配信開始日 2022年11月16日

聖なる証のレビュー・感想・評価

全22件中、1~20件目を表示

4.5『ルーム』の原作者が描く、もうひとつの「閉じ込められた女性」の物語

2022年11月30日
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村山章

5.0近親相姦の罪責と外国の抑圧への抵抗を小さな少女に押し付けて殺そうとする論理=story

2023年8月4日
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徒然草枕

3.5聖人か

2023年6月24日
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悲しい

怖い

19世紀のアイルランド、主人公(フローレンス・ピュー)は看護師だが、4ヶ月も食べずに生きている、という少女を調べてほしいとの依頼を受ける。
なにかカラクリがあると思ったが見つからず、家族も含めて他人との接触を禁じる。
そのうち衰弱し始めるが、食べようとしない。
納得のラストでした。

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いやよセブン

3.0どんよりした空気に満ち満ちている

2023年2月16日
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鑑賞方法:VOD

フローレンスピューの素晴らしい演技と聞けば
見ずにいられないのだけど、
とにかく観たら重い空気に満ちていて
とてもしんどかった。

オープニングのセットからの入りが自分には
何を意味するのかよく分からなくて、
なんだ作り物かよと言う雑念が入ってしまった。

宗教観の話なので、
熱心な信仰をしているとまた違うのかもしれないが、
自分には、洗脳されこうでなければならない、と言う
意識が皆の中で共有されて雁字搦めになった哀れな
家族と、真実を受け入れられないのに観察しろと
命じた哀れな信仰者たちとしか思えなかった。

難しいし重いし、
4ヶ月何も食べない娘がどうやって生きてるのか?
と言うミステリーをもっと大々的にエンタテインメント
仕立てでやってくれればよかったのになと
思う。

まぁでも、日本でも話題になってた宗教二世の
問題もこういう感じで、周りは逃げればよいと
簡単に言うけど、親が全ての子どもにとっては
難しいよなと思いました。

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奥嶋ひろまさ

3.5フローレンス・ピューの重厚な演技

2023年1月26日
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信仰心、大人のエゴ、罪悪感
色んなものに巻き込まれてしまった少女。
助けが必要なのに周りの大人たちは自分たちの事しか考えない。
重厚な内容にフローレンス・ピューは重厚な演技を見せてくれた。
ピューは多種多彩な演技ができる女優です。
今でも凄いけど、もっともっと凄くなり、
トップ女優になるのは間違いないでしょう。

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tom

3.5抑圧された少女

2023年1月15日
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ホラー好き

4.0宗教映画としてだけ見るのはもったいない

2023年1月14日
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Pocaris

4.0力作

2023年1月9日
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19世紀半ばアイルランド。ロンドンの看護師エリザベスが4ヶ月絶食しているという少女の観察を依頼される。閉鎖的な田舎町の一家の娘アナはしかし健康であった。何で食べないのかという質問には「天のマナを食べている」と答え、朝に夕にお祈りを唱え、とにかく信仰に厚いのだった。アナには聖なる明石として頻繁に訪ねて来る人がおり、その人らから食べ物をもらっているのか、と疑う。エリザベスはアナに負担になっていると判断して家族にも面会を禁じる。
ある日アナやこの地域の取材にロンドンから記者が訪ねて来る。アナは彼に村の泉を見せ、彼はアナに世界旅行の話をし、鳥カゴのおもちゃをプレゼントする。
徐々に衰弱していくアナに無理矢理食物を与えようとするが、ある時、母親が面会時に口移しで食べ物を与えていたのだと気づく。なぜそこまでして食べないのかアナに問い詰めると、9才の時に死んだ兄とは二重の関係、つまり兄と妹プラス夫と妻の関係でもあった、と告白される。
口移しで食べ物を与えていたことは、当然、彼らには否定され、村の聖職者や医師に説明しても信じてもらえず、このまま衰弱死するアナを見殺しにできないと判断したエリザベスは、一家が夜のミサで留守にする日に、ある企てを実行する。エリザベスは皆には未亡人と話していたが、実は生後3週間の子どもを亡くしており、まだ救える子どもを見捨てられないのだった。
泉に瀕死のアナを連れて行き、一旦目を閉じさせて、ナンに生まれ変わらせるエリザベス。
火事の一件の調査後、それまで常に彼女と交代で観察していた修道女がエリザベスに質問する。何か見られているのかと警戒するが「胸騒ぎがしたのでミサを抜け出すと、天使が馬に乗った少女を連れているのを見た」と言う。
ある女性のモノローグでスタジオのセットから始まるオープニングと、そのセットで終わるラスト、という凝った作りも含めて、力作だと思った。

