成所のコーチはひとクセある人物で「こいつだけは避けたかった」という人選になってるの。それで主人公たちに「お前たちがレーサーになれるわけがない。帰れ」と最初からアジってくの。
でもそれは、厳しさを知る故でもあり、そのことがトラウマにもなっていて、主人公の成長によって、コーチもトラウマを乗り越えるんだよね。テンプレだ。
色々とうまくいって万事順調に進むかと思うと、大きな事故が起きるね。
ここで主人公のお母さんの嗚咽だけが流れるんだけど、泣いた。「私の◯◯が」って泣くんだけど、そりゃ泣くよね。
しかし、主人公は、その困難を乗り越え、レベルが上がった。MPも相当あがったろうね。
ル・マンでは養成所時代のライバルとチームを組む。敵が味方になるジャンプシステムも導入だよ。
そういえば主人公が狙った女の子を落とす恋愛展開もあったな。
これだけテンプレ要素を詰め込んで、実話ベースの話で展開されたら、つまらないはずはない。素材をさばく脚本陣の堅実さを感じたな。
事実はゲームよりも奇なり。 成功に必要不可欠なのは夢・情熱・努力、そしてプロダクトプレイスメントだっ!
実在のレーサー、ヤン・マッデンボロー(1991-)の半生を実写映画化。
テレビゲーム「グランツーリスモ」の名プレイヤーだった彼が、本物のレーサーとして成長するまでを描いたモータースポーツ映画。
監督/製作は『第9地区』『チャッピー』のニール・ブロムカンプ。
主人公ヤンのトレーナー/メンターであるエンジニア、ジャック・ソルターを演じるのはテレビドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズや『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・ハーバー。
日産のマーケティング担当者にして、ゲーマーを本物のプロレーサーに育てあげるプロジェクト「GTアカデミー」の考案者、ダニー・ムーアを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルーム。
シリーズ累計販売本数9000万本!
1997年に1作目が登場して以来、レーシングゲーム愛好家たちに愛され続けている「グランツーリスモ」。
そのゲームを極めすぎた結果、本物のレーサーになっちゃった激レアさんが本作の主人公である。
自分は「グランツーリスモ」をプレイした事がなく、またモータースポーツに関しても全くの無知の為、ヤン・マッデンボローという人物がいることはおろか、「GTアカデミー」というプロジェクトが存在していたことすら知らなかった。
ゲーマーとアスリート、正反対の人種であるように思えるが、プロレーサーだって実車で走れない時はシュミレーターで練習するんだろうし、確かにモータースポーツとレースゲームは親和性が高いのかもしれない。
「ストリートファイター」のプレイヤーをプロの格闘家にするとか、「実況パワフルプロ野球」のプレイヤーをプロ野球選手にするとか、そういうことに比べれば遥かに現実味がある。
とは言っても、車に乗ったことのないズブの素人をレーサーにするというのはやはりどうかしているとしか思えない💦このプロジェクトを立ち上げたダレン・コックス(本作のダニー・ムーアのモデルとなった人物)、そしてそれにGOサインを出した日産とソニーの酔狂ぶりには頭が下がる。
さてさてこの映画、ヤン・マッデンボローの”ゲームよりも奇なり”な半生、GTアカデミーに参加した2011年からル・マンの表彰台に立った2013年までの出来事が描かれています。余談ですがヤンは2016年から2020年までの間は日本を拠点に活動していたらしいので、『2』があるとすれば主な舞台は日本になるのかもしれません😊
「事実を基にしたストーリー」とありましたが、当然劇映画として成立させる為に、事実とは異なる箇所が出てきます。
例えば、映画でのヤンはGTアカデミーの初代チャンピオンという描かれ方をしていますが、実際には第3回のチャンピオン。
また、トレーナーであるジャックは2015年まで彼のエンジニアを務めていたリカルド・ディヴィラ(1945-2020)がモデルだが、リカルドはGTアカデミーには携わっていない。
一番大きな改変は人死を出してしまったクラッシュ事故。映画ではあの事故のトラウマを乗り越えル・マンに挑むという流れになっていましたが、実際にはあの事故は2015年の出来事。ドラマを劇的にするために時系列を捻じ曲げるという力技を行なっているのです。
