劇場公開日 2023年10月27日

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SISU シス 不死身の男のレビュー・感想・評価

全203件中、21~40件目を表示

4.0気楽に楽しめる

2024年3月18日
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こういう映画は、細かいことが全然気にならない。
なんだか許せてしまう不思議な映画。

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ハリソン

3.5ツルハシは最強の武器

2024年3月16日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

・ランボーが好きな人はきっと楽しめる
・セリフが少ないので字幕版でも楽チン

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ひろ4

4.0話は単純 見せ方が新しい

2024年3月15日
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楽しい

興奮

ランボーやジョン・ウィッグと話の骨格は同じ。

冒頭主人公のことを「殺しのスペシャリスト」と知らずに、よせばいいのに敵役がちょっかいを出して、主人公の逆鱗に触れやられてしまうお話。

とはいえ、見せ方は上記2作とは差別化を図っている。
ランボーは「泥臭い・悲壮感漂う重たい」イメージ
ジョン・ウィッグは「都会的でファッショナブル」なイメージ
それを踏まえて本作品は「泥臭いけど、ロックで弾けてる」イメージです。

主人公コルピは爺なんだけど、それ故に「見た目から漂う強さ」ではなく、「決して諦めない」不屈の闘志のにじみ出る様がとても良い。
 そして強さだけではなく「異常さ」も素晴しい。一人きりで金の発掘を行う、軍が制御出来ずに「好きなようにロシアと闘え」と放置する(笑)、多少の傷など意に介さない、殺しに一切ためらい無し、など、あまりに諦めない異常さはむしろホラーテイストとなり、敵のドイツ軍人がコルピに対して恐れおののく様子まで描いているのが良い。
 そして主人公なのに会話をしない。劇中はうめき声くらい。ようやっとラストシーンで台詞を話してエンディングという演出も、コルピのキャラクターを際立たせる素晴しい演出ですね。台詞の内容も含めロックなんだよなぁ♪

流れているハードロックサウンドのBGMがより一層興奮を掻立てる。
ロックなサウンドにのって、解像度の高い映像やカット割り、アングルなどが現代の映画として格好良さに拍車をかけている。

短いチャプター分割で物語が進んでいく演出もテンポが良い。

最後に物語の舞台設定が「戦時中のフィンランドの荒野」なので、警察や法律に全く縛られない実に巧妙な設定なので、余計な介入がなくコルピvsドイツ軍のバトルに集中出来るのだ。ランボーだと法律や軍規が皆殺しを抑止し、ジョン・ウィッグだとコンチネンタルのルールが良くも悪くも登場人物達にプレッシャーをかけているが、この映画の舞台では抑止力が皆無である。ひとつくらい突き抜けた設定があっても良いと思う。

ただ唯一個人的残念ポイントは「ドイツ軍にはドイツ語で会話させようよ」と。それだけがちょっと興ざめです。

が、頭空っぽにして爽快に悪い奴らをやっつけていくストーリーはいいですよぉ♪

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ヤナコ

4.5無礼をお許し下さい。

2024年3月15日
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多大な金塊を手にした老兵が、見渡す限り何もない平原で、ナチス・ドイツ軍とすれ違う時に、この老兵の悲劇が始まります。
いいえ、ナチス・ドイツ軍にとっての悲劇が始まります。ナチスは知らなかったのです。
「彼が、フィンランドに侵攻してきた何百人ものロシア兵を一人で殺した伝説の人物である事を。」
ナチスは1台の戦車と20名程の兵士からなる
一個小隊であり、初め、この老兵をナメテかかります。後に、彼がフィンランドの特殊部隊に所属していた”モンスター“である事を知らされますが、小隊の指揮官は金塊にこだわり、彼を追い続けます。
銃弾を浴びせられても、砲撃を受けても、首を吊られても….
この伝説の老兵は、自分の持っている、あらん限りの知識と技術を使い、ナチスを倒し、窮地を脱し、逆に小隊を追い詰めるのですが、ドイツ兵と捕虜にされた女性の会話が目を惹きます。
女性:中略、”You’ll see what happens when you thieve everything from him. He won’t give up. He’s just coming back “
独兵:”Do you believe he is immortal ?”
女性:” No,he just refuses to die. 中略、This is not about who is the strongest. This is about not giving up, and he won’t. Ever.”
そう、彼は不死身ではなく、生きる事を決して諦めない軍神だったのです。
金塊、不死身、戦闘脳力‼︎ 何処かで同じ様な言葉を聞いたことがありませんか?
「俺は不死身の杉本だ!」
戦場は違っていても、ゴールデン・カムイにインプレッションを受けた人なら同じレベルのスリルを味わえますよ。
アクション、ストーリー展開、その他….ジェットコースターに乗ったごとく一気に楽しめます。
いや、「楽しめます。」は、戦争・被害者の方に失礼な言葉でした。 すみません。
                 敬具

