テノール! 人生はハーモニーのレビュー・感想・評価
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ピカソって名前の地域があるの?
将来の為に会計を勉強している学生のアントワーヌは、生活の為に寿司屋のデリバリーをしている。これは趣味だと思うがラップバトルも頑張ってる。ある日、配達でオペラ座の教室に行ったら、生徒の1人に文句を言われ、言い返すのに歌った。何だそれ?と思ったら先生に才能を見込まれ、生徒として通う様に説得される。
は?それで通うとこにするなんて、元々オペラ歌手が好きだったのかなぁ。ストーリーとしては、予想を裏切らないオーソドックスな展開だけど、突然衣装を変えて歌ったり、ラップバトルの歌詞だったり、警察に捕まった兄が親に話す日本の事とか、チョコチョコ笑えた。寿司屋も日本人いなかったなぁ。そしてラストのオーディション、アントワーヌを応援する事にした兄弟や仲間達、イェーイ!ん?オーディション会場に第三者が入れるの?と思っているとアントワーヌが歌い始める、これがめっちゃ上手い。それに先生の事が絡んで泣けた〜。とても楽しめました。
もっと丁寧に描いてほしい
副題に人生を冠するのであればエピローグはほしかったなと思います。主要人物の過去や家庭環境においてもそこに舞台装置として置かれただけのような印象があり、それを改善していく様やそこから主人公が学び取った事という描写が希薄だったような見え方になってしまってもったいなく感じました。オペラやラップのパートは臨場感もあり丁寧な作りで(というかそこに予備知識があればもっと画面から読み取れる事が多いのかもしれません。)見て後悔するような作品ではないので一度見ていただきたい映画であるとは思います。
予告で内容はほぼわかるのに、それでも面白い。
予告でまあそういう話なんだろうなとある程度あらすじは予測がつくが、それでも観ればやっぱり面白い。安定のギャガらしい良作。
主人公を始め、登場人物の殆どは実際に歌っており、ほとんど吹替えがないのも素晴らしい。
「情熱のムリダンガム」と同じく音楽を巡る師弟関係はやはり良いものだ。
関係ないが、ギャガはロゴ表示のときの「どどどど~ん♪」で始まるくそダサいBGMをなんとかしてくれ。本編鑑賞前に萎える。
寿司の出前が起こした運命の出逢い! 星に触れた歌声に輝きを見出した作品
寿司のデリバリーをしたことがキッカケで
歌の先生、マリーに才能を見出された青年
アントワーヌがオペラの世界の扉を
開いて、如何にして才能を開花させていくかが
ブリリアント、輝く星のように描かれていました。
最初は畑違いのオペラなんてと思っていたけど
歌のレッスンを受けるうちに、無我夢中になっている青年、テノールの歌声に心が揺れる思いで見ました。
マリー先生の指導、何枚もの楽譜、
ピアノ曲と響き渡る声
寿司と共に飲むワイン🍷
フランスから見た日本を知ることが出来ました。
オペラ座の舞台に立ったアントワーヌは
兄や幼なじみの仲間たちから見ても
堂々としていました。
オペラッパー
オペラとラップ、セレブとスラム。決して相容れないもの。自分を縛り付ける劣等感だったり迷いだったりする壁を乗り越えようとする主人公や、それを見守る周りの人々の温かいエールがじんわり来た。そう言えば、「エール」もフランス発でしたね。あまりにも良すぎてアメリカ版をついぞ見に行ってないですが。
遠い日本からコンニチハ♪
一流オペラ歌手にスシをデリバリーしにいったラッパー青年がふとしたことからオペラの才能を見出され、ラップとオペラと仲間達の狭間で迷う物語。
初っ端からいきなり地下格闘技⁉に驚きつつ、主人公アントワーヌをとりまく環境が示される。
自身は会計の勉強をしながら、夜はラップバトル。おおよそ、お上品なオペラとは無縁の世界に住んではいたが…。
オペラに惹かれていきながら仲間達も大切にしたい心や、そんな彼を曲がりなりにも守り続けてきた兄や幼馴染との物語も見せながら、オペラ歌手へのオーディションが近づいていき…といった物語は、非常にわかりやすいしテンポもポンポン。
ライバルや先生との関係も、シンプルながら良いですね。あとは、途中まで(?)の彼女はどうなったのだろう。個人的に滅茶苦茶タイプでしたw
そしてラストへの流れは秀逸!!