とまぁこのように、「ゲーマーがプロレーサーになった」という大枠は正しいが、その中身はかなり創作されている。この点は念頭に置いて鑑賞した方が良いかもしれません。
金もコネもチャンスもなく、片田舎で鬱屈とした日々を過ごす青年、ヤン。この「一生俺はここで生きていくしかないのかな…」という実存的危機、これは『スター・ウォーズ』など、映画によくあるテーマでありますが、本作はここに”負け犬たちのワンス・アゲイン”というみんな大好きな熱血要素が付け加えられており、『ロッキー』にも匹敵するような熱い男のドラマが展開されてゆきます。
「ゲームオタクにレースが出来るわけねぇだろうがよ笑笑」と体育会系な人種に後ろ指を指されながら、それでもやるしかねえだろうがよ!と言わんばかりにトレーニングに励むヤンの姿を見れば、こちらのハートも燃えずにはいられない🔥
ただ運転技術を磨くだけでなく、合間合間にランニングや縄跳びなどの肉体トレーニング描写が挟まれるところが良い。主人公が身体を鍛えると、それだけで映画が陽性に傾き、物語の推進力も増して行きますよね♪
ロッキーにはミッキーが、矢吹丈には丹下段平が、幕之内一歩には鴨川会長がいるように、負け犬映画にはメンターとなる名伯楽が必要です。
本作のジャックはまさに絵に描いたような名トレーナー。厳しさと優しさ、強さと弱さ、緊張と緩和を併せ持ったキャラクターであり、彼の存在あったからこそ本作のドラマに深みと面白さが生まれたのでしょう。
過去の挫折から鬱屈とした日々を過ごす彼が、若き才能と出会い再び心に火を灯す。観客の大部分はヤンよりもむしろジャックに感情移入してしまうのではないでしょうか。親近感のある彼の存在は、ある意味でヤンよりも重要なキャラクターだと言えるのかも知れないです。
本作のもう一人の大人代表、ダニーも忘れてはいけません。
本作中、私が一番気に入ったキャラクターはヤンでもジャックでもなくこのダニー😏有能なんだけど、あんまり他人の気持ちとかを慮らない生粋のビジネスマン、かつヤマ師。
何を考えているのかわからない胡散臭さを放ち、面の顔と裏の顔がまるっきり違うのだが決して悪人ではないという意外と複雑なキャラなのだが、オーランド・ブルームはこの曲者を見事に演じ切って見せました。いや彼も、暫く見ない間に素晴らしい役者に成長してるじゃないですか!あの胡乱な笑顔が最高に魅力的✨
このダニー、ヤンやジャックが見事に成長したのに対して、全く成長もしなければ変化もしないというなかなか稀有な存在。割と最後までプロジェクト成功の事しか考えていないという碌でもない人物なのだが、なんかその辺も人間臭くて好感が持てました。意外と素直に人の意見を取り入れるし、実は結局良い人なんですよ笑
デヴィッド・ハーバーとオーランド・ブルーム。若者が主役の映画だが、最も魅力的に映っていたのはこのオヤジ2人。やっぱりオヤジが魅力的だと映画全体の魅力も引き立ちますね♪
青春熱血スポ根映画でありながら、良質なオヤジお仕事映画でもありました。ダニーを主役にしたスピンオフとかも見てみたい!😆
楽しいか楽しくないかで言えば、確かに楽しい映画である。
ただ、ぶっちゃけそこまでよく出来ていたとは思わない。
正直言うと、ヤンが東京に来たあたりで一度大きな退屈さに襲われてしまった。
というのも、本作のレース描写って一本調子なんですよね。
GTアカデミー参加をかけたゲーム大会、GTアカデミーの決勝、プロライセンスを賭けた一戦、ル・マン24耐と、作中では大一番が4つあるわけなんだけど、そのいずれもがゴール前での競り合いによる決着。「一体どっちが勝ったんだ!?」という僅差の勝負は確かに盛り上がるが、それはここぞと言う時の一回限りだから有効なのであって、毎回毎回やられるとアホくさくなってきてしまう。
それとライバルの薄さも気になるところ。嫌味な成金キャラがライバルなんだけど、テンプレのような悪役で面白みに欠ける。しかも毎回毎回ライバルはこいつ。レーサーってそんなに人材不足なのか💦
テレビゲームのように順位や走るラインが画面に表示されるというのはなかなかにフレッシュで心躍ったし、必殺のテクニックで敵を翻弄したりするのは漫画みたいで面白かったので、もう少しライバルやレース展開のバリエーションにも気を遣って欲しかった。
なぜこんなに同じようなレースを繰り返してしまうのか。それはもう単純で、描かれるレースが多すぎるから。