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ミーノ

3.019世紀アイルランド

2023年1月3日
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中世のような世界で暗い空間。スカートの裾は酷く汚れたままで、道はぬかるんでいる。宗教がのしかかる日常で、会話も話も重くて、スロー。
睡魔に襲われること幾多。映画館の方が合っているように思う。

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Kj

3.0宗教だけでは生きられない

2022年12月27日
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悲しい

怖い

難しい

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近大

3.0もどかしい

2022年12月24日
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最初と最後、スタジオセットと映画の世界との切り替わるシーンが好きである。
なかなか見ない、かなと。

食べない少女ともりもり食べる看護士。
何度も出てきたが、これも面白かった。

ただ、なかなか真実がわからないもどかしさ。
アンのお兄さんの話もなかなか伝わりにくいかな、と。
記者との関係性も、唐突に感じたし。

映るのは、アイルランドの田舎、酒場兼宿?あとは少しの町。
アイルランドの景色は壮観。
ロケーションがやや少ないような。
そういう手法なのかな〜

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ジャーニー

2.0カルト的なやつ

2022年12月18日
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m@yu-chan

3.0ほとんどカルトっぽい

2022年12月16日
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悲しい

怖い

難しい

アイルランドの閉鎖的な村での信じられない話、4ヶ月も食べずに生きている少女、そのからくりが見えて来るにつれ、狂信的とも言える信仰を持ち、自らを滅ぼすほどのパワーで他者を寄せ付けない家族の有り様が見えてくる、最初は訳がわからなかったけど、同じキリスト教信仰でもちょっとついていけない感じが否めない。真実が明かされて来るに従い、後戻りよりも、強行突破を選ぶ登場人物たちにちょっとスッキリした。

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Naotanjr

3.0現代への警鐘

2022年12月4日
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宗教のもつストーリーを介した、
洗脳や救世主待望論といった側面と、
周囲の大人の身勝手さにより、
結果的にひとりの少女の命を危険に
晒してしまうことに怒りを覚えた。

若手の活動家を未熟といって切り捨てたり、
あるいは利用して使い捨てた挙げ句、事実上
社会から抹殺するような動きと通じるものを
感じた。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。

3.5食べずには生きられない

2022年11月27日
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16世紀から20世紀にかけ英国で定期的にFasting girl(=断食少女)というものが現われたそうだ。

何ヶ月も食べていないと主張する少女およびその家族のことで、目的は教区からの寄付や恩恵にあずかり家計を潤すことにあった。

こんにちでも子を脅迫して学校に行かないというマーケティングをしている親がいるし、環境活動をやらせて巨財をきずいたスウェーデンの少女とその親もいる。

それらを顧みれば暗黒時代にFasting girl詐欺が横行しても不思議はない。

ただしキリスト教がやっかいでおそろしいのは食べずに生きているという与太話に猶予が生じるところ。

そもそもがFasting girlを擁立する一家の最終目標はバチカンのような高位のところから奇跡認定されることだ。食べずに生きられるのは神聖さのしるしと見なされる。

つまり中世キリスト教世界ではFasting girlが「もしかしたらほんとかもしれない」と勘案された。だからこそ定期的に彼女たちが現われた──わけである。

何人かのFasting girlが後世に伝えられていて、その伝承にもとづいてアイルランド系カナダ人作家のEmma Donoghueが2016年にThe Wonderというスリラー小説を書いた。

