うつろいの時をまとう

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うつろいの時をまとう

解説

日本の美意識をコンセプトに独自のスタイルを発信する服飾ブランド「matohu(まとふ)」の創作を追ったドキュメンタリー。

2005年にデザイナーの堀畑裕之と関口真希子が設立した同ブランドは、2010年より「日本の眼」というタイトルのもと、「かさね」「ふきよせ」など日本古来の美意識を表す言葉をテーマに全17章のコレクションを発表してきた。2018年、matohuは同シリーズ最後のテーマとなる「なごり」コレクションの制作に取り掛かる。堀畑と関口はアトリエで議論を繰り返しながら妥協することなくデザインを完成させ、やがてファッションショーの日を迎える。

身近な風景や物から得たインスピレーションを“ことば”に変えて服に昇華する彼らの創作の過程を丹念に捉え、日常の中に潜む美や豊かさを再発見していく。監督は「躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像」など伝統芸能がテーマのドキュメンタリーを手がけてきた三宅流。

2022年製作/96分/G/日本
配給:グループ現代
劇場公開日:2023年3月25日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0自分が歳を重ねると共に一緒に歳を重ねてくれる服はありますか

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

日本伝統の瞬間美をファッションに昇華させた職人2人と、彼らが手がける《作品》達の物語。
映画のコンセプトとかけ離れた感想かもですが、そう言えばコロナ禍以降、いい服買ってないなーと。
自分が歳を重ねると共に、一緒に歳を重ねてくれるような服。あるかと聞かれたら無いっすね。

ボタンひとつとっても生地のデザインひとつとっても、様々な職人さん達の血と汗と涙と努力と膨大な時間が詰まっているということ。
ファストファッション慣れした現代人の価値観に、一石を投じるような作品でありました。

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BONNA

4.0デザイナー

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

2人と接点を持つことができた人として観た。
改めて感じたことは、いやぁ、本当に申し訳ないなぁ。
だった。かなり、知らぬが故の乱暴な物言いもしてきたな

とは言え、本作を見て浮かんできたお二人の哲学と
知らぬが故の投げかけが、思わぬ化学反応を産み出せそう
と言う確信が得られたので、鑑賞後の作業が確定◎

僕がお二人と出会った原点へと戻りました。

仄かなり見える彼方の我が国の
先に照り出す希を望んで🎵

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tomokuni0714

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