意外性とかは感じずとも、やっぱりこういうのが観たいですよね。とてもキレイで面白い作品だった。
また、何となくフランスって映画に日本を出してくれているイメージ。留置所でのひとコマはかなり笑いそうになったw
なんだか誇らしいですね♪
思いっきり 泣かされたじぇー。w(ToT)w
泣かされたから満点 といふ訳でわ あーりーまーせーん。
あり得ない設定かもしれませぬが いいんです
映画なんですから。
譜面に付いた○....あれ見たら 歌えなくなってしまうのでわ??と
思ったりとか 色々あるけど いい作品です。
3年前かな「ローズメイカー」と 似たような作りでした。
日本びいきも垣間見られて 笑えましたし。
しばらく泣いてない人は 泣くことをオススメします。
(⌒▽⌒)アハハ!
😀オペラ無知でも最高に満足!(ギャップ/伝統、格式とラップ)
「ゴーダ・愛の歌」の🇫🇷版だね!
「ラップ」と「オペラ」の設定が◎だね。
オペラ教師マリー(ミシェル・ラロック)
アントワーヌ(MB14)の幼なじみの娘(将軍)
2人が、すごく素敵💓😀
主人公アントワーヌの兄さんは、
ラグビー🏉のリーチマイケルさんに、
そっくり😆
ラストは
まさに「ゴーダ」!
(わかっていても、涙が止まらない)
👏👏👏
スケール感が半端ない
オペラ劇場の舞台裏
天井桟敷
圧倒されます!!!
ラッパーがオペラに目覚める笑えて泣けるフランスの感動作。 本年度ベスト級。
ぶっちゃけ全体的に退屈だったけどラスト10分で感動の涙が(笑)
オペラを身近に感じられる作品って事には評価したいところ。
オペラ歌手の歌唱力の迫力が素晴らしい。
フードデリバリーのバイトをしながら学校へ通うラッパーのアントワーヌ。
縄張り争いのラップのバトルに明け暮れてる感じ。
兄は闇ボクシングで賞金を稼ぎの生活。
弟思いの素敵なお兄さん。
アントワーヌがひょんな事からラッパーからオペラ歌手を目指す展開。
アントワーヌがオペラ歌手になる展開が素直過ぎて面白味に欠けていた感じ。
予想外にストレスフリーな展開。
逆に、それがストレスになるとは珍しい作品(笑)
オペラ教師のマリーとの関係もとても良かった。
終わってみれば本作はマリーが主役だったのかな?って感じ。
普段耳にするオペラの歌詞が字幕で意味が解るお得感も良好(笑)
ラスト10分から予想外な展開に。
そう来るかっ!って感じ!