それをチリの監督Sebastián Lelioが映画にし、Netflixに乗り、聖なる証と邦題された。──のが、これ。

──

4ヶ月も食べてないと主張する少女とその家族があらわれ、教区がその審判員として修道女と看護人を派遣する。交代で二週間少女を観察せよとのお達し。──。

ところが信心深い一家は騙り(詐欺)を目的としておらず、断食とそれによってもたらされる死を試練ととらえ、当人さえも殉教を望んでいる。
それが映画の格調をあげ、テレーズやヨアンナのような宗教気配もあった。

が、非科学的な親が少女をみごろしにする話になっているので、立脚点は宗教サイドではない。むしろベルイマンのような「神の不在」映画といえる。

あまり明白にはされないが、アンナ(Kíla Lord Cassidy)は亡くなった兄から性的に玩弄されており──それを見とがめた親が兄を責めた結果、なんらかのかたちで兄は世を去る。で、亡くなった兄にたいする贖罪として親とアンナは断食を敢行するという話。(──だと思われる。)
リブ(フローレンスピュー)がやってくるまでは口移しができていたが、引き離されたことで神の意思にまかせる──ことになる。・・・。

なお、物語全体が俯瞰されるように撮影舞台がむきだしになっている状況から入り/閉まるがメタフィクションの気配が効果的──というわけでもなかった。

が、映画はいい。重厚で魅力的な雰囲気。豊頬で真っ白なアンナ。目力の据わるリブ。引き込まれた。

──

ピュー、たくましい。ずんぐりでがっちり。強い女の印象。放火し人様の娘を奪取し豪州へ飛ぶw。そんな強引が暴れない女優、ほかに居るだろうか?

Paige役にBelova役、豪胆だし、ずっとアメリカ人だと思っていた。イギリス人だなんてはじめて知ったw。

──

(余談だがこれを見るまえに荻上直子監督の川っぺりムコリッタという映画を見た。外国映画との差を感じたときに日本映画のポジション=存在意義について気づくことがある。それは「じぶんのさくひんを堂々と世間に披露しよう」という強いメッセージ。文でも絵でもなんでもいいがわたしがつくったものは世に出しても恥ずかしいことじゃない。──と日本映画は教えてくれる。)

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津次郎

4.0またNetflixで

2022年11月21日
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 またNetflixでざわつく映画に出会った。娯楽映画好きには絶対無理系。話はひたすら平坦で謎はあるけど挫折者いっぱいやろなぁ。で、真相解ってもやるせない。これにパワー・オブザ・ドッグ思い出す自分は変なのかもやけど、因習、思い込み、今回は特に信仰(日本人特に外国の信仰はわからないと思うけど、ちなみに自分も映画etcで少し知ってるだけです。)に翻弄される登場人物は同じと思える。カンバーバッチもアン(役者名覚えてません)も束縛から開放されるけど棘だらけのカンピオンより今作はハッピーエンド。観終わって何時間も経ってからざわつきが来る映画にまた会えました。
 えらそうに書きましたが自分の今年1番は娯楽作トップガンです。
 最後にピールもパワーのカンバーバッチ並みに芸達者と思わせてもらいました、ということで終わります。

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もごっと

2.5うーん、東洋人には

2022年11月21日
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やっぱり、聖書絡みのストーリーは理解しづらい。
ピューさんの演技を楽しむことにしました。
結末は、happyでよかったですね。

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けはえ

3.0食べない少女と食べるピュー

2022年11月19日
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フェルメールの牛乳を注ぐ女の絵画のような世界観。
カラバッジョやレンブラントのようでもあって、本当に美しい。
しかし内容は、だいぶ重い。家族とは、、、信仰とは、、、考えさせられる作品でした。

食べない奇跡の少女の反面、ピューが怖い顔で食べるシーンが何度も出てくるのが印象的。

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りう

3.5フェルメールや、レンブラントの絵を観るような作品。 Nan Wil...

2022年11月18日
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フェルメールや、レンブラントの絵を観るような作品。
Nan Will・・♪
信仰という物は、怖いものだな。

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J417

1.5贖罪VS実存主義か?僕はそう見た。

2022年11月17日
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マサシ