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Movie Angel

4.0続編希望

2024年3月14日
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単純

興奮

ありえないほど死なないですね。頭空っぽで見られる映画好きですが、あっという間に見ました。次はソ連兵相手に300人倒すのを期待します。

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ほんげ

2.0頭を空にして見るプロパガンダ映画

2024年3月14日
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マサシ

3.0ハードボイルドな映画

2024年3月11日
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単純

件名の一言に尽きる映画。何かストーリーなどに期待してはならない。とにかく不死身の不撓不屈の男が第二次世界大戦末期に生き抜くという映画である。

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りょう(映画2000本は視聴)

3.5MADMAX meetsジョン・ウィック

2024年3月10日
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とても面白かった。
台詞は少ないけど
顔の表情で怒りと悲しみが伝わって来る。
特に反撃する前に顔面にアップする演出とかは
「かませ!」と鳥肌が立ちました。

絶対無理だろ!って言う状況を作り、
そこを打破していく展開は興奮しました。

第二次世界大戦でマッドマックスとジョンウィックが
出会ったら、と言うストーリー展開は
スカッとするし嫌いな人はいないと思う。
強い女性たちも熱かった。

ボロボロになりながら不利な状況をあきらめない姿、
ツルハシを背負ったビジュアルは
とてもカッコよかった。

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奥嶋ひろまさ

3.0ツルハシ一本でナチスを討つ

2024年3月9日
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笑える

楽しい

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にゃに見てんだ

4.0諦めないから不死身

2024年3月8日
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怖い

単純

興奮

第二次世界大戦末期、フィンランドにナチスドイツが侵攻してくる。
金鉱を掘り当てた主人公は、かってソ連兵に恐れられた老兵だったが、ドイツの戦車隊に金塊を見られ奪われてしまう。
ブチギレた主人公の壮絶な戦いが始まる。

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いやよセブン

3.5人生を愛しているからこその…

2024年3月8日
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他にもそう思った方は多いようですが、サクッとまとめるならフィンランド版ランボー的な。第二次世界大戦終盤、フィンランドからノルウェーへ逃亡を計るナチスの残党と、フィンランド人の老人との金塊を巡っての死闘が繰り広げられる。そのフィンランド人はは愛犬と愛馬だけを連れに砂金採りをしている、ただの老人にしか見えないが、実はロシア軍からも恐れられた、特殊部隊の伝説と呼ばれたとんでもない男だったわけです。
ストーリーは単純で、主人公・アアタミの持つ金塊を奪おうとするナチスが彼を追い、アアタミの反撃で兵を失いながらも金塊を奪う。そして今度はアアタミが金塊奪還のためナチスを追う。アアタミの執念と強靭さ、サバイバル力、生命力というよりは絶対死なない力(笑)がまあ凄まじい。
アアタミもかなりな悲惨な目に遭うし、ナチスは彼に殺されまくるので暴力描写や痛み描写はけっこうなものだけど、どこかからっとしていてあまり陰惨には感じない。何より、アアタミが、戦争で家族を喪った辛い過去から復讐の鬼のような男だったらしいのに、それでも人生を捨ててないように見えるのがナイス。だって自暴自棄になっていたら金塊奪還に執着しなかろうし、愛馬や愛犬への細やかな愛情も持ちえなかったと思うから。この先もまだまだ生き続けて、辛かった人生から負債を取り立ててやるんだ!という気迫が感じられたのが良き。
ラップランドの、荒寥かつ美しい大地が映像的に好みだったし、ナチスの捕虜になっていたフィンランドのお姉さんたちの反撃も痛快で、楽しく観ました。

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りら

4.0究極の根性論

2024年3月7日
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アマプラで鑑賞。
第二次世界大戦末期、フィンランドの高原で金掘りの老人が遭遇したナチスの残党を皆殺しにするだけの映画。
ほぼ90分と近年ではかなり短い作品ながら、章立てで見せることでテンポ感よく、かつ、絶体絶命の状況から主人公どう生き残るかという一点だけで最後まで見せていく。
とはいえ「いやいや、そうはならんやろー」という斜め上の手段の数々に理屈はなく、ナイフで頭を貫通。地雷を投げつける。鍋を盾に銃撃を避ける。などなど、結局全て根性論で状況を打破していく爺さんの魅力に心が鷲掴みにされる。
個人的には、「映画ってこのくらいで十分なんだよな」と満足の一作だった。

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青空ぷらす

3.0フィンランドのランボー

2024年3月7日
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odeonza

3.5見応え十分です

2024年3月6日
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珍しいフィンランドの映画です。
不死身の男のタイトルどおり不死身です。
強い男はやっぱりカッコいいです。
ナチスなんて血祭りです。
寒々とした平原が舞台です。
結構グロいシーンもあるんです。
終盤は突拍子もないことを平気でやるんです。
91分と短めの映画ですが見応え十分です。