参りましたm(._.)m
これまでの時間が無駄では無かったと思える出来事に泣ける。
ラスト10分の為に作られた脚本って感じ。
エンドロールの歌の歌詞も心に響く。まさに本作のストーリーそのものって印象。
アントワーヌのお兄さん。
日本旅行のシーンが一番面白かったです( ´∀`)
ブラボー!!!シャガールの天井画にシャンデリアは格別だ。
それはパリ・オペラ座。
その美しさと舞台の奥行きとその広さをこの作品は惜しみなく魅せてくれた。
出身階級に関係なく、
パリジャンたちにとってもここは特別な舞台であることが、
ラストのオーディションでの、
誰も寝てはならぬの歌声に対する喝采の表情が物語っていた。
正に、ここがオペラの檜舞台なのだ。
今回、特別に内部撮影できた様で、
この作品の意気込みが理解されたのだろう。
来年はパリ・オリンピックなので、
パリ関係の映画が多くなりそうだ。
それにしてもミシェル・ラロックもパリジェンヌそのものだ…
この作品は、
芸術を愛する人達への讃歌だった。
^^
オペラ座を舞台に、
類まれな美声を持つラッパーと一流オペラ教師との
運命的な出会いを描いたヒューマンドラマ。
寿司の配達のためオペラ座ガルニエ宮を訪れたラップ好きのフリーター青年アントワーヌ。
ふとしたことからオペラの歌真似をした彼は、偶然その場に居あわせた一流オペラ教師マリーに才能を見込まれてスカウトされる。
自分とは住む世界が違うと考えながらもマリーと2人で秘密のレッスンを始めたアントワーヌは、次第にオペラに熱中していくが……。
音楽オーディション番組「THE VOICE」で注目されたビートボクサーのMB14が主演を務め、
自らオペラ歌唱にも挑戦。
「100歳の少年と12通の手紙」のミシェル・ラロックがオペラ教師マリーを演じ、
世界的テノール歌手ロベルト・アラーニャが本人役で出演。
真の輝き
チンピラ兄貴と暮らすフリースタイルラップが好きな大学生が一流声楽家に才能を見出される話。
入る劇場間違えた!?と一瞬迷子になりそうなストリートファイトで始まったけどBGMで一安心w
会計のお勉強をしながら兄貴や仲間たちとラップでシマ争いをするチンピラモドキの主人公が、スシ屋の配達で訪れたオペラ座でちょっと揉め、冷やかしにオベラの真似事の発声をしたらあらビックリ!?たいうストーリー。
しかも実際にオペラド素人のラッパーが演じたってマジっすか!?
目覚めて迷って葛藤して、オペラ歌手のタマゴとしても人間としても、躓き成長する姿を101分という尺の中みせるドラマだから、大成する様な大それた物語ではないけれど、ガツガツしてないし時にコミカルだし、オペラに無縁なド素人の自分にも愉しめた。
「いい導入」、だったのに。。。
「どこにでもいそうな普通の若者が、あるきっかけで(意外な)才能を達人に見いだされ、そのオファーを受けて始まるストーリー」
まぁ、若者に限定しないとしても、青春映画と言うジャンルでは恋愛やスポコンに並ぶベタなストーリーですね。何なら、その展開や結末だって大概意外性はなく、例えば何をもってネタバレとするかと言えば「その展開のアイディア」や「マイナスからの逆転に見るカタルシス」の部分だったりだと思います。
そして、私もこのベタは案外嫌いではありません。単純に観終わっての清々しさもありますし、主人公や周辺の人物が若手だったり、新人に近かったりすると、役者としての将来性の楽しみを味わえたり。さらに、作品におけるキャラクターが持つ能力(本作で言うところのラップやオペラ歌唱)を素晴らしい表現力で魅せてくれれば、評価も思わずプラスアルファを付けたくなる心情に駆られます。
それを踏まえての本作に対する感想ですが、、、
まずそもそもこの作品を観てみようかと思ったのは、予告にある「きっかけ」の部分における主人公アントワーヌ(MB14)と一流オペラ教師マリー(ミシェル・ラロック)が出会うシーン。これは「ラッパー青年に、まさかのオペラの才能が?」という意外性と、その際に垣間見えるアントワーヌの「雑草魂」に大きな期待がもてる「いい導入」だと思います。
ただ、残念ながらそれ以降はほぼダメ。。。
展開についての紆余曲折は、単に「周りに本当のことを言えない」という一点でただ嘘を繰り返すだけのアントワーヌ。そして、アントワーヌの周りの人間には辛いことも起こるけど、基本、アントワーヌは相変わらず嘘を打ち明けられないため「忙しい」ことくらい。結局、全般通して彼は特に何もしていません。
