劇場公開日 2023年3月18日

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赦しのレビュー・感想・評価

全23件中、1~20件目を表示

3.5また裁判傍聴に行きたくなった。

2024年2月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昔、裁判の傍聴に時々行ってた。
そこにはリアルなドラマが有り、この映画でその記憶がよみがえる。
『コントラ KONTORA』が国内外の映画祭で注目を集めた日本在住のインド人監督アンシュル・チョウハンの長編3作目で、善人が出てこないと感じる法廷物。
また裁判所に行こうか?

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ナイン・わんわん

3.0娘はまだ生きている

2024年1月26日
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2023年劇場鑑賞22本目 良作 61点

2021年の空白のような作品

空白は、娘を亡くした父と直前にコンタクトを取っていた店員とそれを取り巻くメディアと周囲の人々の構図で、今作は同じく娘を亡くした父と殺人犯の娘の同級生と元妻と現旦那と弁護士が少しの構図

空白に比べると、同級生側につく人や描きが少なく、如何にして娘を失った父と元妻が踏ん切りつけて前を向いて生きていくかのストーリーなので、必然的に構成が父よりになる

まぁ同級生の殺人に至る動機もドラマとしてありきたりながら理解できるし、全体の内容とそれぞれの心情や理屈は何回も擦られたような感じだから、映画鑑賞歴が長くない自分でも、真新しさを微塵も感じなくてお話的にも面白くない

演技もわざとなのか、そういった役者さんなのか定かではないが、主演の父役の棒読みと、コントのような腕の振り被りなどが鼻について上手く集中できなかった記憶です

こういった話は擦られに擦られただけに、捻りが欲しかったです。がしかし父の心の中には娘はまだ生きていて、それに一回蓋をすることを赦すということなのでしょう

こういった邦画ミニシアターの考えさせられる作品が好きなので、期待していただけに残念です

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サスペンス西島

3.5赦しとは

2023年12月27日
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 いじめられていたカナは気の毒ではあるが、殺してはいけない。7年服役したからとはいえ、釈放を願うとは、弁護士の思惑があるのか?カナも何故最初にいじめられていた事実を言わなかったのか。
 殺された娘の父が面会を求め、直接会った時、彼はガラスの破片をこち込んでいたが、本当はこっそり渡して、自殺しろとでも言いたかったのかなあ?と思ってしまった。
 17歳で殺されて7年後。MEGUMIが年齢的に若すぎないか?演技的には問題ないが、ちょっと合わない気がした。
 カナを演じた松浦りょうさんは知らなかったが、独特な雰囲気の、目力のある女優さん、彼女の演技力あっての映画かた。
 赦しとは、、、難しい。

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アンディぴっと

2.5キャストに難ありかな。

2023年12月26日
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高校生の娘を殺された夫婦の物語。だが、二人は元夫婦。
この事件をきっかけに、別れたという設定なのでしょうが、
こういう夫婦は、壊れてしまう場合もあるけど、より絆が深まる場合もある。
そのストーリーも少しは描いても良かったんじゃないでしょうか。
殺した理由も、終盤になってわかってくるんだけど、
なんで今まで黙ってたの? ちょっと無理があるかな。
一番の難は、キャスティング。犯人の子、megumiさんはがんばってると
思うけど、父親役。初出演ですか? ずっと棒読みなのが
気になって気になって。素人かと思いました。

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tochi06

4.0被害者と加害者

2023年12月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中々渋いキャストで映画館では観ませんでしたが、題材、ストーリーはとても面白かった。主演の方は今後光そうでした。メグミもいい演技で好きだなー。

とてもいい映画でしたね。

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ノブ様

3.5女子高生が同級生を刺殺。 被害者は一方的な被害者ではなく、加害者に...

2023年12月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

女子高生が同級生を刺殺。
被害者は一方的な被害者ではなく、加害者にも事情がありそう。
しかし、被害者の両親にとっては娘を殺された事実には変わりはない。
被害者の両親は加害者を赦せるのか。
特に父親の葛藤は見応えがあった。
判決は懲役20年から1年に変更。
加害者は既に7年間服役していたから、6年間余計に刑に服していたことになる。
それに対する補償が一切ないというのはそれでいいのか。

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省二

3.5裁判モノとして見る映画

2023年10月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

娘を殺された元夫婦が、娘を殺した犯人である娘の同級生の裁判に挑む話。
重いテーマの割にすんなりと見られたのは、裁判シーンが多いからか。
MEGUMIも藤森も良かった。
ただ尚玄のセリフが、どうしても片言の日本語っぽく感じてしまうのは残念。
そこのキャスティングが一番重要やないの?

