劇場公開日 2023年6月2日

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ウーマン・トーキング 私たちの選択のレビュー・感想・評価

全128件中、41~60件目を表示

4.0サロメの殺気立ってる姿がちょっと痛快 フランシスマクドーマンドが変...

2023年6月27日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

サロメの殺気立ってる姿がちょっと痛快
フランシスマクドーマンドが変われない女性、老いもあるだろうけど信仰を重んじるキラリと光る役で流石の存在感
最後の出発がかなり震えた。昨今ここまで格好良い新たな旅立ちは見たことない
グレタの時々差し込まれる馬二頭の話しも良かった
オーナのルーニーマーラが良かった。ドラゴンタトゥーの女のバッチバチの役や、her、キャロルもよかったが今回もすごい

何を選択するのか
自分だったら我慢に我慢を重ねて赦してしまいそう
他の選択肢を考える、耳を傾ける、常にそうありたい

最初の×付けるのって選挙になってるの?(笑) まあそれは置いておいて
ここまで哲学的な話しを繰り広げているのに読み書きできない??とか思いつつも寓話、世界観が独特なのであまり気にならない

納屋での話し合いがメインで人の動きは少ない
暴力的な部分が綺麗に切り取ってあり、かなり尖った作品と感じる
見なくていい部分はみない、見たいけど見れない、のどっちかでわかれそう。

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UPtwHmNNLjBjFuAF

4.5結論から言うと傑作

2023年6月26日
PCから投稿

目は口ほどに物を言い、
口は災いを呼び、
災いは行動を呼び起こすまでの芝居が圧巻!

言葉だけに頼らない細かな芝居で、それぞれの気持ち、状況、何故、をじわじわと手繰り寄せさせる。シナリオと芝居が優れていれば、大げさなセリフ、場所の移動、CG他あらゆるけれんは不要のお手本。

定番の曲の使い方も決まった。

教会にステンドグラスを使う理由もわかりやすい。

静かな闘志漲るクレア・フォイは、
サロメというより、
クィーンっぽかった(エリザベスと、
名曲とかけた?)。

スカーフェイス・マクドーナンド、ブラッド・ピットがPで、
ケレン不要の作品が成立しやすくなる例でもある、、のか。

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蛇足軒妖瀬布

2.5やや退屈

2023年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

会話劇のため、やや眠くなりました。
しかし、2010年という背景は驚き。

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hanataro2

4.5デイドリームビリーバー

2023年6月25日
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鑑賞方法:映画館

ひたすら会話劇

大草原の小さな家の話かと思ったら、まさかのデイ・ドリーム・ビリーバー!

リスベット2人もいるんだから、鬼に金棒だろ⁉と思っていたら…

フランシス・マクドーマンドは居るだけで恐い

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うんこたれぞう

4.5ほぼワンシチュエーションだが、世界や時間の広がりを感じられる

2023年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

納屋での話し合いのシーンがほとんどで、ほぼワンシチュエーションのようですが、不思議と世界や時間の広がりを感じられます。

ボリビアで起きた実際の事件を基にした小説が原作だそうです。
2010年の出来事であることは作中でも言及され、観る人に衝撃を与えます。
決して遠い昔話ではないと明示されています。

本作では男性と女性という構図ですが、人種であるとか身分であるとか、さまざまに置き換えて考えられると思います。

パンフレットの表紙には、村の女性が固く結び合う手が描かれています。
本作の見どころはいろいろありますが、固く結び合う手に象徴されていると感じます。

村の女性たちはみな被害者で、痛みや苦しみを共感しています。
女性たちは、怒りに染まるサロメの激情を受け止め正気に引き戻し、暴行の恐怖からトラウマを抱えるメジャルを労わり慰め合い、無力に打ちひしがれるマリチェに根気よく語り掛け勇気づけ合います。

彼女たちは教育を与えられていなくとも無能ではなく、知性と慈愛にあふれていることがわかります。
信仰の祈りや歌から、善き人たりえるものを知っているのです。
そして彼女たちは、未来への希望をも抱かせてくれる決断をします。

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moro

4.0前に進んでいくこと

2023年6月24日
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絶望的としか思えない状況から回復を目指して話し合い行動する女性たちの物語。信仰を持つことの強さに憧れる。
私は断然過激派のサロメに共感。最後までカッコよかった。

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てら

4.0日本版の舞台でも観てみたい!