何なら大した練習シーンもないけど、どうなんでしょう?私はオペラは疎か、ラップバトルの方も全く門外漢ですが、知っている方が観たらイライラするのでは?と思うほどの、あまりに緩々な環境です。プロにとって「才能」は、その世界にチャレンジできる前提的な「基本」にはなるでしょうが、決して才能だけでは生き残れないのもプロの世界だと思います。にもかかわらず、物語上出てくる識者らしき人たちは、アントワーヌの歌声一発で称賛します。あの場面でその立場の人がスタンディングオベーションなんてしますかね。。
ただそれでも、その歌唱を本当に素晴らしいと感じれば「そういうもの」として全然目を瞑れるのですが、アントワーヌ以下、他の学生二人についても「私個人の主観」としては特に感動を感じなかったことも後押しして、、もはや白々しさすら感じてしまいました。
ちなみに、一人別格が本人役で出演のテノール歌手・ロベルト・アラーニャ。アントワーヌと一緒に歌うシーンは、残念ながらMB14の「モノマネ歌唱」を際立てている感じです。(苦笑)
そんなアントワーヌとしても、或いは作品そのものとしても救いになるのはアントワーヌ周辺の「仲間たち」ですが、特にシアターでも時折笑いを誘っていたのはアントワーヌの兄・ディディエ(ギョーム・デュエーム)。例えばアントワーヌの(ここも)嘘からの「苦肉の策」における「日本」の扱い方が巧く、むしろ日本人として好感を持てます。ただただ弟思いのいい兄貴です。
オペラ座の警備? そんな疑問は、感動で吹き飛ばしちゃいましょう
終わり方は、最高。感動のままスパッとエンディング曲が流れる。僕の大好きなパターン。
オペラのレッスン場にSUSHIをデリバリーしてOKなの? 軽くツッコミを入れたくなるけど、このシチュエーションがないと物語が始まらない。
主人公のアントワーヌは、ラップだけでなくヒューマンビートボックスもやっているから横隔膜の使い方や呼吸の基礎はできていたのかも。
ウソみたいな話だけど、スーザン・ボイルの例もあるから、現実で起きても不思議はない。それにしても主役のMB14の歌うアリアはすごい。音の波が体に伝わってくる。
パリの貧困層の青年たちと、セレブの子息として何不自由ない生活を送るジョゼフィーヌとディディエの対比がこの物語のベースになっている。
格差問題はさらっと流して、兄弟愛や幼なじみ同士の恋の行方を散りばめながら、なかなか飽きさせない展開が続く。
オペラ座の警備はどうなってるの? そんな疑問は感動で吹き飛ばしちゃいましょう。
ライバルの泣ける友情と、コーチからの手紙でラストは最高潮でございました。
邦題のサブタイトルは不要
テンポよくラップもオペラもよく、チンピラの溜まり場もオペラハウスの館内もバックステージもよかった。MB14が適役で素敵だった。彼がロベルト・アラーニャのアリアを聞いて感動するところでは私も心をガシッと掴まれた。アントワーヌからもらったCDのラップにのってマリー先生が一人ダンスするところは可愛らしくて気持ちが分かって共感した。
自分自身の家族は最低でも、オペラ愛に恵まれ努力を続ける才能とセンスに恵まれたマリー先生。美しいものに囲まれ好きな赤ワインと同じ色のセーターを着て一見刹那的な生き方。でも後進を育て星を見いだす喜びと感動を最後まで持ち続けたマリー先生のような生き方はフィクションであっても憧れる。
弟思いの兄と優しい母親と幼なじみのサミア(逞しく優しく愛らしい)と沢山の友達に恵まれていたアントワーヌ。悩みはただひとつ、自分は何したいんだ?何やってるんだ?ラップもかっこいい。オペラもかっこいい。眠ってはならない、私は勝つんだ!両方できる世界に変えることができたらいい、大谷みたいに。
オペラは劇場で見るより映画で見る方がのめり込める。歌劇場は美しく高揚感もあって非日常を楽しめる。でも1時間もの長い休憩時間はロビーをぐるぐる廻って観客らが互いを観察する時間で、面白いけど要するに見せびらかしごっこ。延々と続くブラボー嵐も好きでないし。ブーイングの方が楽しそう。
オネーギンのポスターが貼ってあって嬉しかった。アントワーヌの歌(オペラの方)は真面目で丁寧で好感がもてた。
あともう一捻り、という感じ いつかどこかでもっとうまい具合に、 誰...
あともう一捻り、という感じ
いつかどこかでもっとうまい具合に、
誰かリメイクしてくれないかな、と思う
でも、
サミアはきれいで、
マリーはとってもチャーミングだった
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