もう少し、なぜ娘は殺されたのか?イジメは本当にあったのか?というところでドキドキしたかった。

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キブン

4.5「本物の裁判物」

2023年7月29日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

今年127本目。

最初の夫婦2人登場で面白いの確定と感じました。裁判の映画たまに見ますがここまで本気の裁判物初めて。女子高生殺害をテーマに原告、被告、特に弁護士のやり取りが凄い。被告の弁護士が最初憎たらしいのかなと思っていたが彼の演技の上手さにどんどんハマって行く。MEGUMIがキャリアハイの演技。あう言うクールな所、男が追いかけたくなる女性だと思います。

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ヨッシー

1.5テーマだけ

2023年4月14日
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テーマはいいのだが、後は駄作の何物でもない。父役の演技が下手で内容にのめり込めない。演技の度にイライラする。父親のアパートの美術が意味がわからない。荒廃した部屋にしたいならポスター貼らないだろう。ダサい。
演出も長回しのヨリカットなど良い面もあるがただそれだけ。
ラストの父親と加害者のやり取りも全く解らない、犯行をとどまる理由がない。
テーマだけが先走っていてあとは何も残らない。公開されている「対峙」のほうが数倍の良さ。
出演者の魅力など全く無く、演出、シナリオどれをとってもだめ。

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るい

3.5やはり金目当てかい!弁護士さん。

2023年4月4日
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鑑賞方法:映画館

勝ったけど賠償金は無しの判決にガッカリした様子の弁護士には呆れる。感情むき出しの大人たちより被告人が一番冷静だったかも。

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あらじん

3.5タイトルなし

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

犯人役は見応えあったけど、親父にイラッとするんだよね。親父を赦す映画なのかも。

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Mr. Planty

3.5キャスティング次第。

2023年3月30日
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鑑賞方法:映画館

これは題材がいいだけに本当にキャスティングが致命的。

そもそも17才の少女に懲役20年というのは確かに疑問には思うけど(個人的感情としてはそれでも短いけど。)そんな中で7年経ち犯人の口から語られること。それが真実なのか、釈放されたいが為の方便なのか、はたまた妄想なのか。犯人と被害者の両親によるギリギリの心理状態でのせめぎ合いや、心の動きをぶつけていくはずなのにこのキャスティングでは正直きつかった。

心に闇を抱える饒舌な殺人犯に松浦りょう。眼差しが印象的ですごく良かった。ただこちら側の3人よ。尚玄は台詞が半分聞き取れない。初めアル中で呂律が回ってない設定なのかと思ったほど。MEGUMIと藤森慎吾の組み合わせはバラエティ色が強すぎる。誰に対して何の赦しなのか。伝わってこなかった。

尚玄の風貌やオープニングとエンディングの演出なんかもお洒落なヨーロッパの映画みたいだったけど、最後は交差点に飲まれて雑踏の中に消えて行ってほしかったな。

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はるたろう

2.5「赦し 」の描かれ方を期待したのだが

2023年3月26日
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とにかく夏奈役の松浦 りょうの表情、目が凄い。赦しを乞うてるようには見えず、怒りでもないく、彼女に関わる人の心の中を怪しく見透かしているような光。せっかく圧巻の表情が捉えられているのだから、もっとその周囲のドラマをなんとか出来なかったか。
雰囲気だけつくって不明瞭なストーリーと、定まっていないキャラクター設定に、説得力がなく、作り込まれていない脚本という印象だった。MEGUMIも活きていない。
残念。

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まっちゃまる

4.5ところで、Decemberって何なのだろう…??

2023年3月25日
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今年102本目(合計753本目/今月(2023年3月度)37本目)。

さて、大阪市では1週間遅れになったこちらの作品です。
「人を赦すということ」という観点では、2022年に個人的に高評価にした「消えない虹」に似た論点があります(こちらは少年事件がメインの論点だが、趣旨的に似る)。

ただ…多くの方が書かれている通り、95分ほどで扱える内容だったのか…というと難しく、このためあちらこちらの描写が省略されたり飛んでしまったり、ある程度の法律の知識を補ってみる必要はありますが、それも95分ほどの映画なので、それを考えさせてくれる前にどんどんストーリーが進んでそのままおしまいになる、という点を抱えます。

映画といえば基本的に120~150分がメインで、180分を超えると特別料金になったりしますが、この映画で述べたい趣旨のことを100分足らずで述べるのは無理があるのでは…というところです。このため、「述べたいこと自体はわかるが、では映画は何を述べたいのか」という点は「ある程度」個人で別れてしまい(ただ、問題提起型の映画なので、常識的な解釈しかできない)、時間の短さも相まってこのあたりが惜しいな…というところです。

といっても、300分だの400分だの(これらは3000円コースで、「お体が不自由な方」でも割引がきかない特別一律料金なのが普通)になっても困りますが、もう少し長く(あと30分だけでも)描写できなかったのか…という点はどうしても残ります。

ただ、解釈は(常識的な範囲において)分かれるとしてもそれも2つか3つであり、問題的としてはなかなか描かれることがないことについて(私が知る限り、2022年だと「消えない虹」程度?)扱った、という点については高く評価しています。

評価は下記を考慮して4.6を4.5まで切り下げています。

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 (減点0.3/映画の趣旨として、この長さではどうしても足りない)

 ・ 多くの方が書かれている通りです。300分や400分コースも困りますが、もうあと30分、40分が長ければ…というところです。

 (減点0.1/結局、タイトル原題のDecemberって何??)