2023年6月24日
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鑑賞方法:映画館

これはですね、日本版の舞台でも観てみたいです!

タイトルのまんまで、女たちの話し合いのシーンがほぼメインで、
それぞれの被害経験と、人間性から出る発言たちに、
自分ならどうする?と、こちらが感情移入する女性も
話す内容によってそれぞれで、ぐーっと引き込まれました。
抑え気味の映像の中、流れる赤い血が、
心の痛みをも現しているようで、
心臓がギューッとなるような怒りと悲しみを覚えました。

あえて加害者たちへの罰は描いておらず、
まぁ、女たちが出て行ったことがそうなのかも知れないが、
個人的にはボコボコにしたい気持ちが残っているので
若干、モヤモヤしつつ、そこを描きたい訳ではないことも解りますし、
描かない方が、彼女たちの選択までの過程が非常に印象深く残りました。

最後、未来に続く旅立ちで、本当に良かったです。

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hkr21

4.0平和主義者の選択

2023年6月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

映画自体に凄惨なシーンは描かれていないが、原作の実際に起こったというボリビアの事件はあまりにもショッキングで想像を絶する。複数の女性たちが男たちに牛用の麻酔スプレーによって意識を失わされて、昏睡状態の中で夜な夜なレイプされていた。これを男たちは「悪魔の仕業」「作り話」だと言い逃れ、レイプを否定してきたが、ある日犯行前に目を覚まし、抵抗し、犯人を目撃する女性がいたことから、犯行が判明する。被害女性は最低でも151人、最年少は3歳、最年長は65歳、成年男性や少年も被害にあったという痛ましい出来事だ。
こういう悲劇が起きた後でも冷静でいられるのは彼女たちに信仰心があるからであろうか? 彼女たちは、16世紀に誕生したキリスト教のプロテスタントからの分派である再洗礼派(アナバプティスト)の流れを汲んだメノナイトという教派に属している。この一派は、非暴力主義を貫いていて、暴力を使わない抵抗と融和および平和主義のために行動しているらしい。
赦すか、闘うか、去るか、議論が繰り広げられる。「男たちを赦すことができないと天国への門が閉ざされる」「今まで動物のように扱われてきたのだから、同じように男たちに反抗すべきだ」「自分たちだけでなく、子供たちの身の安全を守るために出ていく」
最後は平和主義に徹しているメノナイトらしい結論を導き出した。復讐に燃えるもの、子供たちの未来を見据えるものなど大半の女性たちは去り、信仰深きもの、知恵のあるものが残った。
どうするのが正解ということではなく、こうするしかないという苦渋の選択であった。
この事件が2010年の出来事であることを知らせる挿入歌『デイ・ドリーム・ビリーバー』は1967年にモンキーズは発売したシングルであるが、日本では、忌野清志郎らによるロックバンド「ザ・タイマーズ」の日本語カバーがあり、セブンイレブンのCM曲としても有名である。