ヤン・マッデンボローの数奇な人生を描くにあたり、2011年から2013年までにマトを絞ったわけだが、正直それでもイベントが多すぎる。
”グランツーリスモのトッププレイヤーが本物のプロレーサーになる”という、これだけでも十分に映画化に値する。
しかし本作ではさらに「ル・マンで表彰台に上る」というイベントまで描こうとしてしまった。そしてそのために、重大なクラッシュ事故という本来はそこにないはずのイベントまでプラスすることになってしまった。
こなすべきイベントが増えていった結果、一つ一つのイベントが薄味になってしまい、結局どこがクライマックスなのかよくわからない物語になってしまっているように思う。「勝ったぞぉ!!ウォーーッ」という雄叫びが何箇所かあったけどさ、それも普通は一回だけだよね😅
それともう一つ、個人的にこの作品にノレなかったのは、あまりにも宣伝が目につきすぎたから。
”ステマ”という言葉が世間を賑わせたこともあったが、本作はそれとは真逆。超正々堂々とプロダクトプレイスメントが行われている。
「グランツーリスモ!どうだあっっ!!」
「日産GT-R!どうだあっっ!!」
「SONYのウォークマン!どうだあっっ!!」
…ねぇ。どうだぁっ!と見せつけられてもねぇ。そうか、としか思わないよねぇ。
確かに本作は「グランツーリスモ」というテレビゲームが軸にある映画なわけで、発売元であるSONYや、GTアカデミーのスポンサーである日産が前面に押し出されるのは当然っちゃ当然。
なんだけど、あまりにもそれが露骨過ぎるというか何というか…。ジャックへのプレゼントであるウォークマンがデカデカとスクリーンに映し出された時は、もうそのあまりのSONYの存在感に笑ってしまった。いや、わかる。わかるんだけどさぁ!もう少し映画には侘び寂びが欲しいじゃないっすか。堂々と親会社の一押し商品を見せつけられると「うへぇ…」となってしまう。
1番やりすぎだと思ったのは冒頭とエンドロール。「グランツーリスモ」の宣伝で始まり宣伝で終わるという、宣伝のサンドイッチ映画。
このせいで、結局俺が観たのは開発元であるポリフォニー・デジタルの、長い長いCMだったんじゃあないかという疑念に苛まれることになってしまった。
という感じで、確かに熱血スポ根負け犬映画として楽しめたのだが、所々気になるところも多かった。
仮にGTアカデミーにだけ着目していたら、日陰者たちによるプロジェクトものという『ライトスタッフ』(1983)や『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)のような、タイトな青春組織内映画になっていたかも知れない。そっちの方が観たかったかも。
まぁでも、明朗快活な娯楽映画という感じで万人にお勧めできる作品であることは間違いない。特にモータースポーツに興味関心がある人なら満足できること請け合いです♪
※超余談なんだけど、ル・マンの最中ヤンが自分の部屋でゲームをしていた時のことをフラッシュバックするじゃないですか。
あそこで、実はこれは全部ゲーマーの妄想で、父親からの小言で現実に戻る、みたいな映画なんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてしまった。
もしそうだったら、これまでの熱血ストーリーが全部吹っ飛ぶ、死ぬほど暗い映画として後世まで悪名を残していただろう😰いやー、そうならなくて良かった〜…。
親子の愛 師弟の愛
後半、父親と息子のシーンは、親の気持ちが痛いほどわかるだけに泣けました。
最初から厳しく当たっていた指導者が後半、周りが主人公を認めない中「おまえならできる」と伝えた場面にぐっときました。
ル・マンの過酷さに驚き、終始唇を固く結び
ぐっと引き込まれました。
ラストは、文句なく感動です。
これが、実話だとは、驚きです。
ヒューマンドラマとして観ればより楽しめたのだろうと思う
グランツーリスモのゲームを1~7までプレイ済みのゲーマー。
まさかGTが映画化と最初に聞いた時は、一般のレースから世界的レーサーまでのサクセスストーリーを描くのかと思っていたが、実話を元にしたフィクションとのことで楽しみにしていた。
軽い粗筋として、主人公のヤンはGTを愛し、車を愛している青年であり、1ゲーマーがプロレーサーとやり合い成長する姿を描いている。
総評すると、GTやアカデミー、ヤンの実話をそこまで知らない方が楽しめたんだろうな、と思ってしまった。