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tom

4.0シンプルなストーリーで楽しめた

2024年3月5日
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興奮

シンプルなストーリーで楽しめた

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いのしし

4.0極上エンタメ

2024年3月4日
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笑える

興奮

幸せ

とにかく観てるだけで楽しい、極上エンタメ。セリフも最低限に切り詰め、90分というちょうどよい長さ。1人で観ても、みんなと観ても盛り上がれる。

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あげ玉

3.0不死身すぎるて😅

2024年3月1日
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笑える

興奮

寡黙過ぎる老人の男性が主役。

砂金を集めては、見つけて吠える🤣序盤から、ただモノではない人物がプンプンします。

戦争真っ只中で対ナチス。
たまたま道で、遭遇した事からアクション、バトルに突入します☠️

犬🐕襲われて、持っていた金塊を取られた事から、怒り💢のスイッチが発動するストーリー。

いや、絶対的に死ぬよねーって場面は多すぎますが、どんな感じで復讐していくのか?見応えは、ありましたね。

あまりにも何も無い世界観で、いや絶対にナチス側の兵士がヘボ過ぎて絶対にやれるでしょってツッコミどころ満載でしたが、ラストはなんか痛快に終わるので楽しかったですね👍

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アキより

4.0トム・クルーズより最強(笑)

2024年2月24日
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yuu

4.0ストイックな決意と粘り強さ

2024年2月24日
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タイトルのsisuとはストイックな決意と粘り強さをあらわすフィンランドの概念──だそうだ。

1944年の9月から1945年の4月にかけてフィンランド、ドイツ間でラップランド戦争というのがあった。
映画の舞台はそこだが前線から離れたところで初老の男が愛馬とテリアを連れて金鉱脈をさがしている。
ラップランドは花崗岩などがごつごつした荒蕪な丘陵や平野で構成され、じっさいゴールドラッシュがあった場所だそうだ。
男は大金脈を掘り当てるが帰途でドイツ軍に遭ってしまう。

第二次大戦末期にやけになったナチスが小隊ごと無頼漢になって人品をかすめとったり婦女を暴行したという話があるがここに出てくるのもそういう落武者化した連中だった。
すでに前線に戻る気はなく慰み用に拐かした(かどわかした)女たちを連れてあてどなく徘徊していたところへ金塊をもったじいさんがまろび出てきたのでこいつはカモネギだとばかりにいただこうとする。

ところがそのじいさんはソ連軍に家族をころされ復讐鬼となりやがて敵からイモータルと呼ばれるようになった伝説の老兵コルピ(Jorma Tommila)であった。

コルピはヴァイオレットエヴァーガーデンばりにファンタジーな男で、なんしろ弾があたんない。地雷をふんでもしなない。水中でもだいじょうぶ。吊ってもしなない。墜落してもしなない。──という感じでドイツ軍の残党をことごとく翻弄する。

その戦闘描写が映画のメインになっており、ナチス愚連隊の卑劣さやごろつき感を強調しつつ、かれらを挫く一騎当千の活躍がランボーのようにピンチとチャンスを経由しながら活写されていく。

じっさいに監督のJalmari Helanderはインスピレーション元としてランボー(1982)とフィンランドに実在した伝説のスナイパー、シモ・ヘイヘを挙げていて、食い気味のアクション描写によってアドレナリンが分泌するし、全編英語も手伝って「フィンランド映画」という感じはなく、米韓のように完成されたエンタメに仕上がっていた。

ただしファンタジーエンタメとは言っても映画sisuにはドイツやソ連といった列強からつねに足蹴にされてきた小国フィンランドの遺恨がこもっていた。(ように思う。)

ドイツ軍を全員憎々しく、むさ苦しい外観の者たちで揃え、観衆の敵愾心を煽り、結果みなごろしが痛快さにつながっていた。

ゲーム的といえるこの昂揚には、メタルギアシリーズやデスストランディングのデザイナー小島秀夫が反応したそうだ。

『2023年8月1日、ゲームソフト「メタルギア」シリーズで知られる日本のゲームデザイナー、小島秀夫監督がツイッターにメッセージを投稿し「シス」を高く評価して「これはもはや戦争映画ではない。恐ろしくかっこいい男たちの戦いを描いたMADグラインドだ。不死身のおっさんのランボーを凌駕する戦いのアイデアの数々!」と絶賛した。なおメッセージの最後に、小島監督はこの映画の主人公のゲームを作ることに興味を示した。』
(wikipedia、sisu(film)より)

imdb6.9、RottenTomatoes94%と88%。

余談だが、このキャラクターのモデルになったシモ・ヘイヘは少なく見積もった公式カウントでさえ500人超の敵兵を殺害した狙撃兵だが、本作で主人公を演じたJorma Tommilaの屈強で苦み走った感じとは異なり、虫も殺さないような柔和な顔をしていた。

『ヘイヘは戦時中の功績を決して自慢しない控えめな人として知られていた。彼は戦争や自身の体験についてほとんど語らなかった。1998年にどうやってそんなに優れた狙撃兵になれたのかと尋ねられたとき、彼はただ「練習」と答えた。96歳の誕生日直前の2001年12月、ヘルシンギン・サノマット紙による独立記念日のインタビューで、ヘイヘは自身の戦争体験について語った。彼は、これほど多くの人を殺害したことを後悔しているかどうか尋ねられた。彼は「私はできる限り、言われたことをやりました。やらなければ、フィンランドは存在しなかったでしょう。」と答えました。』
(wikipedia、Simo Häyhäより)

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津次郎