ティン＆ティナ　双子の祈り

子どもを題材にしたスペイン映画をいくつか観たが、大抵ものすごい金持ち。
見渡す限りなーんにもない土地にどどーんと大きな屋敷。
インフラ大丈夫か？
お手伝いさんもいないんだね。
いてもおかしくない豪邸だが。
とはいえ年代が年代だから、テレビが小さい笑

その日に養子を決める（お金さえ払えばって修道院も露骨）ってのもすごい。
しかもパパさん「なんか様子が変」とか言いながら。
彼らの生い立ちとか病気（あるかわからんが）には一切触れず。

ジャムを投げ合ったり、羽毛枕で叩き合っり…や、笑えない。
犬が一番可哀想。

殺虫剤と砂糖、同じ所に置く？
しかも似たようなボトル。怖っ
頭に袋を被せるなんてのも、怖すぎるわ。

ようやく授かった赤ちゃん。
え？抱っこが苦手？そうだったの？
犬の死体の後片付けも足の悪いママがやってたし、人使いが荒い、ダメ亭主だったのか。

死にそうな目にあって怯えるママの言葉を信用しない割には、双子の言葉は信じるんだね。
それでいて、最初から妙だの変だっただのとも言う。

最後がまた不自然。
あの悪天候。テレビのアンテナなんかどうしようもないどう思うが。
雷に打たれて火だるまになりながら家に入るってさ〜。
外は大雨だし、外にいた方がよかったのでは？
しかもプールあったでしょうよ。
部屋からなぜが次々と火が…その割には階段は無事なんだね。
変な燃え方してるわ〜。

自分の頭に袋を被せて失神寸前になると奇跡が…というのもなんなんだ？
修道院もめちゃくちゃ変だけどね。
やんちゃで済ませられないようなことばかりだと思うけど？
あの子達が無実だった、というのは、クラスのいじめっ子の件で、なのか？

ちゃんと最後まで観たことを褒めて欲しい。（笑）

白すぎる子供たち。
まつ毛まで白い。そういう病気なのか？

会ったその日にすぐに養子縁組しちゃう夫婦。安易すぎ！
窒息寸前のお遊びをふざけてたのよ...って許す妻。
犬を刺し殺されたのに事故だったって流す夫。

呆れながら見てて長くて最後はちゃんと見てなかったけどあのシスターもグルだったのでしょうねぇ。

フランケンシュタインがドラキュラに変わったと言う事で『ミツバチのささやき』をリスペクトしているのは分かるが。
さてさて。

狂犬病は致死率100％の病である。
こんな無責任な映画作って良いのか？
動物虐待の次元ではない。
最近はなんでこんな映画ばかりなのか？
さて、まだ、1時間以上ある。
兎に角、こんな子供なら、早く返品すれば良いと思う。自虐的に自分達の宗教を疎んじて良いのだろうか？
理屈すら語りたくない。
堕天使って事なのだろう。

どこの誰だか分からないクソガキは貰っては駄目だと言う結論な訳だ。つまり、養子には反対と言うカソリック本来の考え方。
親のいない子供は、可愛そうで不幸せだと言う事にならないか？色々な意味で差別を助長している。

『落ち』が分かった。両親がどうにかなって、双子が弟として出会うって事だ。あと、15分♥絶対にそうだ♥
ちょっと違ったが、要するに空気が読めない『ばか男』に対する戒めって事なのでしょう。
2時間も使って語るな！！15分位の短編で充分！
因みに、現在のスペインは民主化したと言えるのだろうか？共和国だった軍事政権は、王国に王政復古している。厳密にかつ個人的に言えば、王政復古が民主化されたとは思えない。
さて、我が国、日本は世界で唯一無二のEmperorの存在する国である。実に誇らしい国で、ラストエンペラーが存在する国である。