まず、使用しているサーキットが実際とは異なる場所で撮影している。
「これ別のサーキット名乗ってるけどハンガロリンク(ハンガリーブダペストに位置しているサーキット)だろ」という疑念は最後まで消えず、結局本当にハンガロリンクでほとんどの撮影が行われたと聞いた時はがっかりしました。
アカデミー時代のシーンでシルバーストーンに存在しないような形状のコーナー(おそらくハンガロリンクの第1コーナーの逆走で撮影)でクラッシュしたり、ル・マン24時間耐久のシーンでセーフティカーのピットインするコースが本来のサルト・サーキットと逆だったり、明らかに形状が実際のものと異なっている最終シケインだったり、ユノディエールの路面ペイントが実際のものと異なっていたり。
どうせSONYなんだから、背景くらいグランツーリスモのグラフィックを使ってしまった方が良かったんじゃないと思うほどでした。
これらが最後まで気になりすぎて、素直に楽しめませんでした。気にしすぎかもしれませんが、ル・マンの使用許諾が取れたのかとウキウキしながら見ようとして別のコースでの撮影と知った時のガッカリ感は酷かったです。
逆に、ちゃんと使用許可が取れたオーストリア、ドバイ、ニュルはしっかり描かれていて素晴らしかったです。
実話を元にしたフィクションであり、GTアカデミーの開始がGT7の時期だったり(実際はGT5,6の時期)、ル・マン3位入賞よりも先にニュルでのクラッシュが描かれていたり、LMP2マシンが時速360キロオーバーを記録していたり、ヤンの初戦がドバイ24時間耐久で3位入賞ではなくレッドブルリンクでのリタイアとなっていることなど、実話と異なる点が多くツッコミどころも多々あった。
しかし、マシンのエンジン音や臨場感は言うことがないので星1つ追加。
アマプラなど、音響設備が満足でない環境で観ていたら星1つだったかもしれない。
レースゲームのチャンピオンは実際のレースで通用するか?
レースゲームのチャンピオンが実際のレースでどれだけ通用するのか?
そんな興味深い題材を取り扱った映画です。しかも実話。映画なので多少盛っている部分はあるにせよ、それを差し引いても山あり谷ありのよくできた展開です。
主人公はゲーマーでありながら、レーサーに必要な特別な才能を持っている。
レースには速く走るための理想的な走行ラインというものがあるのですが、前車を追い抜くためにはあえてそのラインを外さなければならない時がある。
この主人公には追い抜きの際、スピードを落とさず追い抜けるラインのイメージが頭の中に浮かび、さらにゾーンに入ると周りの動きがスローに見えるという特殊な才能を持っています。
とはいえ、やはりゲームはゲーム。生身のレースとはまるで違います。
コーナリングやブレーキ時の肉体的負担は半端なく、ぐっと息を止めながら全身の力で踏ん張らなければ、運転どころか自分の体すら支えられません。
外から見るとただ運転しているだけに見えますが、レース中のF1ドライバーの心拍数が常時180を超えるように、実は肉体的にはかなり過酷なスポーツなのです。しかも、ミスをしたら即大怪我に繋がってしまう。
主人公は過酷なトレーニングを経て、徐々にレースで戦える体力を身に着け、時折、才能の片鱗を見せる場面もありますが、レースでは思うように結果が残せず苦しみます。
そして、ニュルブルクリンクで迎える最悪の事故(ちなみにYouTubeで『nissan gt-r crash nurburgring』と検索すれば、実際の事故映像を見ることができます)。その事故により自ら大怪我を負うだけでなく、観客まで巻き込み、死者を出したことで主人公の心は傷つき、折れます。
そして、それに追い打ちをかけるような『ほれ見ろ。ゲーマーなんかにレースができるか』という外野の声、『ゲーマーをレースに出すな』という署名運動。
しかし、元レーサーで自身も同じような事故を経験したコーチ役ジャックの言葉により主人公は前を向き、再びレースに参戦することを決意します。
そして、復帰戦として挑んだ世界最高峰のルマン24時間耐久レース。そこで表彰台に上るという快挙を成し遂げます。まさに絵に描いたフィクションのような出来すぎのストーリー。しかし、そんなベタな展開でも楽しめる。そんな映画です。
また、ストーリーもさることながら映像や音声の迫力も素晴らしい。この迫力と臨場感、没入感は映画館でしか味わえないので、興味がある方はぜひ映画館での鑑賞をお勧めします。
全76件中、1~20件目を表示