 ・ 大阪市立中央図書館等で調べても、この単語は単に「12月」という意味で、大英和等も含めてもそれ以外の意味は載っていないです。ただ、最初に聖書からの引用が見られるように、キリスト教の教養(プロテスタント?カトリック?)があればわかるのかもしれません。この点は正直私も???です(おそらくキリスト教絡みではないか、と思います)。
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yukispica

4.0赦すこと赦されることの多様なことよ

2023年3月25日
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難しい

被害者その関係者が赦す者ではなく、
加害者そしてその家族が赦される者ではなく、
その時期、その事実の縁起により両者は逆転してしまう。

最終的に、
誰が損したのか?
誰が得をしたのか?
(それを考えるのも面白いことになる)

強かに生きる、女々しく生きる。

あーあー
あーあー
あーああ

ああーー

ラストのハミングが生きる縁起の深さを響かせる。

そう、
監督の出生国を観て鑑賞したが期待に応えてくれた作品であった。

娘を殺された元夫婦と、
犯行時に未成年だった加害者女性を通し、
赦すというテーマを大乗的に挑んだ裁判劇。

日本在住のインド人監督アンシュル・チョウハンが監督を務めた。

追伸
キャストなどのテロップはアルファベットですが、
映画は日本語です。

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カール@山口三

3.0たぶん脚本がダメ。

2023年3月23日
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松浦のポスターがインパクト凄くて見てみた。

尚玄は昔よりちょっと良くなってる。
メグミは今回一番頑張った気がする。
藤森も真剣に役に向きあっていて好感もてた。
真矢みきは優し過ぎてミスキャストだと思う。
松浦はもう存在自体が尊い。キャラが強いのでどんな役でも出来る人になる必要はないから自分世界を上手く形に出来る仕事に恵まれるとよい。
という訳で役者チームが真剣に頑張ってたので3にしてみたが、、、

残念ながら、脚本、プロット、話の基本設計が上手くいってない。なんで一回目の裁判で彼女はいじめの話をしなかったのか、、とか、、疑問だし大問題だし掘れば話も面白くなるのに。崩壊した家族の気持ちの揺れを丁寧に描いてはいたし絵も美しかったけど、、

ぶっちゃけ人の設計、描き方がステレオタイプだったと思うんだ。

ほんとに残念。

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masayasama

2.5この眼差しだけで映画が成立してる

2023年3月22日
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魅力あるポスターですぐに飛びついたけどね 主演男優はちょっとヒドイな。
その怒りや感情が共感出来そうな役なのに芝居が稚拙だから嫌悪させてしまう。
このテーマで1ミリも心に響かないのはその演技演出だ。

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すったもんだだよ

3.5後ろめたさ

2023年3月21日
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悲しい

難しい

7年前同級生に17歳の娘を殺された元夫婦が、殺人罪で服役中の犯人の再審理の知らせを受けて巻き起こる話。

懲役20年の判決は厳し過ぎるとして、そういう活動をしている弁護士の働きにより始まった再審理によって、被害者の両親が一旦は終わったものとなっていた過去に引き戻されていくというストーリー。

判決については一応納得しているものの酒浸りになり今なお立ち直れていない父親と、1度は沈んだけれど再婚をし新たな生活を歩き始めた母親の機微、そして加害者女性の心情をを主に見せていく物語で、現夫への去勢の張り方というか言い分と言うか、そんなものをみるに母親はかなり流され易いのかなと。他にも…ねぇ。

そして父親は判り易く落ちぶれていて、この人の変化がちょっとあまりにも急展開過ぎる様な…。

公判で証人として受ける質問や聞かされる証言の残酷さとそれらが与える心境への影響等非常に重く辛く悲しくとても良かった。

ただ、結構早い段階から酌量されるべき情状がみえるし、逆に何でこんなに重かった?と、7年前の審理がどんだけ適当だったのよ!?という思いがついて回ってしまったのが残念だった。

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Bacchus

3.0松浦りょうのキャスティングが最高 この女優さんは、 この役しかでき...

2023年3月20日
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松浦りょうのキャスティングが最高

この女優さんは、

この役しかできないんじゃないか?

と思わせた

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jung

3.0これはつらい

2023年3月20日
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とてもつらい裁判です。

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かん