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ミカエル

4.0考えること、信念を貫くこと

2023年6月20日
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Eiji

5.0悔い改めないものを赦すのは…

2023年6月19日
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だいず

4.0南十字星

2023年6月19日
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悲しい

難しい

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いぱねま

3.5閉鎖された空間の違和感

2023年6月19日
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鑑賞方法:映画館

閉鎖された空間が作り出す違和感って物語の題材になりやすい。「メイズ・ランナー」のようなSFに多い印象があるが、「ヴィレッジ」みたいな映画も印象的だ。
本作は、村の男性たちから受けた性的虐待・暴力をこのまま受け入れるのか、残って男性たちと戦うのか、それともその村を去るのかを女性たちで議論するという話。てっきり喧々諤々の議論が繰り広げられるのかと思っていた。
いや、もちろん議論のシーンが多いし、その中から徐々に真実が明らかになっていく流れではある。でも、もっと議論の対立点がハッキリしていて、後から明らかになる事実でみんなの方向性が変わる、「12人の〜」的な話をイメージしてしまっていた。だから、村の女性たちが結論を出す流れがふわっとしていたので少し意外に感じてしまった。
そうなんだよな。議論を楽しむ話ではなく、村の女性たちが男たちからの暴力に立ち向かう話なんだよな。そして、(明確には説明されていなかったが)この村の特異性と設定の年代を感じて、そしてあの別れを悲しむ話なのだとわかった。「デイ・ドリーム・ビリーバー」が流れてきたときはBGMと勘違いして驚いた。なるほど、そういうことか!と。
やはり人を縛り付けるためには知識、情報の統制が効果的ってことだ。実際にあった話を題材にしてるってところも含めてとてもおぞましい。

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kenshuchu

4.0ルーニー・マーラが可憐

2023年6月17日
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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

4.0未来の選択

2023年6月17日
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知的

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レント

3.523076.ワンシチュエーションスリラー

2023年6月16日
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交わされる会話からコミュニティの異常さが浮かび上がる

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movie

5.0生涯のベスト5に入る

2023年6月14日
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泣ける

知的

感動❗素晴らしい作品!ブラビのPLAMBの凄技。エフェクトは許せる映像美、音楽、照明、ストーリーと良い仕事。生涯のベスト5入り。☆☆☆☆☆

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たかなな

3.5ほとんどの場面がディスカッションということは大島渚の『日本の夜と霧...

2023年6月13日
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ほとんどの場面がディスカッションということは大島渚の『日本の夜と霧』みたいなのかなと思って心して観たのだが当たらずとも遠からずというか、白熱した議論というよりは結論は決まっていて意見をまとめるための議論という感じでしたね。

くすんだ銀残しの撮影がなかなかいいなということで撮影監督のリュック・モンテペリエて人は初めて聞くなと思ったら『アウェイ・フロム・ハー』とか『テイク・ディス・ワルツ』でもサラ・ポーリーと組んでるからみてるはずなんだけどそんなに印象に残ってないな。サラ・ポーリー作品以外では目立ったものはないが一応名前は覚えておこう。

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teraox

4.0ルーニーに救われる!

2023年6月13日
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徐々に設定が…

18、19世紀の話かと思ってたら…

加害者が出てこない…

だけど、みんなの想いはあるれるほど…

無意識の優位性の上にいるオレはもう、見てて、気持ち悪い…

こんな映画は子供と一緒に鑑賞すべき。

観たあとに感想なんて語らなくてもいいから…

これは今の映画。

これから未来には、こんなのが昔あった!って、語られることを祈る。

重苦しさの中、ルーニーのエクボは何かを象徴してる?

助かった!

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かし

4.5結論からいうと傑作

2023年6月12日
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目は口ほどに物を言い、
口は災いを呼び、
災いは行動を呼び起こすまでの芝居が圧巻!

言葉だけに頼らない細かな芝居で、それぞれの気持ち、状況、何故、をじわじわと手繰り寄せさせる。シナリオと芝居が優れていれば、大げさなセリフ、場所の移動、CG他あらゆるけれんは不要のお手本。

定番の曲の使い方も決まった。

教会にステンドグラスを使う理由もわかりやすい。

静かな闘志漲るクレア・フォイは、
サロメというより、
クィーンっぽかった(エリザベスと、
名曲とかけた?)。

スカーフェイス・マクドーナンド、ブラッド・ピットがPで、
ケレン不要の作品が成立しやすくなる例でもある、、のか。

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蛇足軒瞬平太

3.5赦しは許可じゃない

2023年6月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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hiwa